サイクルコンピューター2020年度版まとめ(GPSモデル)

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さて、私の使っているSIGMA ROX10.0というサイクルコンピュータの調子がちょっと悪い?ような気もするので、そろそろ買い替え時かなぁと最新モデルについて調べてみました。※忘備録的に書いておきます(笑)

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サイクルコンピューター2020年度版まとめ GARMIN(ガーミン)LEZYNE(レザイン)BRYTON(ブライトン) など

事の顛末はこんな感じ・・・

いやいや、MAVICとSIGMAってどんだけマイナーなサイコン使ってんねん!って感じですよね(^^; 私はサイコンにあまり投資したいとは思わないので4万円以下のモデル(2万円位を目安)を見ていきます。

GPSサイコンの大雑把な分類

今のGPSサイコンって、一通りの表示機能(距離、速度、ケイデンス、HR、斜度、高度、パワーなど)は揃っていて、GPXファイルを入れれば、ナビゲーション機能があります(曲がり角を教えてくれるのみ、地図表示は無し)。そのうえで、「地図表示機能」が必要か、更に「カラーディスプレイ」が必要か、「サイコン単体でのナビ機能」が必要か、で価格帯が分かれてくるイメージです。

地図表示機能の無いGPSサイコンなら GARMIN EDGE 130 PLUS が良さそう

SIGMA(シグマ) ROX10.0

現状、私が使っている SIGMA ROX10.0 って、GPSはついてるし、ガーミンみたいに画面表示を8分割することもできるし、パワーメーター無くても自動計算して推定パワー値を出してくれるという実は優れモノ(と思っている)サイコン地図表示なしのタイプです。

※書いてて思い出したけどガーミンの ClimbPro と同じような機能あります。新城選手がいた、チームヨーロッパカーで使われていたサイコンです。

誰も興味ないと思いますが(^^;、SIGMAによる紹介動画はこちら↓

動画の中にありますが、こういうクライムプロっぽい表示が可能です
あと心拍数やパワーのゾーン表示が出来たりします

GARMIN(ガーミン) EDGE 130 PLUS

2020年7月に発売されたばかりのGARMIN EDGE 130 PLUS。何といっても画面表示が美しい!

VO2Max計測機能や、リカバリータイムの計算(stravaで分かるから要らないといえば要らない)、ClimbProという坂の先が分かる機能というガーミンならではの機能があります。そして今となっては当たり前のコースナビ機能(地図表示なしですが、スマホのガーミンコネクトアプリを使えば、出先でコースを設定可能)。バッテリーは13時間。33gと軽量で22800円。少しバッテリーが少なめですが、初めてのGPSサイコンなら十分に満足できるでしょう。

※STRAVAでTSSなどを表示する方法はこちら↓

Xplova(エクスプローバ) X3

PCで有名なACERが作っているらしいサイクルコンピュータ。上位機種のX5はビデオ録画する機能まである。バッテリーは20時間。80gで¥21,780。カラーディスプレイですが、線だけのナビに対応している様子。同じ価格でEDGE130PLUSやレザインのSUPER PRO GPSが買える以上、敢えて情報量の少ないこのサイコンを選ぶ理由ってあんまりないでしょう。

地図表示機能のあるGPSサイコン / LEZYNE SUPER PRO GPSが売れそう

BRYTON(ブライトン)Aero 60 と Rider450

エアロ60
RIDER450

クイックステップが使用しているというブライトン。

それぞれ価格が20680円と18700円でバッテリーは32時間で71g。違いはエアロ形状かそうでないかだけ。ただ、エアロ60はマウントに互換性が無いので、これから買うならRIDER450の方が良いでしょう。機能的には78functionと豊富。

GPSで白黒ディプレイの地図によるナビ機能が地図(オープンストリートマップ)があり、こちらもお買い得なサイコンですね。但し、このタイプは、地図は自分のいる周りしか見ることが出来ないので、地図アプリの様には使えないということです。

LEZYNE(レザイン) SUPER PRO GPS

横向きにも出来るらしいです

こんなの出てたんだ!というLEZYNE(レザイン)のサイコン SUPER PRO GPS

定評のあった旧モデルの SUPER GPS から、地図表示も出来るようになって、ディスプレイも高精細にバッテリーは28時間。60gで21780円。なんかお買い得感ある。地図をアプリからダウンロードしておく必要がありますが、最新版の地図に常に更新できると思えば一つのメリットかも。白黒ディスプレイで、細かいランドマークなどは表示されないので、カラーディスプレイのタイプより、ナビの視認性には劣ります。でもこれで十分という人も多いでしょう。

独自アプリである LEZYNE GPS ALLY のルート作成機能もサクサク動くので好印象。ルートの提案が2種類出るのですが、マイナールートの方を選ぶと、MTBでも行けないかもしれないレベルのグラベルルートを選んでくれたりする素敵すぎる仕様になっています!(←自分的には超高評価、むしろ惚れた!)。もちろんメジャールートを選ぶと安全な道を走ることが出来ます。

LEZYNEならここを道として、平気で選んでくれます♡ しかも行き止まりです(^^; ここはgoogleMAPでは選んでくれません(笑)

例えば、花見川サイクリングロードの有名なグラベル区間を検索するとこのように表示されます。

ちゃんと(?)グラベル区間も選んでくれますが、回避ルートも表示してくれるので好きなほうを選べます。難点としては、初見ではどっちがグラベルか分からない点ですね(笑)

WAHOO(ワフー) ELEMNT BOLT GPSサイクルコンピュータ

ボーラ・ハンスグローエが使用しているサイコン WAHOO ELEMNT BOLT。電池寿命は15時間。62.7gで¥31,680。エアロ性能が高い設計。地図はLEZYNE同様、自分でダウンロードするタイプ。サイコンのセッティングにスマホとの連携が必須なので、ガラケーの人はこれを買ってはいけません(笑)。逆に言えば、出先でもPC不要。スマホとの連携で何でも出来る。サイコン自体にナビ機能はありませんが、スマホを利用して、 Strava や Ride with GPS のコースと簡単に連動させることが出来る様子。ちなみにモニタの視認性が悪い夜間は、上のライトでどちらに曲がるのか教えてくれます。難点は日本語表記が少し怪しい点。

かなり良さそうですがレザインのSUPER PRO GPSに比べて1万円高い。レザインに比べて良い点は、LEDでのナビゲーションがある点、あとエアロ^^

下の動画から切り出した画面、画面教示で道路の太さが異なります

iGPSPORTS(アイジーピースポーツ) iGS620

iGPSPROTSというのは最近有名になった武漢の会社。

バッテリーは22時間、前作のiGS618と違い4GBromにwifiを介してマップをダウンロード可能、おまけにカラー液晶でANT+とBLUETOOTH対応。約90gで実売価格は20000円程度。そして何とTRISPORTS扱いになりました。ただ、この手のサイコンは付属のアプリが重要!ちょっと動作の安定性に欠けるというレポートを見かけるので、ガーミンの方がやっぱり安心。もしくはSTRAVAの有料会員でSTRAVAメインで使用する人には良いかも。

Pioneer(パイオニア) SGX-CA600

ここでまさかのパイオニアです。仮想パワーメータ計算機能&ペダリングモニタ機能、日本全国地図&地図機能(事前にコースを入れておく必要があります)、STRAVA・Ride with GPS 連携と盛りだくさんです。

地図機能&カラーディスプレイ、バッテリーは12時間、85g、約40000円です。

当時、サイコンはパイオニアが一番良いという人までいました(^^; スマホからコース設定&パワーメーターのベクトル表示も可能。しかもパワーメータがあれば、空気抵抗まで計算してくれます。

しかし、難点は既に自転車事業からパイオニアが撤退してしまっていることですね・・・

仮想CdA(前方投影面積)計算機能なんてのもある!

GARMIN(ガーミン)EDGE 530

勝手に一番売れてると思ってるサイコンがGARMIN(ガーミン)EDGE 530。上記のEDGE 130PLUSの機能に加えて、カラーディスプレイとちゃんとした地図表示機能が欲しいならこれ。EDGE530は地図の縮尺変更が可能。

Edge 530本体のみ

ポイントは自転車道対応の2019年度版の地図が入ってるということ。googleMAPって自転車道に今一つ対応してなかったりするからここは良いですね。そして道路地図がちゃんと色分けされて表示されるということ。EDGE530のバッテリーは最大20時間。見やすい2.6インチカラー液晶。75.8 gで41580円。amazonなら37000円位。ガーミンならではの機能を考えると、決して高くないと思う。地図はボタン操作で移動可能。EDGE530でも、出先で、スマホアプリのガーミンコネクトを使えば、コースナビを作ることができます。

サイコン単体でのナビ機能があるGPSサイコン

GARMIN(ガーミン)EDGE 830

ガーミンの中で、スマホみたいな地図の使い方をできる、タッチスクリーン機能があるのは GARMIN EDGE830 になります。バッテリーは最大20時間、79g。センサーセット販売で63580円。マップはタッチスクリーンがあるほうが操作しやすいので良いのですが、単品売りが無いのが難点かも・・・

BRYTON(ブライトン) RIDER 860E

BRYTON(ブライトン)RIDER 860Eは、2020度版の最新モデル。タッチスクリーン採用、フルカラーディスプレイ、オフラインマップ&ナビゲーション搭載で、バッテリーは16時間、128g。価格は、アウトフロントマウント込で39,600円とスペックからするとお買い得。これならGARMIN EDGE530/830とどっちを買うか悩めます(笑)

RIDER 860Eには、EDGE530にない、サイコン上で行き先を検索できたり、リルート機能がありますEDGE830に相当する機能レベルですね。

スマホの代わりに地図機能を安く使いたいなら、BRYTON(ブライトン) RIDER 860Eは良い選択になるでしょう。

SIGMA(シグマ) ROX 12.0

最近のSIGMAどんな感じかなぁ~と思って調べた最新機種、ROX12.0

動画見るとナビゲーションシステムがめっちゃ良さそう。

しかもメジャールートや、自転車道や石畳でない道などを選べるというシステム。なんかスゴイ。日本の道に対応してたらちょっと欲しい(メモリは8GBでオープンストリートマップをダウンロードできるとのこと、SDカードも追加できます)。

バッテリーは16時間で127g。€269.00。日本円で33000円位。「カラーディスプレイ」×「サイコン単体でのナビ機能」があるものとしては激安。完全にGARMIN EDGE830の対抗馬。

そしてやたらカスタマイズ性の高い画面表示。マップを表示しながら色々他の数字を表示出来たり、タッチパネルの反応も良さそうですね。この価格ならお買い得ですが、日本語対応していないので、購入するには不安が伴います(^^; そして本体サイズが大きいわりに画面が小さいのが欠点といえば欠点ですね。

まとめ:サイコンでお買い得なのはLEZYNE(レザイン)SUPER PRO GPS、もしくはWIGGLEで購入する WAHOO ELEMNT BOLT、サイコン上でのナビ機能つきならBRYTON(ブライトン)860E

調べていると、Xplova(エクスプローバ)なんて聞いたことのないメーカーのサイコンまでありました。ただ、こういう機器はトラブル時に対応しやすい様、ネットに情報があふれているものが良いでしょう。そうなると一番のお買い得は、スマホでルート作成も出来るLEZYNE(レザイン) SUPER PRO GPS。もしくは、海外通販利用でWAHOO ELEMNT BOLT

サイコン単体でのルート検索に対応した、BRYTON(ブライトン) RIDER 860E超お買い得モデル

王道のGARMINは、周囲のアプリや独自機能が充実しています。ガーミンか、それ以外か、というのは重要ポイントですね(笑)もちろん予算があれば地図表示もあるGARMIN EDGE530/EDGE830がやはり良いですね。830はRIDER860Eよりタッチパネルの反応が良いようです。

ガーミンを国内で買うなら、楽天のガーミンショップから、10倍ポイントの時に買うのが一番お買い得と思います。

結局買ってみた SIGMA ROX12.0。ナビのリルートがめちゃ速くて良いです↓

サイコンとセットに安価なANT+センサーのインプレ

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