つい先日、空気入れのときに「バルブコアを押しても空気が抜けない」という事態が発生しました。良く観察してみると、原因はバルブコアの不調でした。
バルブコアの劣化で、空気入れができなくなるケースがある
バルブコアの意外にあるあるなトラブル
最初になんだかおかしいな?と思ったのは、バルブコアを押したときの感触が変だったこと。それでも空気は抜けるし、入れることもできましたが、その次の空気入れときには、空気をリリースすることが出来なくなってしまいました。
それでバルブコアを外して観察してみると・・・

ゴム外れてるやん・・・
これでは空気が抜けるわけがありませんね。
で、シーラントのかすなどを清掃して、ゴムを所定の位置に戻すと直った感があります。

しかし、また同じことが起きても困るので、新品に交換しましょう。
ちなみにこの状態、結構みなさんあるあるのようなので、空気が抜けなくなったらバルブコアを疑ってみましょう。

バルブコアのトラブル防止に、しっかりしたメーカー製をおススメ
さて、このように時々交換が必要になるバルブコア、これはちゃんとしたメーカー製のものを使った方が良いです。

これまで、VITTORIA製、panaracer製、MAVIC製、amazonで安かった中華のK-outdoor製を使ったことがありますが、明らかにK-outdoor製だけ空気抜けを止めるためのゴムが小さく、エアの保持力が弱い。きつく締めないとエア漏れの原因になりました。
上がMAVICのバルブコア
— sciff (@sciff2) September 29, 2021
下が中華の安いバルブコア
黒いゴムの成型が違って、MAVICのほうがしっかり空気を止められる
中華のは黒いゴムが凹んでるからネジの締め込みをキツくしないとダメ
やっぱりバルブコアもメーカー製が良いと思ったわ pic.twitter.com/He5xAcxdhr
パナレーサーのバルブコアは黒いゴムがしっかりしています。

バルブコアは予備を一個、ツールケースに入れておくと安心
というわけで、めったに発生することではありませんが、今回のような経年劣化も意外とあるあるのパターン。ですので予備をツールケースに一個入れておくと安心ですね。チューブレスタイヤの場合、パンクよりもバルブコアトラブルのほうが発生率高いですし^^;

バルブコア回しがついてるチューブレスバルブ
バルブコア回し機能のあるバルブキャップは便利
実にお気に入りのバルブコア回し。これなら、バルブコアツールを無くすことがないので、ライド中のトラブルにも安心です
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