最軽量139gのワイヤー式油圧ディスクブレーキ、Yokozuna(横綱) Ultimo!とYokozuna専用ケーブルについて

この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

日本の習志野に会社があるというyokozuna(横綱)のブレーキとケーブルについてです。

スポンサーリンク

最軽量ワイヤー式油圧ディスクブレーキ!Yokozuna(横綱)Ultimoブレーキと専用ケーブルセットについて

ワイヤー式ディスクブレーキとしてはフルメカニカルにEqual、ワイヤー×油圧にTRPのHY/RD や JuintechのF1 があります。その Juintech F1 の改良版となるワイヤー×油圧のハイブリッド・ディスクブレーキがこの Yokozuna(横綱) Ultimo Road Disc Brake になります。

yokozuna ULTIMO

Yokozuna(横綱) Ultimo Road Disc Brake Flatmount(フラットマウント)

この横綱Ultimoディスクブレーキ、まず嬉しいのがフラットマウント仕様があるということ!最近のロードバイクにインストールするにあたっては、必須のスペックですね。

yokozuna Ultimo のフラットマウント仕様 ※ポストマウントもあります

そして、JuintechのF1よりも進化していると言われる構造。元々yokozunaは、この前にmotokoというブレーキを出していました。そのMotokoを(ほぼそのままパクった?)踏襲した構造なのがJuintechのF1になります。

これがJuintechのF1=Motokoです

この Yokozuna(横綱) Ultimo はそのMotokoの改良版。ということで juintech F1 よりも優れたブレーキになっているということでしょう!

キャリパー重量は145g→139gと軽量化。同じワイヤー×油圧のTRP HY/RD 205gより圧倒的に軽量!そして専用のコンプレッションレス・ブレーキケーブルが付属します。

この構造・・・みたことあります

装着するとこんな感じ。この構造、どこかで見たことがあるケーブルのような・・・

アウター受けに専用アダプターをかます仕様は某Equalブレーキと同じ仕様です

通常のアウターケーブルより太く、どうみても EQUALブレーキ と同じもののように見えます。但し Yokozuna は EQUAL のように柔らかい方のアウターケーブルが付属していないので、内装式などでワイヤリングが厳しいフレームでの使用は難しいでしょう。

→その点、EQUALのブレーキアウターには柔らかいアウターもセットされているので改良されています。

固いアウターと柔らかいアウターが付属するEQUALのブレーキセット

もっとも私のバイクにはハードアウターだけで問題なく組み付けることが出来ました。

私の使用した限り、EQUALブレーキのアウターとインナーのセットは引きの甘さが改善し本当にカッチリ感が出た上に、ブレーキレバーがスコスコ動く良いものでした。この専用ブレーキワイヤーをTRP Hy / Rdに使用すれば、こちらも油圧同等の制動力になるのではと思います。つまり、この軽量な油圧×ワイヤー式のUltimoディスクブレーキセットは引きの軽さと制動力、軽量性を兼ね備えた素晴らしいブレーキセットなのかもしれません。

Yokozuna(横綱) Motoko Road Disc Brake – Flat Mount

ところで、こちらが横綱のMotokoです。ほぼそのまんまJuintechのF1ですね。

シルバーポリッシュにyokozunaの文字

キャリパー一つあたり 145 g。JuintechF1と全く同じ。

フラットマウント対応

横綱のMotokoには、シルバーとブラックがあります。そしてJuintechと異なる点として、やはり専用のブレーキケーブルセットが付属します。

右下にスペシャルケーブルの記載がある説明書

Yokozuna Reaction Brake Kit (横綱ブレーキケーブル)について

yokozuna のブレーキに付属するのはこちらのケーブル。反応が良くなるコンプレッションレスのアウターワイヤーとケーブルのセット。ディスクブレーキはもちろん、リムブレーキにも使用することが出来ます。(言われてみれば当たり前ですね)

その特長は、シフトケーブルのようなコンプレッションレス構造に加えて、ブレーキのパワーに耐えるべくケーブル周りを金属で巻きを入れていることですね。

左側の上から通常のブレーキアウター、シフトアウター、このyokozunaのブレーキアウターの構造になります

リアは、通常のフロントよりも反応が良くなるレベルというレビューがありました。リムブレーキ、及び油圧ディスクブレーキで、リアのフィーリングがボヤボヤするという不満を感じているなら、このようなアウターケーブルに交換することで解決する可能性があります。

コンプレッションレスで改良するといえば、NOKONでしたね

なおブレーキだけでなく、シフト用アウターケーブルもあります。型番としては Yokozuna Reaction Universal Kit。ということで、このシフト用アウターを使えば、シフトのカッチリ感も増すのかもしれませんね。

※セットになるシフトケーブルについての詳しい構造の記述がなかったので、詳細は不明です。

Yokozuna Action Shift Cable System

Yokozunaのシフトケーブルには、いくつかの種類があるのですが、こちらはなんと3mmのアウターと1mmのシフトケーブルがセットになったシフトケーブルセット。シマノ、SRAMに使うことが出来ます。

通常の5mmのセットに比べると50%も軽量化できるということです。また、内部に潤滑剤が含まれているそうです。

yokozunaのその他のアウターケーブル

横綱には、他にもこのようなシフタアウターもあります。

アウターは3、4、5mmがあり、中のシフトケーブルも1.2mmと、より高価な1.1mm版が存在します。

made in JAPAN とあります。なんとなくこのヴィンテージ風味な雰囲気、ニッセン製かな??という気もしないでも無いですが・・・横綱のあるという、習志野の工場でつくっているのかもしれません。

こちらがyokozunaの様子らしいです、製造は習志野の町工場なのでしょうか?

ブレーキアウターも30mのセットがあるので、手持ちのバイクを全てこのアウターにしたい人はこのボックスを買うのも良いかもしれません(笑)

まとめ:ワイヤー×油圧ディスクとしては軽量な Yokozuna Ultimo!また、リムブレーキでもディスクブレーキでもタッチに不満がある人は、yokozunaアウターを使うと良いかもしれない

このワイヤー×油圧のULTIMO、片方で239.99ドルと非常に高価ですが軽量で良さそうなディスクブレーキですね。

そしてこのケーブルは、リムブレーキにも使用可能!さらに、シフトのアウターまで yokozuna から出ていることが分かりました。

シマノ社外製のケーブルとしては、ニッセンのアウターとインナーケーブルが評判になりましたが、この yokozuna(=多分EQUAL?) もきっと良いものでしょう。 ※yokozunaは公式サイトから買えるようです。なお私は初めて横綱を知りましたが、アメリカ人に話すとyokozuna のことを知っていて、日本人はyokozuna をみんな知ってるものと思っていた!とのこと^^;

入手性も良く柔らかいアウターも付属するEQUALのブレーキケーブルセットはこちら。

コメント

タイトルとURLをコピーしました