初心者こそ弦高の低いアコースティックギターがおすすめ!弦高の低いギターを買ったらめっちゃ弾けるようになった話

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弦高の低いアコースティックギターを買ったら、めっちゃ弦を抑えやすくなりました!これまで避けていたような曲でも押さえられるようになったので、「弦の低さ」ってめっちゃ重要でした。

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初めてのアコースティックギターに、弦高の低いギターを選ぼう!

2024年に買ったもので、個人的NO.1に良かったギターについてです。

私はアコギしか弾かないので、エレキギター弾く人からすると当たり前の話かもしれないんですけど…

弦の高くなったMARTIN(マーティン)をリペアに出そうと思ったのがスタートだった

長年使ってきた MARTIN 000-1。やってみたい曲があるので久しぶりに弾いてみると、経年劣化なのかハイポジションで弦が高くてどうにも弾きづらくなってる。

MARTIN 000-1 ボディはマホガニー。定価で18万くらいだった安いMARTINですが、これまで大きな不満はありませんでした

だから、リペアに出そうと思い、東金市の WAVE1 という楽器屋さんに訪問してきました。今回、WAVE1 へは初訪問です。

ギターのリペアに 東金の WAVE1 (ウェーブワン)へ

訪問して、弦高を下げるリペアってできるか聞いてみたらOKとのこと。状態をチェックしてもらうためにお店でギターを渡して待つこと少々。

この横木とボディの接着が剥がれて、鳴りが良くないっていう症状もあるらしい。そんなことあるなんて知らなかった!

診断結果は、ブレイシング剥がれ、トップが膨らんでる、ネックが反ってる、など複合な要素が原因。結構よくない状態らしく、直すなら8万くらいするということ。(その場で診断してくれることに驚き!)

で、この状態から直すくらいなら、その予算でハイポジションで弾きやすいギターを購入するといいんじゃないか?って話に。

K.Yairi (Kヤイリ)RAG-1 の試奏

良いギターがあると店長さんがおススメしてくれたのが、この 中古の K.YAIRI のRAG-1。いかにもフィンガースタイルにマッチしそうなギター。

K.yairi のRAG-1Vというギター。K.yairi の RAGシリーズって存在は知ってたけど、現物は初めて見ました

ボディが小さいから鳴りが小さいかと思いきやそうでは無かった。よく鳴る。なんとサイドとバックの素材はハカランダらしい。

独特の木目。ハカランダだから良いってわけでもないと思うんですけど、希少価値があるっていうのはちょっとありがたい印象があります

ただ、どうしても低音のふくよかさが欲しい(これまで000のマホガニーのギターを弾いていたから物足りない)。それで他のギターも試奏させて頂いた。

個人的に弾きやすい&弾きづらいと感じたアコギのブランド

最初に出してもらったのは、HEADWAYやMARTINなどの8~12万円くらいのギター。その中で弾きやすかったのは HEADWAY(ヘッドウェイ)。弦が低く、ハイポジションまで弾きやすい。最初に買ったら大満足だと思う。

なんていう楽器だったか覚えてないけど、こんなかんじのやつだった。これは、HEADWAY JAPAN TUNE UPシリーズ、HF-5080SE

はっきり言って、このヘッドウェイに比べると MARTIN の D-X2 は弾きづらくて仕方ない印象。MARTINだからまぁこれが普通なんでしょうけどハイポジションを押さえるにはどうにもツライ(ローコードでジャカジャカやるなら問題ないでしょう)。

マーチンのドレッドノート、Martin D-X2 BRAZ。たしかこんなやつでした。ところで最近のマーチンってめっちゃいろいろなモデルあるんですね

ただ、サウンド的にはやっぱりもう一声欲しいので(比べているのが マーティン 000-1ですし)、価格帯を上げて、20万円程度を目安に、K.YAIRI の YF 000-28(25万円)や HEADWAY の HF-SAKURA モデルなど、何台かのギターを弾かせて頂いた。確かに、K.YAIRI や ヘッドウェイ は弾きやすくていいギターだ。

HEADWAYの桜を使った桜ギターも、弾きやすいしどこかほっこりする感じの音で良かった。自宅でリラックスして爪弾くのに良さそうな印象のギター

ただ、弾きやすさはなんと最初の K.Yairi RAG-1が一番。なんでそんなに弾きやすいのかっていうと、ビタビタに弦高を下げたエレキギターみたいなセッティングをされていたから。

K.yairi RAG-1 のめちゃくちゃに低い弦高

店長さんいわく、特に弦高を下げられる個体だったから、ギリギリまで下げたセッティングにしたらしい。

そのあと、40万する MAITON(メイトン)や Cole Clark(コール・クラーク)、Morris(モーリス)の高級モデルなども試奏したけど、やっぱりこんなセッティングのギターはなかった。

40万円以上する、MAITON EBG808TE フィンガーピッカー用のギター。モーリスの高級モデルと、このメイトンも弾きやすいと思います

ちなみに、自分的に特に弾きづらいと感じたのは Cole Clark(なんかネック太くない?)とMARTIN(ハイポジションの弦高高くない?)です。自分がこれまで MARTIN だけを持っていたから弦の低さに感動したのもあるかもしれません ^^;

これはMARTIN000-1のネック。これしか弾いてなかったから、ギターでこんなに違うなんて思いもしなかった

特別に弦高の低いギターには絶対的な存在価値がある

結局、お店にある気になったギターをアレコレ試してみてもここまで弦を下げられる個体はなかった。

ペグのデザインが可愛い。あと、サイズ的にこのギターはトラベルギターにも丁度いい

難しい曲に挑戦するなら、一番重視するべきは演奏のしやすさ。どんなに音が良くても押さえられなきゃ意味がない。(あとは1フレットずつ押さえて、音が均等に鳴るか?もチェックしてます)

で、すぐに買うことに決めた。

リペアが出来るお店ならではのサービス@WAVE1

購入を決めたら、さらにほんのわずかだけど、弦を低くセッティングしてくれて驚き。それからネックの調整をしてくれるチケットもつけてくれた。これなら安心。

※千葉に住んでて楽器始めるなら、東金のWAVE1さんは超おすすめできます。

すごく良かったので宣伝しておきます笑。それに変わったギターがたくさんあって楽しいです

まとめ:圧倒的にハイポジションもバレーコードも押さえやすい!弦高の低いギターはいいぞ

家で弾いていて感じるのは、やっぱりハイポジションがめちゃくちゃ押さえやすい。それにバレーコードっていう初心者がつまづくやつ(人差し指で全部の弦押さえるFコード)もめっちゃ楽!これだけで上手くなった気がする。

つまり、初心者こそ絶対弦の低いギターを買ったほうがいい!(買える価格帯で何本か試してみましょう。それにセッティングだって重要だからちゃんとしたお店で買うべきです。)

これはまだ全部ライトケージのときの写真。その後、小さいボディの鳴りを補うために、一番下の6弦だけミディアムケージの弦を張って、逆に1、2弦はよく鳴るので、少し細めの弦に交換しました。

これまで絶対難しいと思っていた曲が弾けるようになりました。しかも、一度出来るようになると、弦が高いギターでもそれなりに押さえられるようになるのが不思議。これだけ弾きやすくなるとギターが楽しくて仕方ない

ギターも(ロードバイクと同様に)やめてしまう人が多い趣味のようなので、もしつまづいたら弦を低く下げてみるといいかもしれません。

ギターを保管するときには、これをギターケースに入れておきましょう

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