今回、改めてデュラエースのリアディレーラー RD R9100 をメンテしようとしたところ、プーリーの回転が悪すぎることが気になりました・・・
デュラエース(DURAACE RD R9100)のプーリーの回転が悪い件、プーリーはアルテグラ(RD R8000)の方が優れているのでは!?
この問題は、ディレーラーハンガーがもげたし、リアディレーラーの清掃もついでにやっておこうと思った時に訪れました。
うそ!私のデュラエース、プーリーの回転悪すぎ!?
これちょっと見て下さいよ!こんなにデュラエースって回らないんですか!!
デュラエース(RD R9100)のプーリーがあまりにも回らない pic.twitter.com/CrsTDHemmv
— sciff (@sciff2) October 28, 2020
最初、プーリーの締め付けトルクを間違えたのかと思いました。
リアディレーラーRD R9100 の構造を見てみる
このプーリー、規定トルク2.5Nm-5Nmで締めると回転がめちゃくちゃ悪い!構造をよ~く見てみるとプーリーを金属パーツでサンドイッチしています。
え?樹脂部分がこんな金属に挟まれちゃったら、摩擦で回転悪くなるのでは?ベアリングの意味なくない?!素人考えですが「意味なくね?」という考えが頭をよぎります。とはいえ、天下のSHIMANO様なので、きっと深い理由があるはずです・・・
R8000の方がプーリーの構造良くない??
デュラエースのプーリー、組付けている段階でなんだかイヤになってきました。ということで、アルテグラ(R8000)のプーリーの登場です。※TRIPEAKのセラミックベアリングも考えましたが1万円するので・・・
このプーリー、金属パーツの挟み方がRD R9100とは異なります。ベアリングの表面だけを挟むので、回転の邪魔にはならないはず。互換性無しとされる組み合わせですが、これでやってみましょう。デュラのプーリーにしてみる人は多いですけど、敢えてのアルテグラへのダウングレードです。
※検討したTRIPEAKのセラミックベアリングの動画。(めっちゃ回ります・・・やっぱり欲しいかも(^^;)
↑ 歯の形状も専用設計になってますね
RD R9100に、アルテグラ(RD R8000)のプーリーを取り付けてみる
さて、実際に取り付けると明らかにアルテグラの方が回転が滑らか。セラミック・プーリーのようにシャーっと回るわけではありませんが、R9100のプーリーのような強い抵抗は感じません。(あくまでシマノのベアリングだねって感じなので過度な期待は禁物です)
ということで変速調整。全く問題なく変速します。
※なんと、リアディレーラーのロー側アジャストがホイールに寄り過ぎでした(^^; 今回ディレーラーハンガーが折れてしまったのは、この要因もかなり大きそうです。
まとめ:デュラエース(R9100)のプーリーをアルテグラ(R8000)に変えるのもアリ
この組み合わせ、シマノは「互換性無し!」としていますが、実際に取り付けた結果、問題なく使えることが分かりました。そして、回転が軽くなったので自分としては満足したプーリー交換となっています。2000円しないですしね。今後使っていて、トラブルが起きたら追記しようと思います。
※→その後、結構走ってますけど、ノートラブルです。
自己責任ですが、アルテグラのプーリー 。そしてめっちゃ回る TRIPEAKのセラミックベアリング。
あと、安価なビッグプーリー(R9100やR8000用)も見つけたから貼っておきます(笑
今回、ディレーラーハンガーを折ってしまった件(^^; このイベントをハンガー曲げでリタイヤしました ↓
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