CHAPTER2のエアロホイール REHI45 の発売!

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以前マイクプライド氏にお話を伺った時に、ホイールをテストしていると聞いていましたが、遂にCHAPTER2から REHI45 というホイールが発売されました。

※CHAPTER2の設計者&デザイナー&社長である、マイクプライド氏へのインタビューはこちら、オススメ↓

ところで、上のインタビューで、「TOAとKOKOには45mmハイトがおススメ」と語っておられたので、今回のREHI45 は TOA や KOKO 向けにデザインしたものでしょう。

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CHAPTER2のホイール REHI45 について

さてマイクプライド氏が設計したREHI45とはどのようなホイールなのでしょうか?

REHI45のスペックについて

CHAPTER2のウェブサイトから以下、スペックを転載。

WHEELSET SPECS

  • 45mm Deep Aero Optimised Profile
  • 21mm Internal Width / 27mm External Width
  • Rear 799g & Front 670g (1,469g System Weight +/-3%)
  • Hooked Tubeless Ready Bead Section
  • Straight Pull Sapim CX-Ray Spokes
  • Spoke Count: Rear 24 & Front 21
  • Hub Width: Rear 142mm & Front 100mm
  • Shimano 12s FHB Pre-installed
  • Sram XDR & Campagnolo N3W available (sold separately)
  • 6-Pawl FHB Design with Steel Bearings
  • Designed for 28-45mm Tires
  • Centre-Lock Disc Rotor Mount
  • EN ISO 4210:2014

価格は293,000円(税別)。SAPIM CX-RAYで組まれた45mmハイトのカーボンホイール。内幅21mm&外幅27mmのリム。重量はフロント670g、リア799g、合計1469g。チューブレスレディ―対応ですが、フックレスではなくフックがある。これはマイクプライド氏が「フックレスリム派ではなかった」ので納得の仕様です。タイヤ幅は28-45mmに対応。

リムにはCHAPTER2ロゴと、ターコイズカラーのラインが入る

この点、現在は28-45mm対応と書かれていますが、最初にウェブサイトを見た時には28-32mmタイヤに最適化と書かれていたような記憶があります。多分、空気抵抗的には28-32mmくらいのタイヤを装着するのがベストなんでしょう。

特徴的なのはスポーク数。リア24本に対しフロントが21本。空気抵抗を減らすためですね。

CX-RAY×スポーク数21本のエアロ効果はどの程度なのか?

スポーク数が少ないことでの空気抵抗の削減についてはこちら。リム→ディスク化での弊害として、フロント・スポークが6本ほど増え、空気抵抗の大きなホイールが増えてしまいました。恐らくですけど、マイク・プライド氏はそれが嫌だったんじゃないかと。

こうしてみると、CHAPTER2 REHI45(リムハイト45mm スポーク21本)はざっくり空気抵抗係数 990 以下となるので、ROVAL RAPIDE CLX(リムハイト51mm スポーク18本)ほどではないけど、ZIPP 303 Firecrest(リムハイト40mm、スポーク24本)やROLF PRIMA EOS 3 DISC(リムハイト35mmスポーク20本)、 ROVAL ALPINIST CLX (リムハイト33mm スポーク21本)より空気抵抗が低そう。だとすると、かなり高水準なエアロホイールということになります。※体感ではZIPP 404 Firecrest(リムハイト58mmスポーク21本)とほぼ同等になりそう

また副次的に横風耐性も高くなるでしょう。

多分ですけど、空気抵抗を削減を意識しながら(60mmハイトではなく)45mmハイトなのは、横風耐性=ハンドリングを両立させるためと登坂性能を確保するためでしょう。

REHI45の慣性モーメントの予想

折角なのでREHI45の登坂性能について予想してみましょう。これはただの想像ですけど、REHI45は最新の45mmのリムですので390gと仮定した場合、慣性モーメント指数は約73.2になります。

全体的な性能としてリムブレーキ仕様のBORAWTO45は超えているんじゃないでしょうか。ディスクブレーキのホイールと比べると、ZIPP 404 Firecrest相当のエアロ性能で、404より登るか同等くらいなんじゃないかと予想します。

REHI45のリムは、リムテープが要らないリムらしい

ところで、スペック表に書かれてないけどチューブレスレディホイールで気になるのは、リムテープがいるタイプかいらないタイプか、ということ。リムテープが必要だとチューブレス化した時に一つ面倒が増えます。これはサイトに載っていないので、質問してみると、リムテープはいらないタイプとのこと

リムテープは不要とのこと。これ、ホイール購入の判断基準になる人も多いと思うので、スペック表に載せてくれた方が良いと思うんですけど・・・

まとめ:REHI45は恐らくエアロ性能にこだわったホイール

まとめると、REHI45で特徴的と思った点としては以下の二点。

  • フック有、リムテープ不要のリム
  • フロントスポーク数21本の高水準なエアロホイール

この CHAPTER2 の REHI 45、基本的にはCHAPTER2に乗っている人しか選択しないホイールと思いますが、結構高価なホイールだし、なかなか選択しづらいと感じます。ただ単に、フック付きのリムがいいなら、アルテグラのカーボンホイールが10万円位安いし、リムテープレスがいいなら同じ価格帯にMAVIC COSMIC SLR45 DISCがある。とはいえ、スペックをよく見れば、相当なエアロホイールのよう。あわせてもっとマイク・プライド氏ならではのこだわりも紹介して欲しいところですね。→ベアリングにもこだわっているらしいです。

CHAPTER2のREHI45。スペックを見る限り、空気抵抗の削減をかなり意識しているようです。インタビュー時には、納得できる性能になる為に試行錯誤しているようでしたので、踏み味とかハンドリングとか、そっち方面へのこだわりも聞いてみたいところ

このホイールも、小田原のサイクリングジプシーカフェで試乗できるようになったようです。

CHAPTER2のバイク一覧、個人的にはKAHAとTOAがめっちゃ良いと思う。

ZIPP303sのインプレ

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