軽量なマグネシウムのリム！Allite R370、G370、G380について

軽量なマグネシウム製のリムが発売されるようです。

軽量なマグネシウムのリム！Allite R370、G370、G380について

軽量なマグネシウムのリム！Allite R370、G370、G380について

台北ショーで披露されたALLITEのマグネシウムリム。vaastのフレームもALLITEのマグネシウムで作られています。サンプルが届くとのことで楽しみです。https://t.co/qmbtp6HWQe #vaastbikesjapan pic.twitter.com/kNPHPu0835
— vaastbikesjapan (@vaastbikesjapan) May 19, 2023

Allite R370、G370，G380 マグネシウム・リムの重量は？

マグネシウム製のリムというのは乗ったことが無いので非常に興味をそそられるところ、気になる重量とスペックは以下（リムハイトは全て27mm）

　モデル　リム内幅　重量

R370　21mm　375g
G380　25mm　405g
G370　25mm　376g（650b）

スポークの本数に関しては、24穴、28穴、そしてグラベルモデルのみ32穴が用意されるよう。

マグネシウムのリムは、振動吸収性に期待できる！？

さて、マグネシウムの自転車といえば、以前、VAASTbikesのマグネシウム・バイクに乗ったことがあります。（というか今回のマグネシウム・リムもVAASTの扱いです）

かっちりした剛性感があるのに、どことなく軽やかさと優しさがあるのが印象的でした。目隠しで乗ったらカーボンと恐らく見分けがつかないんじゃないかと感じられる高性能。

そこから想像すると、マグネシウムのリムもカーボンホイールと見分けがつかないくらいの高性能を期待できます。因みに、このマグネシウム製のリムはカーボン製のリムに対して24％、アルミリムに対して16％の振動低減効果があるらしい。だから、グラベル用ホイールとしてもかなり向いてるんじゃないかと思う。マグネシウムだし、衝撃与えたらどうなるの？？とか気になるところですが、とりあえず、試乗できるホイールがあったら乗ってみたいですね。

マグネシウムホイールの価格と発売時期は？注意点はイオン化傾向では？

以下、あくまで噂レベルの情報です。気になる価格はリム一本1万5千円くらい？？（参考までにMAVIC OPEN PRO USTが13200円）。また金属間での腐食＆固着が起きるので、二ップルの素材には制限があるらしい。アルミか真鍮のどちらかがNGとのこと。恐らく、中学生ぐらいで習うイオン化傾向的に考えると、アルミはOKで真鍮（=銅と亜鉛）がNGでしょう。（マグネシウム（Mg）とアルミニウム（Al）のイオン化傾向は近かったですよね→　K＞Ca＞Na＞Mg＞Al＞Mn＞Zn＞Cr＞Fe＞Ni＞Sn＞Pb＞H＞Cu＞Hg＞Ag＞Au 　真鍮に含まれる銅（Cu）がガルバニック腐食の原因になるでしょう。）

それぞれ正確にはメーカーからの確定情報を待ちましょう。

競合するアルミホイールについて

さて、このマグネシウムリムを使ってメーカーが試作したホイールは1100gくらいだったそう。

マグネシウムリムが届きました。なかなか軽量。台北ショーで組んだサンプルはペア1100g台だったとか。内幅21mmのロード、25mmのグラベル(700/650)の3タイプ。#vaastbikesjapan #ALLITE pic.twitter.com/5s1iWBcl8F
— vaastbikesjapan (@vaastbikesjapan) May 29, 2023