ロード乗りたるもの、折角クルマを買うならロードバイクを積めるものがいいですよね。
今回クルマが必要になり、購入することになったので、エブリイのJOINという軽の商用車を購入しました。
かなり使い勝手が良いのでレビューしてみようと思います。
スズキ エブリイ ジョインはロードバイクを余裕で積載できる軽商用車!
エヴリイJOINの良い点
今回エヴリィJOINにした理由は大きく3点
・家族4人乗って、しかも自転車も運べる積載能力(リアシートを倒さずにバイクが積める)
・商用車なのに乗用車グレードのシートがついている乗り心地の良さ
・軽の商用車なので税金も安い
ちなみに同様の特徴の車にダイハツのハイゼットクルーズがあります。
ただ、ハイゼットクルーズよりもエブリィの方が積載能力が若干高いです。
通常、商用車のリアシートは固く乗り心地が悪いのですが、この2車種だけは乗用車グレードのシートが装着されています。ですので、通常のドライブに使用しても違和感がありません。
軽自動車なので高速道路はどうか?と思いますが、ボディ形状の問題で風に煽られやすい以外は、ちゃんと100kmでますし問題ありませんでした。
エヴリイJOINと比較した車種(N-BOXとN-VAN、そして新型タント)
当初は人気の N-BOX や N-VAN を考えていました。ただN-BOXではどうしてもリアシートを倒さないとロードバイクの積載は難しそう。
またN-VANには+STYLEというリアシートが少しマシなグレードがあるのですが、それでも固く長時間のドライブには向いていないと判断。そして、N-VANはどうしてもN-BOXベースで作っているので、エンジンの位置的な問題で、積載可能なスペースが狭いんですよね。(ボンネット部がエブリイより大きい)そしてその都合でリアシートと運転席とのスペースが超狭い。
新型タントなどもチェックしましたが、4人乗ってロードを乗せるには、どうしてもリアの積載能力に問題がある。一方で、商用車なら積載能力は問題ないのですが、リアシートに問題が。。。と悩んでいたところ、まさか、まともなリアシートがついている商用車というジャンルがあるとは知りませんでした!
エブリィは軽自動車なのにシエンタ位の積載能力がある!
実は引越しをするときに家族四人が乗れてロードを乗せられる車として「シエンタ」をレンタルしました。シエンタでは、前輪を外せば後輪を外さずに斜めに置けば積載可能でした。エヴリィは軽なのに、リアシートを最大限前に出したシエンタと同じ位の積載能力があります。
実際に積載した写真はこちら!
前輪だけ外して超雑に載せてますが余裕で乗ります。この写真ではハンドルを曲げてないのですが、ハンドル曲げればもっと余裕があります。
試していないですが、ロードの前輪後輪ともに外せば、家族4人乗ったうえでロードバイク二台積載できそうです。
また、1シート倒せば3人乗り状態でバイクを3台積載できそうなので、仲間と3人で出かけるような使い方も行けるでしょう!
SUZUKI エブリィのロードバイク最大積載能力は、なんと7台!
上の写真のようにした時には、ホイールを外さずにバイクを真っすぐ置くことが出来ました(XSやSサイズのフレームです)。そして、私が試した限り最大積載能力はロードバイク7台です!
正直あまりお勧めしませんが、7台も積むとかなりギチギチになるので、バイクとバイクの間に段ボールを置くなど、養生はしっかりやりましょう。コツはハンドルが邪魔なのでステムを緩めてハンドルを90度に曲げておくこと、そしてバイクを前後互い違いに入れることです。
パパだけロードバイクで出発!家族は車で現地集合が可能に!
これで家族サービスの日にもパパだけロードバイクで出発し、家族は車で現地集合!という夢のような休日を過ごすことが出来るようになりました。帰りはロードを車に積んでパパの運転で帰宅。
これで家族からも怒られずにロードバイクライフを送ることが出来ます(笑)!
クルマを利用して、家族とうまくロードバイクライフを過ごす為の、一つの遊び
パパだけロードバイクで先に出発して、車で家族が追走。捕まったらそこからは運転手をやるというルールで出かけたことがあります^^ 単独逃げは30km地点で追走するクルマに捕まってしまいました。
これは一人で頑張って逃げるという良いトレーニングになりました!
当日は向かい風だったので、エアロポジションを意識して無駄なく回すという点をすごく意識して走ることが出来ました。
おまけ:エブリイの5AGSはロードバイクみたいな変速
エブリィにはオートマとマニュアルではない、5AGSというグレードがあるのですが、これはマニュアル車をベースにクラッチを無くしたタイプ。試乗しましたがマニュアル車の良さがあり、坂もグイグイ登ります。変速には2モードあり、アクセルを踏んでいくと勝手に変速していくモード(要するにオートマ)と、手動で変速するモード(クラッチのないマニュアル=ロードバイクっぽい)があります。どちらも変速の瞬間、一瞬ニュートラルに入るのですが、それが自転車でトルクを抜いて変速する感触にピッタリです(笑)自転車の変速ってクルマでいえば一回ニュートラルに入れて変速するようなもんですからね。(デュラエースなんかだと踏み続けても無理やり変速出来ちゃいますけどね~)因みに5AGSは燃費もぐっと良くなります。
ということで妙にロードバイクとの親和性を感じたクルマ、エブリイジョインのレビューでした。
クルマのグレードアップに。TOYOTA純正の「燃費が良くなる」というアルミテープ↓ 静電気の帯電をおさえて空力が良くなるそう。ってことは、ロードバイクに貼ってもいいかも!?
コメント
家もDA17Wがあります。子供たちと自転車旅行するときに使います。最高、大人3人ロード2台クロス1台積んだことがあります。あと天井にバーを付ければ前後タイヤ外さず2台のロードを積んだことがあります。バーは以外に簡単で天井のカバーを止めてる樹脂のキャップがあるのですがこれを外すと確かM4かM5辺りのネジピッチがマッチしますので、ホームセンターに売られている金属製のパイプで安く作れますよ。でも代車で5GAS乗ったことありますがマニュアル車の経験がある人から見ると面白い車ですね。