さて、エントリーのペダルからデュラエースのペダルに交換してみました。
ロードバイクと同時にビンディングシューズとペダル(PD540)を購入。そこからペダルを変えたらどうなるのかな??とデュラエースのペダル(PD9000)に交換したインプレです。
デュラエース(DURAACE)のペダル(PD9000)へ交換したインプレッション
デュラエース(DURAACE)のペダルの重さの比較
まずは重量の比較です。
◎PD540 330g → デュラエース PD9000 248g
重さは 330g→248g と約80gの軽量化。
回転系なのでこの軽量化は効くのでは??と思っていましたが、正直なところ軽量化の効果は良くわかりませんでした。。。
プロでも自転車の重さがUCI規定よりも軽くなった時に、ペダルを重いものに変えるとか聞いたことがあるので、実際よくわからないものなんでしょう。
参考までに他のペダルの重量を掲載しておきます。
- 105 PD5800 285g
- アルテグラ PD6800 260g
- 新デュラエース PD R9100 234g
R9100のデュラエースは9000のペダルより14g軽量化していますね!アルテグラも260gと軽いです!
PD540とPD9000のペダル剛性の違い
一番違いを感じたのは意外にもペダルの剛性の違いでした。
同じシューズを履いていても踏み味がカッチリしているのがデュラエースのペダル。
エントリーグレードの柔らかいシューズでこれまでしなりを感じていた踏み味が明らかにカッチリと変わりました。(どうやらアルテグラとデュラエースのペダルでも剛性が違うようです。理由はデュラエースのペダルだけ軸の設計が異なるから。そしてスタックハイトも短いのでダイレクト感があります。)
PD540のほうが膝に優しいとも言えますし、適当に踏んでも足を痛めにくいと言えます。(スタックハイトが高い方が膝に優しいという選手もいます。この記事の鈴木選手の弁)
そしてウィップ感みたいのが感じられました。(エントリーモデルの柔らかいソールのシューズ履いた場合=MAVICのアベニール)。これはこれで当時楽しかったです。
一方でデュラエースのペダルは無駄がない感じがします。これは柔らかいソールのシューズでも効果を感じました!更にシューズをハイエンドの堅いもの(ゼリウムアルティメイト)に変えると、よりカッチリ感が出ていい感じに。いいものを使っている感が出ました。 そしてちゃんと回したほうがいい感じ。
SPD-SLシューズの剛性と、ペダルの剛性の相性がある
どうやら、シューズの剛性とペダルの剛性の相性がありそうです。
実は、シマノの公式でもシマノのシューズと、ペダルの組み合わせパターンを紹介しています。例えばデュラエースのペダルだとレース用のハイエンドのシューズが推奨されています。好みの踏み味にコントロールするのに、シューズだけでなくペダルを交換する方法もありそうです。
ただ、自分自身はもう固いのに慣れてしまったので、柔らかいのに戻すと気持ちが悪いです。スパッと自転車が進まないので、なんとなく楽しさが減ってしまいます。
デュラエースのペダル、ベアリングの回転の違い
手で回してみると回転性能は明らかに違いがあります。pd540も普通に回りますが、デュラエースのペダルはクルックル!です。
しかし、足で回したときに違いが分かるかというと、微妙かな~?という気はします。ここの抵抗が減ることで1w~2W楽になっているといいんですけどね。ビッグプーリーでも数ワットの効果があるということなのできっとあるでしょう!
因みにデュラのペダルは軸の設計が他のグレードと異なることで、スタックハイトが低く設計されているのでシューズとペダルの距離が近く感じられます。これもダイレクト感が増して剛性感を高める要因の一つでしょう。
結論としてはデュラエースは剛性が高い!ペダルはデュラエース一択。
まとめると、剛性が高いことが一番印象的でした。
そして、軽量化やベアリングの回転は、大きく違うかと期待しましたが、足で回した時には、そこまでの違いはよく分かりませんでした。何回もペダルを回すロングライドでは、地味に効いてきているのでしょう。
ただ、剛性の違いというのはシューズも含めてかなり印象が変わってくる部分なので、最初はどうかな?と思いましたが、結局のところ、交換してよかったと思っています。
次もまたデュラエースを買うか?と聞かれれば、ディレーラーは105とかアルテグラでもいいですが、 ペダルは次も必ずデュラエースを買います。
↓シューズもハイエンドにすると明らかにペダリングに違いが出てきます^^
フラットペダルなら、デュラエース越えのベアリングのペダルがあります。漕いで実感できるレベルで回ります↓
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