昨日チューブレスタイヤがパンクしたので、実例としてチューブレスタイヤのパンク修理をした顛末を書いてみます。
チューブレスタイヤのパンク実例と修理の経緯
チューブレスタイヤでパンク発生!(スローパンク)
昨日は新しい道を探索するために走ったことない道を走っていました。
そしたらフロントのタイヤの空気圧がすごく下がってグニョっとしている。これはいつものスローパンクですね。原因を究明してもいいですけど、面倒なので「例のポンプ」で空気を継ぎ足して走り、帰宅。4気圧ぐらいでもチューブレスは十分走れるので、空気が減ってもそんなに気にしてないです。ここで家まで20キロ無いくらいだったのでこの対応ですが、距離があるときはチューブを入れてしまいます。ちなみに今回のフロントタイヤはシーラントを入れておらず、シャマル2wayfitとfusion5でピュアチューブレスとして運用していました。
ということで今回はシーラントでパンクが塞がるということはありません。
帰ってからチューブレスタイヤのパンクの原因究明
帰宅して休憩してからパンクの原因を究明。
原因は小石がタイヤトレッドに食い込んでのパンクでした。写真のようにタイヤに穴が開いています。
選択肢としては二つ考えられます。
1、タイヤを剥がしてチューブレス用のパンクパッチを貼る
2、何も考えずにシーラントをぶち込む
今回は、穴が深そうなので、パンクパッチを貼ろうかなぁと思いタイヤを剥がすことにします。ちょうど穴の裏側はこんな感じ。貫通しておらずきれいな状態です。
パンクパッチを貼らずにシーラントを投入!!
ということで、あたりをつけてパッチを貼っても良かったんですけど、やっぱりシーラントをぶち込むことに方針を変更します。
一度タイヤを取り付けます。しっかりタイヤローションを塗ってビートをあげて、再度空気を抜いてバルブコアからシーラント(カフェラテックス20ml)を注入!!(※ここビートを一回上げてからにすることをお勧めします。シーラント入れてビートが上がらないと悲惨なので。。。)
その後、シーラントが行き渡るようにホイールを回転!左右にも傾けたりして全体に行き渡るようにします。
バルブを上にして空気入れ。
これで完了です。空気は抜けません。
CAFFELATEX(カフェラテックス)使用上の注意!
※カフェラテックスには、CO2ボンベの使用をしないで下さいと注意が書かれてあります。理由としてはCO2ボンベの使用でダマになって固まってしまうから。ですので、カフェラテックスを入れるときは、先にCO2ボンベでビートを上げてから一回空気を抜いて、カフェラテックスを注入しています。その後は普通のフロアポンプで空気を入れます。
もし、走行時にパンクしたときは、チューブを入れてからCO2ボンベを使うので問題ありません。
カフェラテックス以外のシーラントでも、空気の流れが速いと反応して固まるので、同じ様に注意した方がベターです。
今回はシーラントで修理完了!シーラント入れていればパンクを防げたと思われる
ということで、修理完了です。
ハッチンソンのFUSION5 はゴムがやはりちょっと弱い印象。コンチネンタルのGP4000だと小石は弾き飛ばしますが、FUSION5 はめり込んでいく。チューブレスで比較すると、グリップは シュワルベ PRO ONE より良いと思いますが、弾き飛ばし力は弱め。ここはトレードオフですね。
まぁ今回のライドでは砂利道に突入しまくっていたので、それが原因と思います。
これで私のフロントタイヤはシーラントなしのチューブレスから、シーラント入りのチューブレスになりました。これでしばらくはこのようなパンクも起きないはずです。
今回のチューブレスタイヤのパンク修理はこんな感じでした!
※貫通したチューブレスタイヤにパンクパッチを貼る場合はこちら↓タイヤに貼るパッチですが、やることはチューブにパッチを貼るのと一緒(笑)但し、PRO ONEチューブレスイージーには使えない(裏がザラザラしてるので)から注意!
タイヤを外すのが面倒な人は、バルブに差し込むだけで注入できるIRCのFAST RESPAWNか、バルブコアを外してシーラントを入れてしまいましょう!
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