勝浦の海岸線は気持ちの良い見どころがたくさんあります。前回、川津漁港や鵜原理想郷を記事にしましたが、今回は更に鴨川方面に進んだ、守谷海岸にある洞窟や、おせんころがしを目指して走って来ました!
勝浦の海岸線のライド!おせんころがしや、守谷海岸、鯛の浦など、ゆっくり回れば見どころが沢山
ということで、鵜原までは前回の記事を見てもらうことにして、まずは勝浦側から行ってみましょう!
勝浦の守谷海岸にある守谷洞窟
勝浦から鵜原を過ぎて次に到着する守谷海岸には、守谷洞窟というポイントがあります。
入り口は守屋漁港。キレイな磯の風景が広がっています。
そこからコンクリートで固められた道を通っていくと、待ち受ける守谷洞窟が!
こちらが守谷洞窟!中に入ってみますが奥行きはそこまで深くない様子。
しかし、その先にもっと気になる穴が・・・
この穴を突破した先には、豪快な磯の風景が広がっています。是非覗いてみることをオススメします^^
浜行川漁港のラーメン屋さんが超昭和レトロ!
この辺りの海岸線を通る道、googleMAP上には全く見当たりません。しかし、地図に無いだけで何とか海岸線を辿れないかと思って (房総はよく隧道とか、砂利道とかありますから) 寄った浜行川漁港。そこにあったラーメン屋さん。ここが昭和レトロすぎるラーメン屋さんでした!
入ってみると、なんと麻雀ゲームの卓がテーブル!
絞りこまれた男らしいメニュー表(笑)店主のおばあちゃんに聞くと、チャーシュー麺が良く出るとのこと。ということでチャーシュー麺を注文。
味の濃いめのスープに、トロトロで美味しいチャーシューでした^^
漁港の漁師さんの為に、チャーシュー丼はテイクアウト可能なんだとか。暖かい時期には、お昼に浜辺でチャーシュー丼食べるのも楽しそうです^^
そうそう、一つ手前の興津港からの海岸線はお弁当を食べながら釣りをしたり、歩いたりするには面白そうな場所でした。しかしロードでは最後まで走れそうにありません・・・
行川アイランドの跡地には広い駐車場跡
浜行川から国道を行くと気になるだだっ広い駐車場。これはかつて存在した行川アイランドというテーマパークの跡地です。行川アイランドへのトンネルは進入禁止なので、googlemapの空撮で楽しむだけにしましょう(笑)
おせんころがし旧道は海がキレイな海岸線ライド
さて、おせんころがしの石碑へは簡単に出ることが出来ます。案内板があるのでこの分岐を左に。
この写真のすぐ左には石碑があります。その石碑の横から断崖絶壁の上に登れそうですが、今回はパス!
そして、こちらからおせんころがしの道は完全に草で塞がれて入れそうにはない状態・・・
結局、来た道を戻って国道のトンネルではなく、旧道を通り、おせんころがしの逆サイドへアプローチします。
入り口はこの階段の右の隙間の板の上からです(笑)しかも下は崖!
慎重に歩いて入りましたが、やはり草がボーボーでちょっと厳しいですね。鎌かナタでも持ってこないとこのやぶ漕ぎは辛そうです。
ということで、この断崖絶壁の道を走るのはあきらめて、国道の横を走る旧道で安房小湊へ向かいます。こちらからだとおせんころがしの崖沿いの道を見ることができます。下の写真の左側真ん中あたりがおせんころがしの断崖絶壁の道。危険極まりない道ですね(^^; それだけ通行が困難な土地だったんでしょう・・・
そしてここから鴨川へ向けての旧道、ここの海はめっちゃキレイです!!この区間は是非、国道を走らずに旧道を走りましょう!
安房小湊の鯛の浦に出ると日蓮宗の聖地だった
旧道を小湊に近づくと現れる謎の建物。宗教組織の匂いがプンプンします!
鯛の浦への遊覧船乗り場に出てみると日蓮宗の聖地の様子。門前町と港町が合体して、独自テイストのお土産屋さんが並んでいます。
また折角の港町と海のライドですので、海鮮丼を食べるなら、この安房小湊の辺りは美味しいおらが丼屋さんが豊富です。
あと誕生時の入り口付近には、無料足湯とパイナップルを凍らせたパイナップルバーをうっているお店があります。
鴨川市の天津神明宮はロードバイクLOVEな禰宜のいる神社
この後も鴨川方面へ走り、房総のお伊勢さんといわれる天津神明宮に寄ります。何といっても、この神社の禰宜の方がロードバイク乗り!BOSO JINZA RIDE というスタンプラリーを企画されています^^
無印良品による特集ページはこちら↓
ということでサイクルラック完備の神社に参拝してから、社務所に「交通安全守り」があったので購入することにしました。ヘルメットやフレームに貼れそうです。
天津神明宮からは海が一望できる麻綿原高原へ登ることが出来る!
天津神明宮の道をそのまま登っていくと、標高340mの麻綿原高原へのヒルクライムを楽しむことが出来ます!
ということでここから麻綿原高原へ登りへ。
ヒルクライムを楽しもうと、しばらく登ったところで、路面に剥き出しになってた金属によるカットで前後タイヤが同時にパンク!
シーラントが全周から噴き出して空気が止まる気配がありません(^^;
いや~この現象は初めて見ました・・・前輪はタイヤとリムの接する場所全体からシーラントが噴出しています。これって、ビートが落ちたってこと???リアタイヤはタイヤサイドに穴が開いています・・・
予備チューブは一本しかもっていないので、まずはタイヤの外から穴に合わせて、トピークのパンクパッチを貼ったのですが、かなり低い空気圧で無いと、はがれてしまうことが判明。ちょっと使えない手だったか・・・
※GIANTからは、チューブレスタイヤの外から貼る修理キットが発売されています↓
仕方が無いので、昔、本で読んだような知識で、タイヤに草でも詰めようかと思ったのですが、嫁が迎えに来てくれるということで助かりました^^
実際にタイヤに草を詰めた人www↓
ということで麻綿原高原を登るのは中止!今回はここで下山して帰宅することにします。
勝浦の海岸線のロングライドはやっぱり面白い!
珍しいトラブルに見舞われましたが、面白いライドでした。
特におすすめは守谷洞窟の磯と、おせんころがしの旧道。それから天津神明宮も折角なのでお参りすることをオススメします。禰宜の方がいらっしゃったら盛り上がりそうですし(笑)
※勝浦から走ったとして、コース的にはこの後、麻綿原高原から、学校の校舎を使った蕎麦屋「もみの木庵」へ。大多喜の細い林道を抜けて、チーズとジェラートで有名な「高秀牧場」。それから一宮へ抜けるコースもいいかと。睦沢で「豊原切通し」に寄ったり、一宮で玉前神社前の和菓子屋「角八」の美味しいミカン大福を買うのもオススメ。
※天津から鴨川へ抜けて、長狭街道に入り、棚田の大山千枚田と、小学校を活用した道の駅で有名な保田へ抜けるコースもいいですね、後半に峠があります。
小学校を改装した道の駅の紹介記事はこちら
因みにチューブレスタイヤは、専用パッチを内側から貼ることで修理できます。但し、今回履いているシュワルベプロワンは、内側がざらざらしている構造なので、そのリペア方法が不可。再利用するには、シーラントを再注入してエア漏れを止めるしかないです(^^;
※後から良く見ると5ミリくらいサイドカットしていました↓
また Lezyne のダーツ方式のチューブレスリペアキット( 47g )が、ロードバイク対応となっています。こういうのにシフトするのも良いかもしれません。 口コミ内に65psi(約4.5気圧)で飛び出したとあるので、4気圧までならロードでも耐えられそうです
前回の勝浦ライドと麻綿原高原の紹介記事、豊原切通しに行く隧道の記事↓
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