REPENTE(レペンテ)のサドル ARTAX GL の購入インプレ

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イタリア製のサドル、REPENTE(レペンテ)の ARTAX GL の購入インプレです。

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REPENTE(リペンテ)のグラベル用サドル ARTAX GL のインプレ

今回の購入動機は「色がカッコいい!」と思った、というただそれだけです(^^; 一昔前はフィジークのサドルも色々なカラーがあったと思うのですが、最近ではカラーバリエーションは少な目のように思います。そんな折に、わりと尖ったカラーリングで見つけたのが、このREPENTEのArtax GLです。

独特の紫色っぽいカラー。バイクに取り付けるとこんな感じです

REPENTE(レペンテ)のグラベル用サドル ARTAX GLのスペックと実測重量

カタログスペックでは165gと超軽量。実測重量も163gと軽量なサドルです。

色が独特でいい

一応、Repenteのサドルの特徴として、ネジを外してパッドだけを交換できるシステムがあります。つまりパッドが接着で止められているわけではないということですね。

赤いネジを外してパッドを交換できるようです

REPENTE(レペンテ)の ARTAX GLを観察してみる

サドル面の左右方向は、フィジークのアリアンテほどラウンドしていません。

それに比べると若干フラット傾向。私の持っているサドルの中で、形状が似ているのはSELLE ITALIAのSLRサドルですね。そのSLRサドルのカーボンレール版は軽量で硬く、いかにもレース向きだったのですが、Repenteは形状以外の部分で方向性が異なります。

Repenteは、手でもっただけでもSELLE ITALIAのカーボンサドルよりもしなやか。

カーボンレールをにぎにぎするとしなります

SELLE ITALIA SLR FLOWのカーボンレールはガッチガチで撓む気配などこれっぽっちもないのですが、Repenteは、構造的にカーボンレールも含めてしなる作りになっていて(ARTAX GLの穴が大きいのも要因の一つではある)、振動吸収性の高さが伺えます。メーカーがグラベル用と謳う理由はこの辺にあるのでしょう。

ベースとパッドの間に空間がある。これも振動吸収性が良くなりそうな構造

REPENTE(レペンテ)のグラベル用サドル ARTAX GLの印象

ぱっと乗った印象は、坐骨がサドルの窪みにフィットする系。アリオネみたいな着座位置をめっちゃ変えるタイプというより、一点で乗るように設計されてるのかな?サドルの表面は滑り止めが効いている。

試しにAOにとりつけて少し走ってみた

ちょっと乗っただけだと、全く悪い印象はありません。ただ、全体的な着座感は固めかな?特に前の方は硬く感じるので、着座位置を変えながら乗る人が前乗り気味のときは硬いと感じるんじゃないかと思う。

ちなみに比較対象となるサドルは、私が普段メインに使っているフィジークのアリアンテ。そのアリアンテはサドル裏がケプラーかカーボンのメッシュになってて、座った時のアタリにそこまでの硬さを感じない。

アリアンテのサドルを裏から見たところ、

一方で、今回のREPENTEは裏側にカーボンのベースがある構造なので、そこに硬さを感じてるんじゃないかと思います。

REPENTE(レペンテ)ARTAX GL、60km程度のグラベルライドでのインプレ

とりあえず、ゴリゴリのグラベルライド60kmでのインプレ。前乗りを使う自分にとっては振動吸収性が良いとは言い難い。自分はお尻の位置を変えるタイプなので、上記の様な理由でそういう人には合わないかも。一方でサドルの滑り止めは優秀。このREPENTEの滑り止めはかなり保持力が高いので、ベースがしなる部分にセッティングを合わせて、一点で漕ぎ続けるタイプに向いているサドルと思います。でも、舗装路で使うならなんの問題もないと思います。

上のインプレで試したのはもっとゴリゴリの深い溝と浮いた石のあるようなグラベルです、こういうマイルドなところだと問題にはなりません

今回のRepente Altax GLと、Repenteのコスパの良い方向性の170gのサドル Quasar

自分的にはフィジークのアリアンテが一番しっくりきます

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