グラベルロードと言えばフレアハンドルという風潮があります。下ハンドルがフレアである意味は、MTBのように幅を広く握ると、グラベルでの安定感が増すからということ。しかし、ドロップが深いと逆に疲れそうな・・・と思っていたところ、ドロップが浅い100mmのハンドル「DIXNA(ディズナ) バンディー2」を見つけました。
DIXNA(ディズナ) バンディー2 のインプレ! ダイアコンペの wing shifter を取り付けてみた
DIXNA(ディズナ) バンディー2 のスペック(アルミ・フレアハンドル)
まずはバンディー2のスペックから
ブラケット幅385mm エンド幅470mm、リーチ60mm ドロップ100m 実測289.5g
高級アルミハンドルである、3TのERGONOVA PROが400mm(ブラケット幅384mm)で実測265gであることを考えると、バンディー2が実測289.5gなのはかなり優秀ですね。
なお、サイズ展開は、M(385/470mm)、L(415/500mm)、LL(445/530mm)、XXL(475/560mm)となります。
レバーを装着するとこんな感じ。良い感じに斜めってますね。これぞ、フレアハンドル!ってかんじ。なおブレーキレバーは同じくDIXNA(ディズナ)のジェイリーチ ブレーキレバー ブラック仕様になります。
DIXNA(ディズナ)のジェイリーチ ブレーキレバーについて
DIXNA(ディズナ)のジェイリーチ ブレーキレバーにいつの間にかブラックが発売されていました。今回カーボンバイクを組むので、シルバーやブラウンじゃないブラックがあって良かったです。
実測253.5g。STIと異なり軽量ですね。またこのブレーキレバーは手の小さい人用ということで採用しました。また、このスコスコ動くレバーは、ブレーキの引きの軽さにも貢献するはずです。※ワイヤー式DISCブレーキと組みあわせることを考えています。
DIA COMPE(ダイアコンペ)の wing shifter(旧コマンドシフター)
シマノのSTIにするかちょっと悩みましたが、やっぱりやってみたい気持ちが強いので wing shifter を導入することに。ダメならあとからSTIを買えばいいだけですし。
右だけのフロントシングル。実測85g。これで単純にワイヤーを巻き上げてシフト操作するというシロモノです。このシフターとブレーキレバーと合わせて338g。デュラエースのSTIより軽量にすることが出来ました。
ハンドルに wing shifter を取り付ける
さて、実は困ったのが取り付け方。公式画像ではブラケットの上にシフターを取り付けるんのですが、このバンディー2ハンドルは、リーチが60mmと短く、シフターが入る隙間がありません(^^;
ということで、しばらく悩んだ末に、ブラケットの下にシフターを取りつけたのがコレ↓
まだ微調整は必要ですが、ちゃんと変速しやすい場所に収まりそう。下ハンからの変速は、むしろやりやすくなった感じ。
また、バンディー2ハンドルを後ろから見るとこんな感じです。
このハンドルでは下ハンのドロップが100mと浅いため、簡単に下ハンに移行できます。エアロ目的で下ハンを使うわけでなく、エアロが欲しい時は385mmと狭いブラケットでのエアロポジション、安定感が欲しい時は下ハンドルという使い分けです。これは優れものかも。
まとめ:DIXNA バンディー2のインプレはめちゃくちゃイイ!リーチ短くても wing shifter つくよ
実際に操作してみて、非常に良い感じです。ジェイリーチ ブレーキレバーも良いし、wingshifterも使いやすい!総じて不満無い仕上がりになりました。
バンディー2のフレアの広い下ハンドルを持つと重心が下がって安定感が増すような印象があります。これはグラベルはもちろん、平坦の巡行時に下ハンを持つのも楽で良いです。
※追記:その後ずっと使ってますが、やっぱりこのハンドル、めちゃくちゃイイ!です。下ハンを持って巡行するのがとても楽だし、フレア具合もGOOD。ロードに付けても良いかも。もう一本欲しいくらい気に入りました。
色々調べて、wing shifter を試したくなったきっかけ↓
フロントシングルのギア比、SRAMの11-36Tで解決
WING SHIFTERの変速インプレ
DIXNAのブレーキレバー、バンディー2との組み合わせ、非常に良かったです!!
これらのパーツで組み立てるグラベルバイク CHAPTER2AO
ブラケットが狭いほうがエアロなハンドルに
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