MAVIC COSMIC PRO CARBON UST(コスミック プロ カーボン UST)のインプレ2回目

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タイトル通り、MAVIC COSMIC PRO CARBON UST(コスミック プロ カーボン UST)のインプレ2回目です。ノンSL仕様です。

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MAVIC COSMIC PRO CARBON UST(コスミック プロ カーボン UST)のレビュー!2回目

今回のMAVIC投げ売りで手にしたMAVIC COSMIC PRO CARBON UST(コスミック プロ カーボン UST)。かなりお気に入りのホイールとなっています。どのへんがお気に入りポイントなのか、カンパニョーロ2本、マビック2本のホイールを履いたことでMAVICの美点も見えてきましたので2回目のインプレです。

MAVICとカンパニョーロのホイールの感覚の違い

いきなりですが、カンパニョーロとMAVIC、それぞれの特徴として感じたことを書きます

カンパニョーロのシャマルやボーラの特徴といえば、スピードに乗せたときに勝手にスーッとすすむ感触があります。その進みがキモチ良い。足を休めてもスッと前に出る感触。

一方で、MAVICはどれだけ加速しても、ぐるぐる回していると気持ち良ーくなるように設計されている感じバイクとの一体感がある。オープンプロのリムで組んだ手組ホイールの良さを継承しているというか。

で、私は散々シャマルを乗り回してMAVIC買ったらMAVICの面白さに目覚めました(笑)

これ、逆だったら、「うわー!カンパニョーロ、メッチャ良い!」ってなるかも。つまり「MAVICは、ハブが回らない、進まない」と表現する人ですね。

どうにも根本的な設計思想が異なるので、この2社の乗り比べは楽しいですね。

MAVICとカンパニョーロ、感覚の違いが生まれる理由は、スポーク思想の違いでは

カンパニョーロのスポークの方が明らかに固く張られています。MAVICの方が緩い。この辺もMAVICには少し手組らしさがありますね。

細いスポークをキンキンに張るのがBORAアルミの剛性の高いスポークを張っているのがシャマル。一方でしっかりしたリムに、少し緩めのテンションでスポークを張っているのがMAVICです。(※アルミジクラルスポークのキシリウムプロは乗ったことが無いので不明です)

ボーラより明らかにテンションが低コスカボのスポーク

つまり、スポークのシナリを活かして走る感じで足当たりが柔らかいのがMAVIC、固くて反応が良いのカンパニョーロ。アレ?最新のMAVICが旧BORAの美点を備えているみたいになっています。雑誌で書かれているように、最新のカンパニョーロは、かなり固めになってきてるのでしょう。

ママチャリって意外と立ち漕ぎが楽なんですけど、あれってホイールが柔らかいからだと思っています。つまりダンシングを多用するならMAVICの方が体に優しい。

雑誌インプレの評価が今一つ低めにでるMAVIC

ということで、雑誌のインプレで反応性という項目は低めの評価にならざるを得ないのがMAVICでも逆にそこが美点。点数が低いけどお気に入り度が高いっていうホイールはきっとそういうことなんだと思います。

因みにMAVICで反応性重視なのはR-SYSだと思います。アレは、踏んだら踏んだだけ進む面白ホイールです。

MAVIC COSMIC PRO CARBON UST(コスミック プロ カーボン UST)のインプレ2回目 採点

BORAWTO45、SHAMAL、キシリウムエリートUST、レーシング7と比較して採点します。

  BORA コスカボ SHAMAL キシエリ レー7

  • 反応性    70 65 75 67.5 55
  • 高速巡行   75 72.5 67.5 65 55  
  • リム慣性質量 80.5 82 82 78 89 ※低いほど加速が軽い
  • 制動性    65 75 70 70 60  
  • 横風耐性   80 70 65 70 70 
  • 剛性感    80 60 70 65 50
  • お気に入り  65 80 70 75 60

但し、反応性&剛性については一概に点数が高いものが良いとは言えないです。例えば、踏めてる時のBORAは速いけど、固くて踏めなくなる位なら、柔らかいコスカボの方が最終的に速いでしょう。

※リムの慣性質量の評価についてはこちら ↓

リアだけBORAWTOにしてみたりして実験していた時の写真^^

ということで、折角なのでそれぞれのホイールの特徴と使い方の面白さについて相対的なインプレを書きます。

因みにフレームはFELTのFR1です。

BORA WTO 45 のレビュー

さて、一目瞭然でBORA WTO 45は別格の評価。ハッキリ言ってBORAとそれ以外、という感じのカリカリのレーシングホイールです。その為、私のような貧脚には剛性が高くダンシングを続けるのは辛い面があります。横剛性が恐らくシャマルより高い。登りはシッティングでキレイに回すと速い。平坦では特にフロントの出来がめちゃくちゃ良いです空気の引っ掛かりを感じません。平地で37キロ以上とか、300Wくらい出したらめっちゃ気持ち良いのがBORA WTO。逆にBORAWTOを買って速く走らせようとすると、そこそこのパワーが必要になるので、強制的にトレーニングになります(笑)(もしくはシッティングでキレイに回す練習になります)

BORA WTOは、やはり別格!

唯一低めの評価をしたブレーキ。カンパ&フルクラムのAC3加工って、一般的には評価高いのですが、個人的には、普通のアルミリムやコスミックカーボンの方がコントローラブルに感じます。

COSMIC PRO CARBON UST(コスミックプロカーボンUST) のレビュー

BORAやシャマルより足当たりをまろやかにして、反応性を下げたのがCOSMIC PRO CARBON UST。横風耐性を上げるために、楕円スポークだったら自分的には完璧。ただ、そうすると恐らく剛性感が上がっちゃうんだと思います(コスミックカーボンのSL仕様は楕円スポークで剛性が上がっています)。登りは緩斜面だと軽く登れますし、10%以上の急斜面でダンシングしても体への負荷が低い。単独の気楽なロングライドが多いならおススメ。スペックの重量は、ハブが重いだけなので、全く気にしなくてOK。あくまでリム(445~450g程度)が重要です。固いリムを柔らかめのスポークで引っ張るという、疲れているときでも乗れる剛性レベル。それでエアロなのが本当に良いです。平坦ではTT的に乗れます。つまり、レーゼロよりRACING3の方が好感触な人の為のエアロホイール。遅くても速くても、BORAWTOより体にやさしめ。FTPが200W以下ならこっちのほうが良いでしょう。

USTホイールなので、チューブレスにした時のビードの上りも良いです

ブレーキは純正ではなく、カンパニョーロの赤いシューを使っていますが、非常によく効きます。

SHAMAL ULTRA(シャマルウルトラ)のレビュー

シャマルはグループライドで後ろについていくなら最高です。足も休めてもスーッと前に出るので楽ですし、前が急加速しても反応できるので千切られない。こういうシチュエーションでは、エアロは大して問題になりません。また、ダンシングでも行ける剛性感。あと、シャマルって急に気持ち良くなるポイントがあります。ハマると気持ち良い。そして頑丈。個人的には反応性が良いので、100キロ以内のアップダウンのあるコースで、タイムトライアルするような攻めた乗り方をするとめちゃくちゃ面白いと感じます。きしめんスポークの影響で、横風での失速感が強めなのが玉にキズ。逆に、無風や追い風だとヌルヌル進む

頑張って走るには、シャマルは反応が良いので気持ち良いホイールです

単独で走る時に、エアロが気になるなら、ハンドル幅を狭めるとか、ハンドル位置を下げれば良いだけです。更に、肩を狭めて前方投影面積を小さくすることを意識しましょう。ちゃんとポジション出して、32~37キロ位で走るなら、シャマルでOK。

※参考にこちらをどうぞ ↓ 16W改善すれば、BORAWTOに変えたくらいの効果です^^

MAVIC(マビック)KSYRIUM ELITE UST(キシリウムエリートUST)のレビュー

ガチでタイムを追うような乗り方をしないのであれば、キシリウムエリートUSTがあれば十分でしょう。MAVICの美点はどの強度で踏んでも同じような気持ち良さを維持している点。元気じゃなくても乗れる剛性感漕ぎだしも明らかに軽く、ゆるポタ勢にとっては最高のホイール。グラベルも平気な設計でチューブレスも使えますし、リムも超軽量チューブレステープいらず。海外通販で5万円で買えて、こんなに安くてこんなに良くていいの?って感じです。あんまり書くことがないのは、特徴が無いというより、完成度が高く、デメリットが無いということです。

キシエリは、グラベル対応です

ハッキリ言って、これでゴールにしても良いホイール

フルクラム レーシング7のレビュー

レーシング7は、こうして色々乗っていると、どうしても悪いホイールとは思えないです。足に来ないし、普段30キロ位までしか出さないなら十分。シャマルで乗るのはちょっとしんどいなぁ~ってときでもレー7なら乗れます。レーゼロよりレーシング3が良いっていう人がいるのはこういうところですね。ただ、やっぱり改めて買うなら、グッと軽量になるレーシング5以上でしょう。

レーシング7ならこういうところも安心です(笑)

高剛性なホイールって、あんまり気楽に乗る気分にならないんですよね。

フレームとホイールの相性について

弱虫ペダルサイクリングチームが使っているバイクが FELT FR1で、私のものと同じなのですが、選手の練習用ホイールにユーラスが付いているのを見たことがあります。決戦用はBORA35つまり FELT FR1×BORA WTO 45 は、選手レベルよりも剛性が高い組み合わせになってしまっている可能性が高いです。恐らくここがBORAWTOのお気に入り度が低い理由。

弱虫ぺダルサイクリングチームのスポット 筑波の DEVOTION BIKES

で、剛性レベル的に COSMIC PRO CARBON UST はツボでした。

またシューズとペダル、クランク、BBなどで剛性感を調整する方法もあります。

こちらはペダルで剛性感が大きく変わった例です ↓

まとめ:レーゼロよりRACING3!っていう人は、BORA WTO 45 よりCOSMIC PRO CARBON UST にすると良い!

まとめると、コスミックプロカーボンは、若干のスポークのシナリを活かしながら進ませるタイプのホイールなので、レーゼロよりRACING3、シャマルよりゾンダが良い!っていう人は カーボンホイールへのアップグレードに BORAWTOを買うより COSMIC PRO CARBON UST を買った方が幸せになれるでしょう!

もちろん、レーゼロ最高!シャマルで物足りなくなった!の人なら、カッチリした BORA WTO45 に行きましょう!

※そういや自分は、シャマルで物足りなくなったからWTO買って満足してたけど、ロードバイクを普段使いするようになったから(頑張って走らなくなった)、WTOは固いと思うようになったのでした・・・

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wiggleのBORA一覧はこちら WTOシリーズは17万円台位

Campagnolo - Bora (ボーラ) WTO 45 ロードホイールセット

WIGGLEのシャマル一覧、個人的にはブレーキシューの減りの速いミレよりノーマルがおススメ

Campagnolo - Shamal Ultra (シャマルウルトラ) C17 2-Way Fit ホイールセット
C17のシャマルウルトラ2way-fitは1505g、クリンチャー版は1490gとのこと

PBKでキシリウムエリートが5万円台、キシリウムプロが7万円台、在庫があればお買い得

Mavic Ksyrium Pro UST Wheelset - 2020

エアロ効果としては、やはりコスパ最強なのがDHバー

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