チューブラータイヤ、チューブラーホイール。カーボンホイールが欲しくなったら検討に入るのではないでしょうか?
カーボンチューブラーとクリンチャー、そしてカーボンチューブレスをリム重量+タイヤ重量で比較してみる
チューブラーの一番のメリットは外周部を軽く出来ること。デメリットはパンク修理ができずタイヤが高いことですね。
私も使ったことがないのでインプレは書けないのですが、とても興味があります。
というのは、コリマのS1というホイールが安くて性能がよさそう!
注目のチューブラーホイール CORIMA(コリマ) S1
CORIMA(コリマ)のS1というホイール、税抜15万という価格ながら、スペックとしてはニーバリがツールドフランスでCORIMAを履いて優勝したときに使っていたリムが採用されていて、32mmハイトで290g!
シクロワイアードの紹介記事はこちら https://www.cyclowired.jp/news/node/231482 )なのと、チューブラーのタイヤ交換は、実はクリンチャーより早く済んでしまうと普段通勤で使用している経験者に聞いたからです。
とにかく、リム重量290gというのはビックリですね!それに超お高いと思っていたCORIMAのホイールが実はそんな価格で買えるなんて!と興味津々です。
※CORIMA(コリマ)S1は製造中止の為、在庫限りで終了とのこと。今後はワイドリム化したWSシリーズが後継になります。
WSホイール32mmは幅26mm幅になり、320gのリムになります。
カーボンチューブラーの重量メリットはどれくらいになるのか?リム重量+タイヤ重量を比較してみる
チューブラーホイールを選ぶことで、生まれる重量メリットは一体どれくらいなのでしょうか??
それにはリム重量とタイヤのセットで考える必要があります。
カーボンクリンチャーと比較するために、リム重量とタイヤ、合計で何グラム位になるのかまとめてみました。
カーボンチューブラーのリム重量の例
corima s1 リムハイト32mm リム重量290g
ツールドフランスで優勝したニーバリが使ってた印象の強いコリマ。同じリムで安価なチューブラーホイールが発売されています。税別152000円。
kisyrium carbon sl t リムハイト25mm リム重量320g
雑誌で絶賛されていた、キシリウムのチューブラー版。調べてみるとコリマが軽すぎるのか意外にリムが軽くないです。理由としてはブレーキ強化のためアルミが入っているとどこかで読んだような。。。しかしそれでも十分軽量。
また、mavicはグランツールで走る山の上から100キロのオッサンがダウンヒルしても大丈夫なようにテストしてるとかなんとか、ショップでの聞きかじりですが、安心感があります。
bora35 リムハイト35mm 325g
定番のボーラチューブラー。リム重量は多分こんなもんでは?という予想値です。G3組の為、前後でリム重量が異なるはず。
某ショップオリジナルのカーボンリム(後述) 38mmハイトワイドリム 300g
LWCホイールのNXLチューブラーリム 35mm 250g
こうしてみるとコリマとLWCホイールが軽いですね。そして、ワイドリムで38mmで300gというのも驚愕のスペックです。
カーボンクリンチャーのリム重量の例
さて、ではクリンチャーのリム重量はどれくらいになるのでしょうか?
色々調べた結果、クリンチャーで軽いカーボンリムは空力も含めてsacraのkyle3で38ミリ398gが最有力。(チューブラー版は304g)BHのULTRA EVO(38mm)も405gぐらいと軽いようですね。あとロヴァールのCLX32が380g、TOKENのVENTOUS(36mm)が430g、レーシングゼロカーボンが30mmで400g、LWCホイールのNXLクリンチャーリム 35mm が350g。
どうやら同じくらいのリムハイトで100gくらいの違いが出るようです。
チューブラータイヤとクリンチャータイヤ+チューブの重量での比較
タイヤの重量も比較してみます。
チューブラータイヤの定番
Vittoriaのcorsa 23cが265g
決戦用なら corsa speedが220g もしくは TUFOのElite JET が160g
クリンチャーなら普通の運用で
GP5000 23c 200gと軽量ブチルチューブ67g 合計267g
超軽量セットで ブリヂストン EXTENZA(エクステンザ) R1S 23c 145g+ポリウレタンチューブ tubolito 39gで合計184g
通常の運用の場合、タイヤシステムの重量差はあまりないようですが、最軽量まで詰めても24gチューブラーが軽量です。
実際にホイールとして回した時の重さの違いはどれくらいか?
リム一本あたり100gということは、二輪で約200gの外周部重量差。
実際に体感しようとするならば、35センチの棒の先に200gのモノをつけて振り回すくらいの差になります。私は実際にやってみたところ、意外に重さがあります。
俄然チューブラーホイールに興味が湧いてきました!
クリンチャーリムでチューブラーリムの軽さを体験してみる方法
上記はタイヤシステムの最軽量対決でしたが、チューブラーもワイドリム化しつつあるので、実際はCORSA25cで280gが常用(RUBINO 25Cだと295g)くらいになってくるでしょう。
そうなると、クリンチャーで EXTENZA R1S 145g+ポリウレタンチューブ tubolito 39gで合計184g というのは1セット当たり96g軽量。
つまり、クリンチャーリムでも チューブラーリムの軽さを体験するために EXTENZA R1S とTUBOLITOを装着してみる手もあります。
普通にヒルクライムの決戦用として使ってもいいですね。
某ショップの超軽量カーボンホイールの件
因みに、千葉の市原にあるショップ「プロジェクトK」には、カーボンリムが沢山置いてあります。手に持たせてもらうと、その差が実感できますよ。ていうか、あまりの軽さに持った瞬間驚愕できます(笑)
このショップオリジナルのカーボンチューブラーホイール、めちゃめちゃ軽量(1100g)で125000円と、とんでもないコストパフォーマンスです。
しかも、カーボンリム屋さんから直接最新のリムを仕入れて作っているらしく、メーカー品よりリム重量が軽いものができる可能性が高いです!(最新のリムはT800カーボンですが、メーカー品はT700カーボンが主流)
ということでチューブラーホイールを試してみたい!!
そんなわけで外周部の軽いチューブラーホイール、超欲しくなってしまいました!
タイヤはやっぱり憧れのCORSA(コルサ)にするとして、ホイールは何にしましょうか??
定番のBORAか、ショップオリジナルの超軽量ホイール(しかも安い)か、やっぱりコリマか。
うーん、やっぱり履いてみたいのはCORIMA(コリマ)ですかね~。
肝心の接着は、リムセメントではなく、貼るテープで簡単にいけそう。(リムセメントも慣れると簡単らしいですけどネ^^)
あとは再利用が難しいタイヤのパンク率がどうかですね。比較的路面のキレイな場所のヒルクライムだと心配無用、私のような林道走りが趣味だと、ちょっと心配かな~(^^;)
↓仮想チューブラーを体感するための、エクステンザR1S(145g)とREVOLOOP(40g)、パナレーサーの giller なら160gです^^
↓もしかすると、もうチューブラーでなくてもいいかもしれない軽量(1265g)なGIANTホイール
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