CHAPTER2(チャプター2)AO(エオ)のインプレ!グラベルロードというより、ロードバイク寄りのマルチロードのAO

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チャプター2のマルチロードAOのインプレです。

マルチロードであるAO前回のまとめ記事で紹介している通り、本当にスペック的には、今、一番進んでいるロードバイクだと思います。

試乗車の写真

仕様としてはDISC の SRAM eTAPフロント35mm,リア45mmのカーボンホイールタイヤはSchwalbe G-One All Round で太さは、35Cか38Cかな? 380g~440gくらいのオンロードとオフロードの兼用タイヤです。

今回、このタイヤで舗装路&グラベルに突入しました!
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CHAPTER2(チャプター2)AO(エオ)のインプレ

エアロロードのREREのインプレに続き、マルチロードである「AO」もグラベルを含めた約80キロを走ったので、インプレしたいと思います!

CHAPTER2(チャプター)のマルチロードバイクAO(エオ)のインプレ

まず、グラベルロードバイクのような印象で取り掛かると、とっても良い意味で裏切られます。

舗装路平坦での30-35キロの走行は私でも全く問題無し。不思議なことにブロックタイヤなのに十分速いです!特に30キロまでの加速は速い印象。

富士山が見えて最高のライド!

また、もっと加速することも力があれば可能。例として、追い抜いて行ったサポートカーに、私がエアロロードであるREREでついていったのですが、私が切れたときに後ろから飛び出したのが、まさかのAO!(シクロワイアードの綾野編集長が乗っていました^^)。

綾野編集長♡ 写真はイメージです(笑)

なんか気分的には、アシストが必死にエースを引いてスプリントさせたら、エースが実はブロックタイヤ履いているのに、めちゃくちゃ速かった!という衝撃です。

ということで、一般人でも出来る人なら40キロ以上の走行も可能。

平坦路なら想像するよりも余程、走りの性能が高いです!

ブロックタイヤでこれなので、普通のタイヤを用意して履かせれば、ノーマルロードと同等の走行能力が十分あるでしょう!

AOの登坂性能はどうか

舗装路の登坂については、もともと登坂の苦手な私にはちょっと辛かったです。というか比較の基準が、私の DURA ACE 組みの FELT FR1 +BORA WTO45 なのでここは仕方ないですね(^^;)(ペダル込みで7キロ切ってます)

もっと太いタイヤなのに余裕のマイケルライスさん^^

また、試乗なのでポジションをシッカリ出していなかったことも要因の一つ。少し後ろ乗り気味でサドル高が低すぎました。

印象としては、固くて芯はあるけど、足に来ないように調整されている剛性感。これエアロロードのREREにもあった部分なので、チャプター2の特徴なのでしょう。軽量クライミングバイクのように、KOMを取るような反応性ではないですが、踏み続けることが出来ます。

ちゃんとAOで軽量バイクのHURUなどについて行っています(^^; ©シクロワイアード 綾野編集長

また、逆に下りはめちゃくちゃ速いです!スピードが乗っても全く怖くないので、ノーマルロードなどをぶち抜いていくことが出来ました。これは、タイヤが太いということでバイクを倒しやすいこと、ジオメトリに安定感がある点、などが要因でしょう。

まとめると、1.5インチくらいのグラベルタイヤの場合には、登りはちょっとシンドイ、下りは速い!です。

ノーマルのロード用ホイール&タイヤをアセンブルすれば、問題なく十分に登れると思います

※もちろんKOM取るつもりなら軽量バイクであるHURU(フル)を選びましょう(笑)

AOのグラベル走破性能はどうなのか?

二日目にAOに乗った時は、ポジションの部分を修正してグラベルに突入したので、しっかり登ることが出来ました^^ 

これはまだ全然余裕な道 撮影:cyclowired 綾野編集長

言うまでもなく、マイケルライスさんと、シクロワイアードの綾野編集長はゴリゴリ余裕で登っておられました(^^;

そして、ロードで突っ込めないレベルのグラベルに余裕で突っ込めます。こんなグラベルを20キロ以上走りましたが余裕でした^^

確実の通常のロードバイクで走るのは無理です(^^;

ただ、下りで下ハンドルをもって走っていると、振動が手にきて痛くなってきました。(但し、10キロ以上のグラベルの下りです)

これだけのグラベルに突入することが多いなら、バーテープの下に振動吸収性の強いジェルパッドを巻くなど、振動対策をした方が良いでしょう。

こんな感じ。もっとヤバいところも多かったですが、ヤバすぎて写真撮れていません(^^;

CHAPTER2(チャプター2)AO(アオ)の積載能力について

さて、沢山のダボ穴がついている「AO」。ボトルを5つ搭載可能なんですけど、そのダボ穴の場所としては、シートチューブ&ダウンチューブ内側はもちろん、ダウンチューブ下側にもダボ穴が標準装備

そしてなんと、フロントフォークの左右にも!ここに左右で2本のボトルを搭載することが可能!

トップチューブにもダボ穴があって、ボトルケージはもちろん、お弁当箱を取り付けることが出来ますね(笑)

トップチューブのダボ穴!ダウンチューブのボトル位置も実は調整できるようになっています^^
恐らく泥除け装着用のシートステーのダボ穴

AOのチェーンステー長の調整について

さて、チェーンステー長を変更すると走りの変化はどうなのか?という点については試すことが出来ませんでした(笑)実際の作業の写真はこちら↓

チェーンステーにハマっている黒いパーツの向きを逆にするとOKの様子

チェーンステーを短くすると、タイヤが太すぎてシートチューブに干渉してできなかったからです(笑)

これはチェーンステー長の調整が、めちゃくちゃ太いタイヤを入れるための措置も兼ねているということですね。

元々AOのチェーンステー長は420mmとグラベル系バイクにしては短め。 これがグラベルバイクらしからぬ、踏んだ時の反応の良さに寄与しています実はドマーネと同じです(笑)。普通のグラベルバイクである、JAMISのRENEGRADEだと430mm。

ここから-7.5mmで412.5mmにして更に反応性を高められるのはとても良いですね。チェーンステー長が 412.5mmというのは並みのエンデュランス系モデルより短く、反応が良くなる数字。例えば、ビアンキの INFINITO CVで415mmです!

右のパーツはセンター様ですね。左は何か不明(笑)
今回履いていた超太いタイヤ!!細いタイヤにして、チェーンステーを412.5mmにすればさら軽快に走るでしょう!

まとめ:チャプター2のAOは、ホイールを2セット用意すれば、グラベルも普通のロードもいける最先端のマルチロードバイク

チャプター2のAOは、走行性能は非常に高くフレームも1040gと軽量(これだけのギミックを詰め込んでいるフレームとしては超軽量ですね!)。ボトルケージやバイクパッキングの為の道具を搭載するためのダボ穴も多く、最先端のシステムを投入した非常に面白いロードバイクです。

つまり、軽快な走りを犠牲にせずに、どうやってこれを楽しもうかな!?って夢が広がるバイク!

ダートで登った山の上で記念写真^^  撮影:シクロワイアード綾野編集長

私は今回、元々、エアロロードであるRERE(レレ)の方に乗ってみたかったのですが、実際に乗るとAOならどう組もうかな??ってばっかり考えている自分がいました(笑)

DISCのコンポは何にするか??ホイールはどうしよっかな~??(軽快に走るのにBORA WTO 33 みたいなホイールを入れたいです^^)

なんというか、自分好みにカスタムして、のんびり走ったり、速く走ったり、グラベル&バイクパッキングをしてみたり、色々な楽しみ方をしてみたいなぁ~って思う、カワイイやつです^^

 

衝撃吸収性の高いジェルパッド&ジェル入りバーテープ。ヘタなカーボンハンドル化よりも振動吸収性UPが分かりやすいです。アルミロード&アルミハンドルでも、十分効果があります!

 

結局AOを注文しました

AOを自分で組みます

後継機のKAHAのインプレ、登坂性能UP、フロントの接地感が良くなったように感じました

KAHAとAOを同じHUNTホイールで比較しています

実は房総半島はグラベルっぽい道が多いです

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