購入したブライトン750SEのライドインプレです。走行距離の合計は160km強。土地勘のあるエリアでナビを使って走ってみました。
- Bryton(ブライトン)Rider(ライダー) 750SEでライドしたインプレ
- Bryton Rider 750SE のバッテリーの持ちは確かに良い!
- 750SEのマップは見やすい&スクロールも問題無し
- ブライトンのナビ表示は慣れました、むしろ、知らない裏道提案って感じで使うと面白いかも
- サイコン毎にリルートの方針の違いがあるかも
- いきなり現れる坂道表示、クライムチャレンジ
- オープンストリートマップは、やっぱり楽しい
- ナビでは自転車通行不可の道(バイパスなど)に注意!
- オートパワーオフからの復帰でも大丈夫、ライドが切れてない
- Rider 750SEの液晶のコントラストは低めかな?
- まとめ:Bryton(ブライトン)Rider(ライダー)750SEは、手軽にルート検索しやすいのが美点のサイクルコンピュータ
Bryton(ブライトン)Rider(ライダー) 750SEでライドしたインプレ
購入時のファーストインプレはこちら
ここから普通にライドしてみてちょっと好印象になりました。
Bryton Rider 750SE のバッテリーの持ちは確かに良い!
まず、ナビを使ったり、地図をスクロールしてみたりしながら80km走って、バッテリーは85%の残量でした。走行は3時間40分ですが、寄り道などをしているので750SEの電源は6時間ついています。6時間で15%を使ったということなので、単純計算で40時間持ちます。ということで、スペックのバッテリー40時間は盛ってるわけではなさそう。
また、これなら毎回充電する必要が無いので、充電回数を減らせますね。結果的に、電池の劣化を避けることが出来て、製品寿命も長く保てるんじゃないかと思います。素晴らしい!
750SEのマップは見やすい&スクロールも問題無し
走行中、マップ表示を多用しましたが、見づらいと感じることは無く、タッチパネルによるスクロールも問題ありませんでした。他のオープンストリートマップ搭載のサイコンと比べても、使いやすい地図だと感じます。
走行中に「ちょっと先を見たい」みたいな使い方にはバッチリです。
ブライトンのナビ表示は慣れました、むしろ、知らない裏道提案って感じで使うと面白いかも
ファーストインプレッションでは、音が出ないナビってさぁ・・・と思っていたのですが、ブラブラと乗るようなポタリング的な使い方だと、音が鳴らないのは、むしろうるさく無くて良かった。普段、私はナビを参考にして、好きな道を走ることが多いので、静かにリルートしてくれるのはむしろ良かったです。これなら音を気にせずナビをだしっぱなしにできます。
ということで、Bryton 750SE のルート提案は、知らない道への探索提案みたいな感じで参考にすると見知らぬ道へのライドが捗りそう。誰かに案内してもらう新しいルートって楽しい、そういう感じですね。
サイコン毎にリルートの方針の違いがあるかも
また、リルートで選ばれる道は、これまでのサイコンとは異なる印象。やはりサイコンメーカーによって、リルート方針が異なるのでしょうね。印象としては、SIGMA ROX は設定した「目的地」に早く着くためのリルート、Brytonは「設定したルート」に速く戻る為のリルート(だから目的地に対してはかえって遠回りになることもある)、という感じです。
予めPCなどで作成したルートの場合、この挙動でイイと思うのですが、一方でサイコン上でポイントを選んでサイコン任せで作ったルートの場合は、目的地へ速く着くようにリルートしてもらえる方がベターと思います。
いきなり現れる坂道表示、クライムチャレンジ
ナビを表示していて、いきなり街中で現れた斜度グラフの表示、ちょっとビックリしました。
また、この斜度表示、一回登って下って、もう一回登るのを「一回の登坂」として扱っていたので、これもビックリ。区間の選定理由が不思議に感じました。ただ斜度の表示はちょっと雑かなぁ~という印象。まぁ慣れの範疇でしょう。
※今回表示されたのは数回なので、使っているとまた印象が変わってくるかも。いきなり坂表示が出るのってSTRAVAのライブセグメントに差し掛かって気合入るみたいな「ライドにめりはりがつく」側面もありますし。
高度グラフとしては、坂になったらいきなり現れるこの機能以外に、普通の高度表示グラフを表示することも出来ます。(また、ナビ表示の下に高度グラフを表示できます、設定の仕方は下の写真)
今のところ、クライムチャレンジはオフにして、通常の高度グラフを見るようにしています。
オープンストリートマップは、やっぱり楽しい
廃道巡り向けの機能のとして大切(?)な、オープンストリートマップ。ちゃんと下の写真のようなところも地図に載っています。しっかりグラベル対応で好印象。
ナビの種類でMTBとか選ぶと、ここを案内される可能性があるので注意!
※750SEの純正のサイコンマウントのロック(サイコンの保持力)が、これまでのSIGMAに比べて緩めでズレやすそうなので、MTBには向かないと思います。
ナビでは自転車通行不可の道(バイパスなど)に注意!
どっちかっていうと一般的な注意点は、オープンストリートマップだからか、自転車通行不可のバイパスなどを案内されることがあるので、走行しない様に注意!
オートパワーオフからの復帰でも大丈夫、ライドが切れてない
ちょっと心配してたんですけど、オートパワーオフからの復帰でもライドが切れていません。まぁ当然ですけど、これで安心。
Rider 750SEの液晶のコントラストは低めかな?
弱点としては、Rider 750SEの液晶のコントラストは比較的低め。濃いめのサングラス(オークリーのプリズムロード)をかけていると、若干表示が見づらい印象。上位機のS800の画面がMIPSで750SEはTFT液晶なので、ハード面で違いが出ているのでしょう。
※但し、この評価はバックライト暗め&半光沢の保護シールを貼った状態です。バックライトを明るくするか、光沢系の保護シートだと評価が変わってくると思います。
まとめ:Bryton(ブライトン)Rider(ライダー)750SEは、手軽にルート検索しやすいのが美点のサイクルコンピュータ
ということで、Bryton 750SEは普段のライドだと何も問題なく、使いやすいサイコンでした。ナビで音が鳴らないのもメリットがありますね。
ところで、既にナビ付のサイコンを使用していると、上で書いたような「ナビに案内してもらう新しいルートって楽しい」っていうのを体験しているかもしれません。このBryton750SEの美点は、「音声検索が出来るので、知らない道を通るナビをめっちゃ気楽に作れること」と思います。お気に入り地点を登録して、ワンタッチでのルート検索も出来ますし。
また、なんとなくスタンドアローンで動かないサイコン(スマホ接続が必須なサイコン)って嫌いだったのですが、バッテリーの持ちが良いので、見直しました。多分ですけどスマホと接続することで、ルート計算なんかをスマホに任せてサイコンのCPUは軽めにしてバッテリー消費を抑えられるという理屈なのではないでしょうか。この機能を使ってバッテリーが40時間持つのはこれまでの(単体で動作する)サイコンでは考えられなかったからです。
※一応、今回は絶対にナビ通りに走らなければならない、というシチュエーションではなかったので、もし可能ならそのようなシチュエーションも試してナビに関するインプレを書ければと思います。
↓Rider750SEの画面保護フィルムなど。オフラインのリルート機能が不要なら、ブライトンでは画面がより美しいMIPSのS800もイイかもしれません。
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