ロードバイクのSPD-SLシューズ。歩いているとカカトがすり減って無くなってしまいました。メーカー純正の補修パーツも無かったので、自分でDIYで修理した話です。
SPD-SLシューズのすり減ったカカトをDIYで修理した話
MAVIC Zxellium Ultimate(マビック ゼリウム アルティメット)シューズの踵が無くなった!!
愛用しているマビック ゼリウムアルティメット。定価5万円越えの高級シューズです(割引で購入したんですけどネ・・・)。さて、そんなシューズで激坂に挑み、そして敗北・・・下りが怖くて足をついて歩き、ひどい路面でシューズの踵が全部持っていかれてしまいました。。。
完敗の上に大ダメージです(涙)
※その時の顛末はこちら
古いシューズ(既に型落ちで二世代以上前)なのでMAVIC純正の補修パーツはないだろうと、自分で自分で修理することを考えます。
使用したのは汎用の靴のかかと補修パーツと接着剤、紙やすり、木ネジ
結果的に使用したのは
・汎用の靴のヒール補修用のゴム
・靴用の接着剤
・紙やすり
・木ネジ(ヒールのゴムを固定する用途 ※念のため)
でした。
↑こういうキットがあれば大丈夫でしょう
MAVIC Zxellium(ゼリウム)の修理結果はこちら
左が純正。右が取り付けたゴム、ゴムの真ん中に見えるポッチは木ネジの先っちょです。
すでにこの状態で歩いていますが全く問題なしです。
SPD-SLシューズ ヒールの修繕の全貌
行った修理の手順としては、まずはカカトのゴムを取り付けている、金属のハトメ状のパーツをペンチで取り外します。純正の黄色いゴムの真ん中についている金属パーツですね。
(ペンチでハトメのカエシ部分ををグイッと曲げれば簡単に取れます)
するとカーボンソールの踵の部分に直径4ミリくらいの穴が開いています。
さて、ここからどうするか??
接着剤でヒールにゴムをくっつける
補修キットにはゴムを打ち込む用の釘が付属していますが、カーボンソールに打ち込みたくはないです(^^;)
シンプルに接着剤でくっつけてしまいます。(シューズ補修用接着剤を使用しました)
チューブのパンク修理と同じく、ゴムが付きやすいようにやすり掛けをしてからヒールをくっつけます。
接着!
簡単にくっついてしまいました。
念のため木ネジで固定
接着剤だけでも大丈夫そうですが、さっきの四ミリの穴を活用して、シューズの内側から木ネジを入れて外れないように固定することにしました。木ネジを使ったのは、ゴムが硬質なのでねじ込みOKであること、シューズの内側にネジの頭がほぼ出ないのでペダリングの邪魔にならない、が理由です。
これまた簡単にねじ込み終了。
これで完成です。
修理したヒールの使用感
全然問題なく使えていますし、違和感無しです。
むしろヒールの高さを上げることで、つま先が上がって歩きづらい問題を解決することが出来ます。(むしろ純正状態よりGOOD^^)
上の写真はヒールパーツが1個の状態ですが、2個重ねたり、もっと厚みのあるヒールパーツを取り付けることで格段に歩きやすくなります!
輪行する方にはオススメの改造。
そうでない方も簡単に修理ができますので、純正の補部品がなくても捨てたりしないで修復を試してみましょう。
完全にカカトが無くなってしまったときのパーツ。また、すりへったカカトに肉盛りできるゴムもあります↓
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