砂浜を走るレース「ビーチクロス」を観戦してきました。
BEACH CROSS 99!ビーチクロス九十九里の観戦記
2024年のBEACHCROSSの開催日10月14日は三連休の最終日
2024年で二回目の開催であるビーチクロス。秋の10月に九十九里の片貝海岸で行われる砂浜を走るレースです。あくまで一般の砂浜なので、浜辺にいるサーファーを避けながら走るというのも必要だし、そのゆるさも良いイベントです。
砂浜って走りづらそう・・・って思うじゃないですか?しかし、波打ち際って結構締まっていて走れるんですよね。
しかし問題は、波打ち際から陸に上がる途中のフカフカの砂。ここをどう攻略するか?というの一つのポイントになるレースだと思います。
今年の九十九里ビーチクロス、丁度いけるタイミングだったので観戦してきました。本当は参戦するか迷ったけど、気づいたのが締め切り直前(レースの一週間前)すぎて、タイヤなどの準備が間に合うかどうかくらいだったので今回は大人しく観戦することに。
レースは午前と午後に分けて行われる
午前はチームエンデューロとキッズレース。
午後はソロで、年齢別・男女別にカテゴリ分けがありますがスタートは同時。
だから多くのライダーが同じコースを周回することになる。観戦にはとてもいい。
で、この砂浜の範囲がシクロクロスなんかと違って広い!まるで砂漠の向こうからやってくる集団。
この日は波打ち際がキツイ向かい風。しばらくして次第にバラけ始める。
ビーチクロスの難所は、砂の深いエリアと土手への登りか
コース中の難所はやはり砂浜から少し上がったところの砂の深いゾーン。踏み続ける必要あるし、バランスを取るのも難しい。
あとは砂浜から土手に上がる場所。こういうの、シクロクロスやる人なら当たり前かもしれませんが、一般ロード乗りの感覚からすると、そもそも初めから登れなくてもおかしくない。それに、後半戦、疲れて踏めなくなってきたらとてもじゃないけど登れない。
バイク自体、MTBやグラベルバイクなどいろいろな種類での参加がありますが、意外だったのがシングルスピードのバイクが多かったこと!で、そのクロモリのシングルスピードのライダーが、この土手をパワーでねじ伏せて登っていくところが一番興奮しました。
そんなわけで完走自体難しいレースなんじゃないかと思うし(実際1/3はDNF)、完走出来たら御の字みたいな感じで参加するのもアリかと。砂浜でレースするって独特の空気感がめっちゃ良い(砂浜を犬が歩いているから避けて走ってください!ってアナウンスがあったりしてめっちゃ面白い)から、来年は参戦してみたいと思います。※エンジョイ勢には午前のチームエンデューロもいいかと。
レース以外にVITTORIAやIRCのブース、キッチンカーなどの出店がある!
ところで、会場は駐車場のすぐ隣で、キッチンカーも出店している。自転車用品では IRC & VITTORIA、ラバッジョなどのブースなども出ていてレース以外の楽しみもある。
というわけで、観戦だけでも楽しめたビーチクロス九十九里でした!
タイヤは太い方が良さそう。砂浜を走る際は、満潮の時刻に注意!
フロントは太ければスリックタイヤで良いと思いますが、リアタイヤはスリックだと砂の表面で滑るので、少しだけ凸凹あるほうがいいでしょう。自分ならグラベルキングSKの45cあたりか50cを選ぶかな。
ちなみに、同じような波打ち際でも砂浜のコンディションが異なるとめっちゃえぐれます。(ここは32cのスリックタイヤでは走れない)
なお、今日は後輪がめり込みがちでした pic.twitter.com/sfbSWD12TH
— sciff (@sciff2) July 21, 2024
潮位の高い(満潮に近い)時間帯は、砂浜のフカフカ部分を走ることになるかもしれないので注意が必要ですね。
ギアも軽い方がいいでしょう
ビーチじゃないけど、干潮の時間帯の磯は面白いです
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