ロードバイク乗りの朝は早い、とよく言われます。ロングライドに行こうものなら早く出発しないと日が暮れてしまいますからね。しかし、これはあなたの脳の中の快楽物質「セロトニン」に支配された行動なのかもしれません。
セロトニンが出来る運動、ロードバイク
実は、ロードバイクは「気持ちを前向きにさせる神経伝達物質セロトニン」ができやすい運動なのです。
普通の人からすると、ロードバイクって何が面白いのか分からない!
ハッキリ言ってしまうと、ロードバイクなんてただペダルを漕いでいるだけで、普通に考えたら何が楽しいのかマジでちょっと分からない。ロード沼にハマってない人からすると100キロ走るっていうと確実に引かれる距離。坂を登ってハァハァ行って気持ちいいとか、ただの変態ですよね。 しかし、何故かそんな行為が気持ちが良くってやめられないのがロードバイク。
ロードやるまで自転車で坂登るなんて頭おかしいと思ってた。今は激坂見つけたら興奮して登ってるから確実に頭おかしくなってる pic.twitter.com/D36ZcowdUf
— sciff (@sciff2) September 28, 2019
これは確実にヤバイ。
何か秘密があるはずです。
日光を浴びて運動するとセロトニンが生成される
ここで出てくるのが先ほど触れた「セロトニン」。
脳の中にはアドレナリンとかセロトニンとかドーパミンといった神経伝達物質があって、そのなかでもセロトニンが気持ちの安定を生む快楽物質。足りなくなると他の神経伝達物質のコントロールが出来なくなり、鬱になったり、攻撃的になったりすると言われています。つまりメンタル不調の入り口がセロトニン欠乏なわけです。
そして、セロトニンは、日光を浴びて運動をするとたくさんできる。つまりロードバイクはセロトニンを生成し、前向きな気持ちを生むのに最適な運動ということです!
セロトニン不足になりがちな現代の仕事のパターン
一方で仕事でよくあるパターンで、PCの前に座って体を動かさないで、脳だけを使っていると、それが脳みそのストレスになってしまって、またセロトニンの合成を減少させてしまうそう。スマホの画面を見続けたりも同じ。
結果、セロトニンが生成されないので、気分が落ち込みやすくなったり、怒りやすくなったり、やる気がなくなってきたりして、ネガティブ志向、うつや引きこもりの原因になる。
「あー、もう仕事で疲れたし、週末まじ自転車乗りたい!!走りたーい!!」っていうのは、体がマジでセロトニンを欲している証拠ではないでしょうか!?
セロトニンができるロードバイクはストレス発散に最適ってこと!
セロトニンは朝から日光を浴びると合成と分泌が始まります。
そして日が暮れるとメラトニンという物質に変わる為よく眠れるようになるらしいです。
つまりロードバイクでの朝練は最高!ということ。通勤ロードバイクなんて超最高です。朝と夕方に運動を行うのが最も効果的とされています。
また呼吸のしかたも重要。腹式呼吸をするとさらに効果的!
セロトニンの合成を助けるための食べ物
さて、更にロードバイクで気持ちよくなるために食事も工夫してみましょう。
セロトニンの原料は、必須アミノ酸のトリプトファンですが、体内で合成できないので食事でとることが必須です。肉、魚、大豆製品や、乳製品に多く含まれるようです。またセロトニンの合成には、ビタミンB6(まぐろ、カツオ、鶏むね肉、バナナ、等に多く含まれています)と炭水化物も必要。
と、いうことでロード乗りのおススメの朝ご飯は、卵とバナナとヨーグルトと納豆ご飯ですね!
鶏むね肉をサラダチキンのように作っておいて朝食べるのも良いでしょう。コスパ抜群!
低温調理で鶏むね肉をゆでると柔らかく、美味しいサラダチキンをつくることができます。
ちょっと脱線:柔らかく美味しいサラダチキンの作り方
さて皆さん、鶏むね肉なんてパサパサで美味しくないと思っていませんか??
これ、コツがあって、柔らかく作るポイントは、茹でるときにお肉が固くならないように、65℃~70℃くらいを保つこと。
鶏むね肉の皮をはいで、塩とオリーブオイル、ハーブとかショウガとかネギをジップロックに入れて湯煎します。そして、一時間くらい放置。
開けるとマジで柔らかいサラダチキンが出来ます。詳しくはクックパッドとか見てください(笑)
バイクパッキングなど、アウトドアの料理でもコッヘルでこうやって作ると本当に柔らかくておいしいお肉が食べられます。温度計が必要ですけどね。(もっと詳しくは「低温調理」でググってください)
まとめ:ロードバイクはセロトニンができやすいスポーツ
ということで、最近自転車に乗っていないから調子悪いアナタ。きっとセロトニン不足です。休みの日はバナナとサラダチキンとヨーグルトを食べて、朝早いうちからお出かけしましょう!
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