フリクションレバーや、電動変速ボタンと組み合わせて使える、単機能のブレーキレバーについてまとめです。
- 軽量なブレーキレバーのラインナップまとめ
- ブレーキレバーと変速システムを別に考えてバイクを組む
- Dixna ジェイリーチブレーキレバー
- SRAM S500 ブレーキレバー
- DIACOMPE DC204QC
- DIACOMPE GC07H
- シマノ(SHIMANO) ブレーキレバー BL-R400
- TRP Hylex RS
- GROWTAC EQUAL LEVER(グロータック イコール・コントロール・レバー)
- ドロップ部分をあまり握らないなら、ブルホーン化、もしくはTハンドル化もありでは?
- TESTACH(テスタッチ) エイドアーム ブレーキレバー
- TNI TTブレーキレバー
- DIA-COMPE DC139 ギドネットレバー
- シマノ(SHIMANO) ブレーキレバー BL-R3000 SORA
- Avid SPEED DIAL 7
- シマノ11速変速 5800系 SL-RS700
軽量なブレーキレバーのラインナップまとめ
ブレーキレバーと変速システムを別に考えてバイクを組む
自転車の歴史を鑑みれば、ただのブレーキレバーに変速システムが合体して進化し、現在に至ります。ということで単機能の(変速機能のない)ブレーキレバーというのは、昨今では完成車にはまず採用されないし、バラ完をする人もほぼ目を向けることが無いパーツかもしれません。
しかし、電動変速が進化して、無線シフトボタン(無線電動変速)の登場によって、ブレーキレバー×電動シフトボタンという組み方が可能になっています。これ、ハンドル回りを軽量化できるし、好きなブレーキレバーを選んで自分の手にも合わせることができるかなりナイスな方法ではないでしょうか。
もちろん既存のフリクションレバーなどと組み合わせて使うのもイイ。この方法のメリットは、レバーの引き量以内なら、何速(8速でも13速でも)でも自由に変速が可能なことです。
ということで軽量なブレーキレバーについてまとめてみます。
Dixna ジェイリーチブレーキレバー
手の小さい人にとって最高に引きやすいブレーキレバー。ペアで253g(実測)。
本当にレバーが引きやすいため、ブレーキの利き方はかなり良い。そしてシマノのSTIよりかなり細身で指を回しやすい。弱点は、細身なので、載せた手のひらが比較的痛くなりやすいという点。とても気に入っているブレーキレバーです。意外とカラーリングが豊富なのも特徴の一つ。
SRAM S500 ブレーキレバー
SRAMのブレーキレバー。シフト機構が内蔵されていないレバーがラインアップされています。246g。
なお、上位グレードにS900が存在し、レバーがカーボン製になる。SRAM WIRELESS BLIPSと組み合わせると純正仕様っぽくて楽しいかもしれない。
DIACOMPE DC204QC
超軽量なダイアコンペのブレーキレバー。その重さ、カタログスペックながら200g。
但し、アウターワイヤーはブラケットの上から出すタイプとなります。非常に軽量ですが、昨今のエアロロードとはミスマッチかもしれません。ダイアコンペからはこれ以外にも色々とブレーキレバーが発売されています。
DIACOMPE GC07H
こちらもダイアコンペのブレーキ。ペアで248g。ケーブルは上から出すタイプではなく、中通しです。
レバーに穴が空いて彫刻が入っているのがクラシック感マシマシですね。
シマノ(SHIMANO) ブレーキレバー BL-R400
シマノのSORAグレードのブレーキレバー。258g。シマノ製なので、シマノの互換ブレーキを使う場合は引き量などに気を付けなくていいのがメリット。
TRP Hylex RS
シフト操作の無い、ブレーキレバー×油圧ディスクブレーキのシステム。油圧ブレーキが欲しい場合、TRPにあります。重量は352gらしいけど、どこまで含む重量かは不明。※片方のレバーとブレーキキャリパーではないか?と思う。
GROWTAC EQUAL LEVER(グロータック イコール・コントロール・レバー)
フリクションシフト内蔵のコントロールレバー、それがグロータックのイコールレバー。
シフト機能付きレバーが片方205g、ブレーキ機能のみのレバーが一個130g。フロントシングルで組むならペアで335gと機械式デュラエースより軽量に出来る。別売りのインデックス・プレートを入れることでインデックス化も可能。
素晴らしいと思ったのは、内蔵のフリクション用プーリーの径を変えられること。つまり、今後13速や14速化してもプーリーを大きくすれば巻き取り量を増やせるので、問題なく対応可能ということ。もちろん径を変えることで、レバーの押ししろを調整するなどのフィーングの調整も可能。
ドロップ部分をあまり握らないなら、ブルホーン化、もしくはTハンドル化もありでは?
ところで、ロードバイクと言ってもドロップ部分をあまり握らないならブルホーンバーと同じこと。下ハンが無ければ軽量化することが出来ます。それに下ハンドル分の空気抵抗も減りますね。また、シフトレバーの制限が無ければ、いっそフラットバーロードもアリ。そういう場合のブレーキレバーとしては以下。
TESTACH(テスタッチ) エイドアーム ブレーキレバー
テスタッチのブレーキレバー、ペアで88g。ロード用の補助ブレーキレバー。非常に軽量。
多分、テクトロのブレーキレバーと同じと思います。でもテスタッチっていうのが良いじゃないですか。
TNI TTブレーキレバー
TTバー用のブレーキレバー。ペアで100g。
こういうのもありかも。
DIA-COMPE DC139 ギドネットレバー
ペア138g。レバーが曲がっているので、ブルホーンなどに沿わせて装着することで、様々なポジションからブレーキレバーが握りやすくなるレバー
ドロップハンドルと組み合わせるのもなんだかカッコいいですね↓
シマノ(SHIMANO) ブレーキレバー BL-R3000 SORA
シマノのロード用の補助ブレーキレバー。SORAグレード。これとティアグラグレード(168g)とクラリスグレード(170g)があります。
いろいろなブレーキの引き量に対応できるのですが、ここに詳しい説明があります。
Avid SPEED DIAL 7
ダイヤルを回すことで、レバーの引き量を設定できるブレーキレバー。つまりブレーキの利き方の調整が出来るスグレモノ。175g。
なお、SPEED DIAL SLは軽量モデルとなり、ペアで150g。
シマノ11速変速 5800系 SL-RS700
これはブレーキレバーではないけど、フラットハンドルに付ける105の変速レバー、SL-RS700。11速対応の変速レバーです。ペアで 210g。まぁこういう選択肢もあるということで。
変速システム、ブレーキレバー、ブレーキキャリパーを個別に考えればいろいろな組み方が出来ますね
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