absoluteBLACK(アブソリュートブラック)はFC R9100、FC R8000 で46-30Tを実現する楕円チェーンリング

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44-30Tといった超コンパクトなチェーリングが出来るクランク SUGINO(スギノ) OX901Dの記事がかなり読まれているのですが、チェーンリングを小さくする方法は他にもあるのでご紹介したいと思います。

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absoluteBLACK(アブソリュートブラック)の楕円チェーンリング

absoluteBLACK(アブソリュートブラック)のチェーンリングを取り付けることで 46-30T が可能です。これは FC R9100 や FC R8000 といったシマノ純正のクランクに取り付けられる優れものです。

absoluteBLACK(アブソリュートブラック)とスギノOX901Dとの違いは何か?

本来 FC R9100 や FC R8000 は最小チェーンリング34Tで設計されています。ですので30Tなどというチェーンリングは取り付けられないはず。 スギノのOX901Dは元々30Tを取り付けられるようにクランク自体を設計していますが、それがこの absoluteBLACK(アブソリュートブラック) は楕円チェーンリングを採用しているために、シマノ純正クランクに取り付けることが可能になっています。

また、SUGINOと異なり、30Tとの組み合わせは46Tに限られます

楕円率は9-10%

一度ROTORの楕円チェーンリングを使用したことがありますが、最初はなんじゃこりゃ漕ぎにくっ!!って思うのですが、すぐ慣れました。

この absoluteBLACK(アブソリュートブラック)のように、ヒルクライム用の小さなチェーンリングが楕円リングになると、ペダリング効率UPに効果が高そうですね。

ヒルクライムで頑張って漕ぐと、下死点まで踏んでしまって無駄なパワーになってしまうことがあります。楕円リングだと、下死点の通過がスムーズになるのでペダリング効率が良くなるというわけです。

シマノ純正のクランクで30Tを実現するためにかなり凝った造形をしています。

通常のコンパクトクランクで11-34Tなどのスプロケットを採用すると、どうしてもワイドレシオになってギア間の繋がりが悪くなるのが欠点。これが 46-30T や 44-30T なら、ギアの繋がりは50Tより良くなるのでより走りやすくなります。そして、アウターでずーっと走ることが出来るので、フロントのかけかけが要らず、快適です。

最近はFSAのクランクセットにも46-30Tが用意されている

最近完成車に46-30Tがついていることを見かけるようになりました。大体FSAのクランクがついているようです。 ノーマルクランクでロードを始めるというのはもう過去のことになりつつありますし、 ロードバイク初心者は46-30Tで初めて、走れるようになったら50-34Tや52-36Tに交換、という流れになってくるかもしれませんね。

一番の問題はこんなマニアックな機材、初心者は存在することに気づかないことではないでしょうか(笑)最近はシマノもGRXコンポで46-30Tを用意しましたし、低ギア比がメジャーになってくると、初心者もロードに入りやすくなると思います^^

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