DURA-ACE BR-R9110-R、チェーンステー下のダイレクトマウントブレーキのインプレ

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チェーンステー下のダイレクトマウントブレーキ。トレックで採用されたダイレクトマウントブレーキがチェーンステーからシートステーに戻ったり、メリダのスクルトゥーラも同じく。なんだかデメリットが大きいからそういう流れなのでは??と勘ぐってしまいますよね。

現在の愛車 フェルト FR1 の購入時に気がかりだったこと。それはリアブレーキがチェーンステー下にあること。

ネットでBB下のブレーキのよくない噂を聞くと、どうなのかな。。。と。

例えば、「ブレーキワイヤーが長くなり、引きが重くなる」とか、「汚れが詰まりやすい」とか。

結論から言うと、どれも全く問題ないです。また、BR-R9100 は一世代前のDURA-ACE BR-9000 より確実に制動性が良くなっていると感じます。

より制動性が高く、コントローラブル

なんといいますか、ネットリとブレーキを効かせることができます。ちゃんと効くんだけど最後のほうで逃がしがあるというか。確実にBR9000より後輪をロックしづくなりました

60キロぐらいの高速ダウンヒルからのブレーキングなど思った通りに減速して止まれる。ブレーキングが楽しくなりました。

気になるブレーキの引きの軽さも変わらないです。なんでそんなに引きが重いといわれるのか本当に分からない。ちなみに使用しているのはデュラのポリマーコートのワイヤーです。※引きが重いと感じる方は、ポリマーコートに変えればブレーキの制動のダイレクト感がハッキリ増すでしょう。PTFEワイヤーよりポリマーコートの方が明らかに良いです。

ダイレクトマウントブレーキは、ブレーキ本体にアジャスターが無いのでケーブルの引き量が調整ができない & ホイール交換時の為のクイックリリースがない、という問題点があります。
この問題もケーブルアジャスター SM-CB90をワイヤーに挟むことで解決できます。

唯一の難点はワイヤーの取り付けが自転車をひっくり返さないとやりづらいこと。

もし、例えばリム幅の違うホイールを交換して履かせるようなとき、アジャスタの調整幅を超えているとこれは正直面倒くさいでしょう。ワイヤーを止めなおすのに自転車ひっくり返さないといけません

フロントは軽量な点と、デザインの好みの点で未だにBR-9000を使用していますが、このネットリしたブレーキングができるなら、BR-R9100に変えてもいい。(お金に余裕があれば)→結局、変えました

また路面に近いところにあるブレーキなので汚れが詰まりやすそうって言うのも全く問題なし。舗装路を走っている以上、汚れに大差なしでした。考えても見てください。自分のロードバイクのbb下ってそんなに汚れます??あんまり汚れは付かないと思います。

汚れるのは雨の日や、グラベル走るときですね。まぁそういうときは全体的に汚れているので是非洗車しましょう。逆に言うと、グラベルロードには向いてないと思います。

結局、こういうところ走ってますが、グラベルでも全く問題ありません

 

ダイレクトマウントブレーキ BR-R9110 まとめ

制動力はBR-9000より確実にUP。コントロール性も良くなっています。

チェーンステー下のブレーキは、舗装路を走るロードバイク用なら問題なし。

グラベルを頻繁に走る人にはおススメしません。も大丈夫!

また引きや制動性の心配は無用だが、ホイールの付け替えはめんどくさくなる可能性があるので要注意。

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