ロードバイク用ヘルメット、LAZER Z1 KC AF (2024年モデル)を購入&インプレ。旧モデルとの違いをチェック

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愛用していたヘルメット、旧 LAZER Z1 がダメになったので、新しく同じモデルである LAZER Z1 KC AFを購入しました。

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LAZER Z1 KinetiCore AFのインプレ、旧モデルとの違い

落車で割れて、寿命を迎えた旧LAZER Z1

これまで愛用してきた LAZER Z1 ですが、先日転倒して割ってしまいました。ヘルメットにひびが入っています。

ひびが入ってしまったヘルメット Z1

転倒の原因は路面にうっすら積もった泥。スパーンといきました。一応、体は無事だしバイクも無事。

ひびの上になんか白い繊維の様が見えるのなんだろう?

ということで、新しいヘルメットとして LAZER Z1 KC AF を購入。ところで、LAZERは2024年11月に値上がりするようなので、すぐにネットでポチることに。同じモデルの同じサイズを注文したのですが、届いてかぶってみたら「えっ?」ってなるくらいの違いがあったので、旧モデルとの違いについて書いてみます。

Z1 KC AF=アジアンフィットで横幅が明らかに広くなった

購入したのは同じMサイズですが、旧モデルに比べるとアジアンフィットになり明らかに横幅が広くなりました

左が旧 LAZER Z1、右が新 Z1 KC AF です。新型は、5ミリぐらい横に広がっているように見えます。あと調整ダイヤルの位置が異なりますね

公称では 横幅+3.4%、つまり 6~7ミリ程度、横幅が広がったということ。データで見ると大きな違いはないようですが、被った時のフィット感は全く異なります。ちなみに、一番横幅が広いところを実測すると旧169mm→新175mmと変化しています。

旧型でぴったりだった私の頭にとっては、横幅が広がったことでなんとなく、「大きい」という印象になりました。

新型のZ1 KC AF

クロージャ―で締めても締まり切って無い感じというか、左右からの圧迫感がないというか。これまで左右がキュッとしているのに慣れているので、「大きい」というファーストインプレッションですが、普通は「締め付け感がない」というポジティブな印象になるでしょう。

ただ、前作に慣れている人は、もしかしたらSサイズでも大丈夫かもしれません。旧LAZERを使ってきた人にとっては、ワンサイズ下がジャストサイズになる可能性があります。

旧型のZ1。デザインも違う。見た印象はこちらの方が細く見える

旧来のLAZERでも、BBBなどの細いヘルメットに比べれば、十分横幅が広い方だったと思うのですが、今回は明らかに日本人向けの形状になっています。

新LAZER Z1の実測重量は約20gアップ

重量は約20gアップ。公称230gのところ新形は245g。パッドを除けば 230g ってとこでしょう。

新形、パッドの色がグリーンになりました

旧型は224gでした。

旧型

20g分、安全性が増しているとありがたいですね。

ベンチレーションのデザインの変化とキネティコアによる衝撃吸収性アップ

デザイン的にも変化があります。正面から見ると、ベンチレーションがかなり異なります。まずは新型。

新形、ベンチレーションが直線的になりました

旧型。同じマットブラックですが、旧型であったシルバーのラインは新型でなくなりました。

ベンチレーションが曲線を描く旧型

ヘルメットの内側の削り方も大きく異なります。まずは新型。おでこのあたりが凸凹したブロックのような感じに彫られています。衝撃を受けた時に潰れて頭を守る構造らしい。

この加工はヘルメット全体に及びます

モデル名につくKCはこの衝撃吸収システム「KinetiCore(キネティコア)」の略ですね。

旧型には、このような加工はありません。

旧型ではそのような加工はありません

ちなみに昔、メットのストラディバリウスで事故った時に、おでこが怪我しているのにヘルメットはキズ一つない、ということがありました。もうちょっとヘルメットが衝撃を吸収してくれてもいいんじゃない???って思うくらいだったので、これらの衝撃吸収性能は、事故の際に大いに役に立つと思います。※詳しくはこちら↓

その他の細かな違い、サングラスの固定力がアップ

細かな違いとしては、新型の方がストラップが柔らかくなっていて好印象。

地味ながら嬉しい点として、新型はサングラスの差し心地が大きく改善されています。具体例として、新型では、JAWBREAKERをしっかりロックされるように差すことが可能。

JAWBRAKERがキッチリ差せるようになりました

旧型にJAWBRAKERを差すと、キッチリ固定できずに落ちそうになっていました。

旧型にJAWBREAKERを差すと、グラグラして落としそう。LADAR EVとかなら問題ないんですけど。そんなわけで、JAWBREAKERの出動率はどうしても低めになっていました(^^;

これ、個人的にはとても大きな進化。これでヘルメットとのマッチングを気にせずにサングラスを選ぶことが出来ます

旧型で同梱されていた予備パッド、新型では無くなった

また、コスト削減された点として、旧型では同梱されていた予備パッドがなくなりました。ただ、私は使ったことが無かったので、無くなっても別に困らない。

一応、新型のパッドは消臭効果があるようですし、そのため、予備は付属しないようになったのだと思います。

どうしても必要な人はシマノのサイトで販売中

Z1 KC AFパッド
Z1 KC AF用のパッドです。 ※ヘルメット本体は付属しません。

ヘルメットケースは今回も付属しています(これも使わないけど)。

2021年6月から、LAZERにはクラッシュリプレイスメントがある

あとはクラッシュリプレイスメントが付帯するようになりました。三年以内に事故で破損した場合、定価の半額で購入できる制度です。

購入したケースにクラッシュリプレイスメントの案内が入っています

これは助かりますね。※購入時のレシート等が必要なので無くさないように注意!

まとめ:ヘルメットの LAZER Z1 は細かい点も含めて、大きくアップデートしていた

ずっと気に入って使っていた旧 LAZER Z1。今回新調してみて、かなりの変化がありました。旧型のZ1でも、軽くて涼しい大満足のヘルメットだったのですが、更に小さなストレスが解消(特にサングラスの件)していて、自分的にはもう「百点満点」です。

LAZER Z1 KC AF。 これからもよろしく

新形の LAZER Z1、定価は31,460円ですが、Amazonだと2万円くらい

同じ衝撃吸収システム「キネティコア」を搭載して安価になったモデル、290g

キネティコアは無いけど、軽量(260g)かつお手頃なLAZERはこちら

 LAZER Z1に取り付けられるリアライトはこちら

旧型のインプレ

サングラスのレンズは、プリズムローライトかトレイルトーチがお気に入り

お気に入りのキャップ

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