CHAPTER2(チャプター2) AOのインプレ2・ロードバイクとグラベルバイクを同じコースで比較してみる

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以前、70kmほどの試乗で書いたAOのインプレ。今回は自分好みに組み上げたAOでのインプレです。

グラベルバイクというと非常に重くなり、走りも鈍重になってしまうイメージがあります。ということで、これまで乗っていた軽量リムブレーキバイクと、比較もしてみます。

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CHAPTER2(チャプター2) AOのインプレ2/自分で組んだAOのファーストインプレ

自分で組み上げてペダル込み8.38kgになったCHAPTER2のAO。試乗車は確か SRAM の ETAP 組みだったと思いますが、今回はアナログなワイヤー式変速、フロントシングルです。

CHAPTER2(チャプター2) AOと、軽量ヒルクライムバイク、リムブレーキ版FELT FR1との比較

私の組み上げた、実測重量8.38kgのディスクフレームCHAPTER2 AO(グラベルタイヤ、ペダル込)と、実測重量7kg以下のリムブレーキフレームFELT FR1(軽量レーシングタイヤ、ペダル込)の比較というのは全くフェアではありませんが、私がこれまで乗っていたFR1に比べて、あまりに劣る性能だと、「つまらない」と感じてしまうでしょう。

BORA WTO45×DURAACE仕様のFELT FR1との比較です

しかし、実際の感想は「超オモシロい!」です。ママチャリと変わらない太さのタイヤで3気圧、なのに抵抗少なくヌルヌル進む。完全に別の乗り物です。

新しく組んだCHAPTER2のAO フックレスリム×チューブレスで3気圧で良い感じです

グラベルバイクとレーシング・ロードバイクを同じコースで比較!具体的なワット数の違いは7~9W程度!

ヌルヌル感といっても伝わらないので、具体的には、いつも走る1時間程度の周回コース(220mの登りを含む)で比較してみたところ、FELT FR1 に BORA WTO 45 を履いていた時と平均速度が1kmしか変わらなかったのは驚きです。つまり、平均で7w~9Wくらいの差。ハッキリ言って、これはほとんどタイヤの転がり抵抗の差(シュワルベプロワンとグラベルキング)と少しのエアロ効果ぐらいなのでは無いでしょうか?しかも前輪はセミスリックです!

リアはスリック、フロントはセミスリックタイヤ採用

つまり、走行性能が極端に劣るわけではありません。むしろ、下りや舗装の悪い部分では安定感が上がり、走りやすくなります。

Bicycle Rolling Resistanceのデータからの転がり抵抗データからの考察

私がいつも参考にしている Bicycle Rolling Resistance というサイト。タイヤの転がり抵抗の実験データが掲載されています。

Panaracer GravelKing TLC Rolling Resistance Review
Rolling resistance and puncture resistance review of a Panaracer GravelKing TLC cx/gravel bike tire. Also includes detailed weight and size measurements

このサイトを見ると、BORA WTO に履かせていたシュワルベプロワン25cはタイヤ一本当たりで11.6 Wattsの損失、一方で、グラベルキングTLC 38c2.6気圧20.8 Wattsの損失。また、GravelKing SS TLC 38cは同条件で23.0 Wattsの損失。つまり、このデータから合計すると20.6wの差が出るはず

38Cのデータより転がり抵抗が低かった、32cのグラベルキングTLC

しかし、今回の私のデータは、38cではなく32c2.6気圧ではなく4気圧で走ったデータなので、20wではなく7~9wという差に留まったのだと考えられます。

また、ワイドフックレスリムは、タイヤの潰れが少なくなり転がり抵抗が軽減されるので、その効果もあるのでしょう。

因みに、この比較のFELT FR1は軽量フレームですが、エアロフレームではありません。エアロフレーム、例えば、明らかにFR1より速かったトレックのマドンや、CHAPTER2のTEREと比較すると、もう少しワット数に差が出ると思います。

ナローリム×23cを履いたBIANCHI SEMPREとグラベルバイクCHAPTER2AOを比較

またBIANCHI SEMPREはナローリムのシャマルに23cのチューブレスタイヤを履いています。この組み合わせ、登りでのシャキシャキ感が非常に気持ちいい。坂はもちろんナローリムの方が軽快に登ることが出来ます。

実測重量は7kg台でAOより軽いです。これでもグラベルに行くんですけどね(^^;

しかし、AOの登坂性能の良さ&グラベルバイクの太いタイヤによる「圧倒的な乗り味と進みの良さ」を前にすると、もはや自分の中でナローリムは過去のものになってしまいました・・・昔、ドマーネに試乗した時の感想が「ママチャリみたい」で好きでは無かったのですが、なんだか私も人が変わってしまったようです(^^;

※漕ぎだしは当然ナローリムの方が圧倒的に軽いですが、巡航時はそこまでの差を感じないような・・・

フックレスリム×チューブレスタイヤ×低圧運用は非常に具合が良い

フックレスリムに35c相当になるタイヤを入れると、4気圧でも空気入れ過ぎ感があります。私はヨレるタイヤが嫌いなのですが、3気圧で走っていてもコーナリングでも変なヨレかたも感じず、非常に滑らかに転がります。(3気圧以下だと抵抗が増えてくる感じがします)

リム外幅31mmのホイールに35c相当のタイヤ、3.5気圧で舗装路も速い!

しかも振動吸収性が良くなり、ロードバイクの神経質な挙動とは無縁になります。

ヒルクライムも決して遅くはない、むしろ良く登るバイク

以前のインプレでは、坂がちょっとしんどい感じがしましたが、今回は自分のポジションに合っているからか、全くシンドイ感じはしません。むしろ意外にダンシングがしやすい。敢えて少し大きめのSサイズ(ステムをべた付け出来てかっこいいから)を選んでいるので、ダンシングはやりにくくなるかも・・・と危惧していたのですが意外な結果でした。

上総中野駅です

短めの坂であれば、ダンシングで後れを取らずに乗り切れます。

この評価の違いは、以前の試乗車はクリンチャーでの運用だったので、チューブレス化で片輪100g以上軽くなっている効果(グラベルキングTLCが276gと軽量でチューブ要らず)も出ているのだと思います。

このAOで120km2700mUPのライドに行きましたが問題無しです。激坂区間では過去に試乗したTEREより速い記録になっていました。TEREは試乗車なので細かいポジションの問題がありますが、AOは低速域で反応が良いのは確か。また、FELT FR1×コスミックプロカーボンUSTよりは遅かったです。(バイクに1kg以上の差があります)

AOにもあるCHAPTER2バイクの特長

これまで試乗したCHAPTER2のバイクの特長としては、ペダリングの後半にギュン!と伸びる感じがあるので、乗っていて楽しいところが美点ですね。後ろ乗りで回していてもこの「伸びる」感覚はあります。また、フレームに力を吸われるような感じもしないのに、ダンシングで足残りが良いのも美点です。また接線方向に長く力をかけるペダリングの方が良く進む感触があります。

REREにもあった伸びる感覚

AOは特にグングンとロス無く良く登るフレームだと感じます。BB周り~ハンドルのカッチリ感が FELT FR1 より優れていてパワーの伝達性が良いように感じます。但し、イヤな硬さはありません→ここがCHAPTER2バイク全般の良いところ。FELTに乗り換えた時に、もっと剛性があってもいいかなと感じます。

AOはフロントの振動吸収性が特別良いわけではない

CHAPTER2のAOはグラベルバイクですが、特殊なギミックが入っているわけでは無いので、フロントの振動吸収性が特別良いわけではありません。あくまで太いタイヤの振動吸収性で勝負するタイプです。しかし、長いグラベルの下りだと、手が痛くなることを経験済みなので、今回はバ―テープの下にチネリのジェルパッドを巻き込んでいます。これなら微細な振動は全く伝わらず、フワフワで手にやさしいです。

下ハンに巻き込んだジェルパッド

しかも、ハンドルにドロップの小さいバンディー2を採用しているので、下ハンで辛いということもありません。

まとめ:CHAPTER2のAOは、グラベルバイクというより、やはりマルチロードバイク

自分のポジションに合ったCHAPTER2のAOは以前の試乗よりフィーリングが良く、やはり良いバイクでした。グラベルを走らない時でも全くモッサリ感が無く、むしろ良く登るので、積極的に乗りたいバイクになっています。今のアセンブルで舗装路を距離にして30km、全力疾走しても全くストレスを感じません(むしろ安定感があって楽かも)。今のままでも、100kmのロングライド(ほぼ舗装路)をしてもストレスは皆無。しかし、フロントのセミスリックタイヤからは少し抵抗感を感じるので、これをスリックのグラベルキングに変えれば、もうノーマルロード要らないんじゃない?と思わせるだけの走りの性能があると思います。

チネリのジェルパッドを入れるのはおススメ!カーボンハンドル化より効果があります。またグラベルバイク用の携帯用チューブ。シュワルベ(150g)よりマキシスのウルトラライト(100g)の方が軽量コンパクトです。ポリウレタンチューブは更に軽量(30g)です!

↑この予備チューブの重量測定、マキシスのウルトラライトはカタログ通り100gでした。

CHAPTER2の開封インプレと購入のポイント

自分で組んでみたときのポイントまとめ、パーツ一覧も

CHAPTER2バイク一覧

今回のハンドル回り

今回採用したフックレスリムのホイール。グラベルバイクは足回りの軽量化の為に、チューブレスタイヤがオススメです

AOでゴリゴリのグラベルに行った記録

AOの純正クランプをTHOMSON製に交換しました

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