ロードバイク、サイクリングの服装はどうする?季節ごとのウェアの選び方!

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ロードバイクでロングライドに行くときなど、朝から夕方まで走ることを想定して、時期によっては幅広い温度に対する対応が必要になってきます。

ロードを始めた頃は何を着ていこうか頭を悩ませていましたが、自分なりのベストが固まってきたので紹介したいと思います。

前提として私は小物としてウインドブレーカーを持って脱ぎ着したりするのが面倒臭いので好きではないズボラなタイプです(笑)

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サイクリングの服装。季節ごとのウェアの選び方

夏のサイクリングウェア (走る時間帯の最低気温が18℃以上)

  • 普通の半袖ジャージ&レーパン
  • メッシュのインナー アウトウェット(OUTWET)のようなメッシュのもの
  • アームカバー パールイズミ コールドブラックアームカバーがオススメ(日焼け止めに)
  • 薄手の靴下 カステリ フリーソックス など
  • 吸汗速乾素材のキャップ サイクルスポーツの付録のキャップがオススメ

夏はあくまで涼しいものをセレクト。

30度を超えるような本当に暑いときのジャージは超薄手のジャージ、castelliクライマーズジャージがオススメ。確実に普通のジャージより涼しいです。またメッシュのインナーを無しにします。

意外なことですが、この手のメッシュインナーは着るとほんのり暖かいです。空気の層ができるからですね。ですので汗対策としての夏用のイメージが強いと思いますが、真夏は暑いので着ません!吸汗はジャージの性能に任せます(べとべとにならないように、ジャージの性能が重要ともいえます)。その点でもCASTELLI Climber’s jerseyは優れています。エアロ効果もいいですし。

で、このメッシュインナー、本当に必要なのは実は冬だったりします!汗が肌に触れないので汗冷えを防ぐことが出来ます。

アームカバーは日焼け対策です。日焼け対策はしておかないと、年取ってからシミができるといいますし、ここはしっかりアームカバーを用意しましょう。専用品は4000円から5000円と高いので、お試しなら自転車専用品ではないですが、CW-Xのアームカバー もおすすめです(ずれ下がり防止のゴムがあって、薄手の生地。しっかりしているので長く使えます)。

サイスポ付録のキャップはコットンじゃなくて化学繊維。乾きやすいから愛用しています。代を重ねて完成度が上がってきているのもいいですね。因みに帽子をかぶっていると、額の汗をとめてくれるので、汗が目に入らないです。(サイクルスポーツの2019年6月号に付属しています)

一方で、ちょっと寒いかも??(下が20℃切るくらい)と迷う時は靴下のくるぶしを出さない、とか、アームカバーを後述のQ36.5のものに変える、ネックウォーマーをつけるとかで対応できます。

春と秋のサイクリングのウェア (最低気温10℃以上 最高気温22℃位まで 風が肌寒いとき) 

  • ソフトシェルジャージ カステリ perfetto jersey(もしくは長袖ジャージとウィンドブレーカー)
  • ビブショーツ カステリ omloop bib shorts(もしくは夏用レーパンとニーウォーマー)
  • インナー メッシュインナーのアウトウェット (OUTWET)、もしくはクラフトのアンダーウェア
  • アームウォーマー パールイズミ もしくは q36.5 サン&エア  アームカバー

最低気温が18℃位なら 夏用レーパンでニーウォーマーなしでも行けます。

OMLOOP BIB SHORTS この膝カバーが暖かくて、暑くないポイント

この気温の時は小物を使って調整がち。夏ジャージと冬ジャージを用意して、その間はどうしようって、私も小物をあれこれ買っていきました。。。しかし小物の脱ぎ着で調整すると、意外にかさばったり、面倒だったりするのが難点。

その点、上記のカステリのウェアのおかげで悩まなくなりました。ウィンドブレーカーもニーウォーマーも必要なし!上に着る perfetto jersey は防風性能がありますが全く蒸れず、本当におすすめです。22度くらいまでなら前を開ければ快適に走れます。但し、裏地がないのでインナーは必須。ここもOUTWETが優れています。ただ、outwetはノースリーブなので、寒いときは半袖タイプのインナーを着ると一気に温かい感じになります。肩をカバーしているのと、していないのでは体感で結構変わります。

膝も重要ポイントで、OMLOOPビブショーツで膝が隠れていると寒い感じがしません。これでニーウォーマーいらず。ニーウォーマーも結構高いので、初めからOMLOOP BIB SHORTS に行ったほうが良いと思います。

あとはアームウォーマー。パールイズミは夏用と冬用はあるのですが、合い物がありません。ここでQ36.5のアームカバーが活躍します。冬用では暑いし、夏用では寒い時期。そのためのアームカバーがあります。(まだ試していませんが、Q36.5のアームカバーは水を含ませると寒いくらいと聞いているので、夏用のコールドブラックアームカバーが不要になるかも)。もっとも、ここの優先順位は低いですね。

Q36.5のアームカバー

15℃対応の長袖ジャージ+ウィンドブレーカーもかなり対応幅が広いです。あとパールイズミからも10℃対応のライトウィンドブレークジャージが発売されています。

ストレッチ素材ではないですが、超軽量ウインドブレーカーとしてはモンベルのEXライト ウインドバイカーが55gで超軽量コンパクトです。

冬のサイクリングの服装 (最低気温4℃以上)

  • 冬用ジャ―ジ カステリ アルファジャージ もしくは パールイズミの3500BL
  • 冬用レーパン ビブ カステリ sorpasso bib タイツ
  • インナー クラフト アクティブエクストリームインナーOUTWET ←おすすめ
  • 防寒キャップ MAVIC ウィンターアンダーヘルメットキャップなど
  • 冬用靴下 アソス FUGU SPEER ←おすすめ
こんな感じ。でもシューズカバーより、ウィンドブレーク靴下の方が優れています。
アソスのFUGU SPEER

ポイントはこのフグスフィアというASSOSの靴下ウィンドブレーク素材がつま先に入っています。寒い時期に一番つらいのはやっぱりつま先ではないでしょうか??ウールの靴下なども試しましたが、このフグというソックスは優れています。ウィンドブレークなので、靴全体を覆うシューズカバーが不要になるからです(寒いときはつま先だけのカバーつけてますけどね)。シューズカバーの脱着が面倒だし、下手をすると破れてしまいますし(特にパールイズミのエアロシューズカバー)、好きではないのです。その手間がなくなり、5000円以上するシューズカバーを買わなくていいという点で、このソックスは買いです。

グローブは普通のウィンドブレークグローブにインナーグローブを重ねています。ちょっと面倒なのでいいものはないかと思うのですが、重ねたまま脱着するコツをつかむと面倒ではなくなりました。インナーグローブはBBBのレースシールドを使用しています。

また冬用のキャップは必須ですね。頭が冷えると一気に熱を奪われてしまいます。寒いときは頭からの熱を奪われるのをふさがないといけません。

厳冬期のサイクリングウェア(最高気温8℃以下 最低気温が0℃以下 関東だと2月ごろ)

上記の装備から更に寒いとき用のウェアを選択。 ウィンドブレーク素材採用のレーパンと、 背面も暖かい仕様のジャケットに変更。もしくは、上記の装備のままアンダーウェアを厚手にするかですね。レーパンの中に「ももひき」を履いても結構いけます(笑)

  • 冬用ジャケット カステリ エスプレッソ4ジャケット
  • 冬用レーパン カステリ Castelli Sorpasso Wind Bib Tights

この気温というのは関東圏だと2月ごろになります。冬でも最も厳しい寒さの時期。朝夜はマイナスの気温の時期です。

ここでもカステリの Sorpasso Wind Bib Tights は優れています。ウィンドブレーク素材ですが、ゴワゴワしない。布地がしなやかでペダリングの邪魔になりません。0℃でも平気ですし。

Espresso4jacket は、ベンチレーションなどが適切に配置されていて、暑くもなく寒くもないですし、動きやすいです。

Just a moment...

ただ、Q36.5の最新型のジャケットのほうが優れているかも(高いですけどね)。また、正直に言ってこの気温の時期はそう長くないので、上着は重ね着でもなんとかなるっちゃなります。寒がりさんはあったほうがいいですけどね。因みに、下もビブの中に普通の暖かいタイツを履くことで何とかなります。

ですので買いそろえる優先順位としては低めでしょう。

ただ、冬もメッシュのインナーは活躍します。意外にロードだと汗をかいていたりするのですが、メッシュ素材があることで、汗冷えを防ぎ快適に過ごせます。

ESPRESSO4より少し蒸れやすいですが、防水機能もある暖かいジャケットを選ぶ手もあります↓

サイクリングの服装まとめ

まずは夏用の上下ジャージを買うじゃないですか。そして冬用は確実にいるので冬用も買う。

そこに秋口にウィンドブレーカーやニーウォーマーを足したりすると思うのですが、ちょっと待って専用のジャージとして castelliのperfettoジャージを検討してみてください。ウィンドブレーカーも決して安くないので。。。

このエントリで一番書きたかったことは、サイクリングウェアって、夏用と冬用で別れているけど、春秋も専用のジャージやビブをもう一枚用意したほうが快適だよってこと!

あと冬はシューズカバーよりウィンドブレーク素材の靴下を買ったほうが良い。

 

冬はロードバイクで出かけるのが億劫になりがちですが、季節ごとに細々したことに気を付けることでかなり快適に走れるので、いろいろと工夫してみてください。

私のお気に入りのカステリのウェアは、温度表記がしっかりしていて、しっかりその温度で使えます(寒くもなく、暑くなりづらい)。また、タイトフィットでエアロ効果も優れているのでおススメです。

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