COLNAGO(コルナゴ)CONCEPT(コンセプト)のインプレ

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試乗会で乗って妙に印象に残るバイクだったCOLNAGO(コルナゴ)CONCEPT(コンセプト)のインプレです。

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COLNAGO(コルナゴ)のエアロロード、CONCEPT(コンセプト)のインプレ

コルナゴってエアロってイメージ無いブランドですけど、このCOLNAGO CONCEPT の車体を見ると、手の込んだペイント。美しい・・・ ああ、やっぱりコルナゴなんだなっていう納得感

このペイントはイタリアで特注で仕上げていると聞きました。

COLNAGO(コルナゴ)CONCEPT(コンセプト)はエアロロードとしては乗りやすいバイク

正直なところ、あんまり期待せずに乗ったのですが妙に印象に残っているバイクです。

それは、エアロなのに固くないダンシングでも坂を登りやすい。ノーマルバイクのような扱いやすさがありながらもエアロバイクの良さがある、どことなく優しさというか、しなやかさを内包したバイクだったからです。

履いていたホイールはデュラエースのC60。コルナゴコンセプトは車体も軽くない(どちらかというと重いフレーム)なのに、発進に重い印象はありません。軽くてシャキシャキとも違いますが、ごく普通の感触。そして伸びやかにリニアに加速していくイメージ。どんな踏み方も許容してくれるようなBB周りのウィップ感が若干ある。12-25Tみたいなギアで一段、また一段と気持ちよく加速して、気づけばすごくスピードに乗っているような乗り味。そして扱いやすい。高速のロングライドなんかには足もあまり使わずに乗れる、最高の乗り味だと思います。

COLNAGO(コルナゴ)CONCEPT(コンセプト) のダンシングのしやすさにびっくりする

試したコースの中に坂もありましたが、同時に試したコルナゴの軽量ヒルクライムV1-Rより登るのが楽しい。BB周りのウィップ感のせいかリズミカルにダンシングでヒラヒラ登っていけて、しかも足に疲れが残らない

手前がV1Rで奥がCONCEPT。

要するにこのフレームは楽しい。カーボンだけどパリパリのハイエンドのカーボンバイクというわけでもキレの悪いバイクというわけでもなく、 表現が難しいのですが、すごくレベルの高いしなりを生かして走る感じ。リムハイトの高いホイールを履いていたのに、振動がガタガタ来た記憶も無いので、振動吸収性も良いのでしょう。

COLNAGO(コルナゴ)CONCEPT(コンセプト) は、エアロロードと思わせておいて、乗るのが超楽しいバイク

同時に乗ったV1-rは頑張って漕いで凄いスピードが出るなぁ!という普通の高性能バイクだったのですが、、このコンセプトのせいで印象が超薄いです。(本当はV1-Rを購入しようか検討していたので試乗しに来たのに)あくまでV1-Rは普通に軽くて高性能。気合を入れて速く走りたい人向けの印象。

しかしコルナゴコンセプトは速く走りたければ速く走れるし、ちょっと力を抜いて走りたければそれも受け入れてくれるような懐の広いバイクの印象。

同じエアロロードでも、サーベロS3はゴンゴン前に進む印象で、リドレーNOAH SLはスイーっと前に進む印象。ですが、コルナゴ・コンセプトはシュルシュル、ヒラヒラ前に進む印象。良くホイールの試乗インプレでボーラの味、っていうことを言いますが、そういう感じ。味のあるバイクがコルナゴ・コンセプト

この乗り味はちょっと特徴的です。

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