グラベルロードを走ることが出来るロードバイク用のホイール!(リムブレーキ用)

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以前BORAWTO45の前輪を割ってしまいましたが、完全舗装路用のホイールを「転ばなければどうということはない」と岩場で使ったのがまずかった。

その結果、破損したBORAWTO45・・・

ここは、グラベル向きのホイールを買った方が自分は幸せになれるだろうということで、グラベルやシクロクロス対応のホイールを調べてみました。但し、私はチューブレスをタイヤを使いたいので、チューブレス対応に限っています。

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シクロクロス、グラベルロードを走ることが出来るロードバイク用のチューブレス対応ホイール(リムブレーキ仕様)

そもそも論ですが、ロードバイクでも砂利道は走れます

砂のような砂利道でも、うまく乗れば転ばない。転ばなければどうということはありません

タイヤもパンクすることなどほぼありません(TTタイヤを除く)。ということで、ホイールさえ頑丈であれば全く問題ないということ。(MAVICのリムに32本組とかね)

今こそ太いタイヤが主流ですが、昔はもっと細い19Cのタイヤなんかを使っていたわけです。そんなタイヤで昔の ツール・ド・フランス などパヴェや砂利道があっても、突破して、しかもチーム・カーがいない時代は、フロントフォークが折れたら鍛冶屋に行って自分で溶接したりしたようですし。 ←完全なる余談^^

MAVIC COSMIC ELITE UST(マビック コスミックエリートUST)

ということで最初にピックアップするのはマビックです。

コスミックエリート前後で1770g、リムハイト30mmという重量級ホイール。その分リムも頑丈に違いありません。何も考えずにグラベルに突っ込むには最高のホイールでしょう。正直欲しい。

Mavic Cosmic Elite UST Clincher Road Wheelset - 2018
少し前のリムが派手なタイプ

日本の定価だと85000円くらいするのですが、1770gのホイールを買うには流石に高すぎます(定価65000円のキシリウムUST 1,650g より重いのがチャームポイント)。海外で買って4万くらいなら履きつぶしてもいいかなというレベル。アルミホイールはそう簡単には壊れませんけどね。平坦が多いグラベル走るならこれ買います。

MAVIC Ksyrium Elite UST  (マビック キシリウムエリートUST)

ヒルクライムに対応する、更に軽量なホイールが良ければ、リム以外コスミックエリートとはほぼ同じの、キシリウムエリートUSTがあります。1520g(フロント665g/リア855g)でリムハイトは フロント22 mm、リア25 mm。定価は95000円。上のコスミックエリートから一万円アップでこんなに軽くなっていいの?

Mavic Ksyrium Elite UST Pair
リムはキシリウムプロと同じなので405g位でしょう。てことはコスミックエリートのリムは500g位?

ステンレススポークで足当たりが柔らかそう。デュラエースのC24のようにロングライド向けでしょう。こちらも惹かれるものがありますが、さらに上のグレードがあります。

MAVIC Ksyrium PRO UST  (マビック キシリウムプロUST)

ハブがオーバーサイズになり、またアルミのジクラルスポークになったことで反応性を増したキシリウムプロUST。これ買っておけばヒルクライムからロングライド、グラベルもOKというナイス仕様。 1410g (フロント 590g /リア 820g) と超軽量でリムハイトは フロント22 mm、リア25 mm。C17。

Wheelset MAVIC Ksyrium Pro UST Tubeless | Sram/Shimano | Yksion Pro UST 25mm
一本だけ黄色いスポークがカッコいい

リムも405gと、同じチューブレス対応のハイエンドホイールであるシャマルの2way-fitや、レーゼロコンペよりも軽量。その分リムハイトは少し低いですが、良い評価しか聞かないホイール。もしシャマルが壊れたらこれにしたい。但し、アルミスポーク採用かつ、フランジ幅も大きいので、固いホイールが苦手な人はキシリウムエリートが良いかと。

Vision Metron 40 SL(ヴィジョン メトロン40SL)

ここで、まさかのVISIONです。 メトロンは横風に強いことで有名なエアロホイールですね。

メーカーサイトで、ロードレース&ヒルクライム&シクロクロス&グラベル向けと謳われているのがこのメトロン40SLリムハイト40mmで1450g。 2019年度版からはチューブレスレディ対応でリム内幅が19mmになっています。

リムが強くなるチューブラー版も、もちろんグラベル対応!

ちなみにメトロン55SLと30SLはグラベル向きではないとされています(メトロン55SLはシクロクロスはOK)。他にもVISIONの下位グレードに相当するTRIMAXシリーズもグラベルはダメ。

つまり、このメトロン40SLってキシリウムプロと同じく無敵のホイールカーボンホイールが欲しければメトロン40SLに行くしかないでしょう。(VISIONなので恐らくカタログ重量より重いでしょう)

また廉価版の Vision SC 40 も発売されています。こちらはVISIONのサイトでは、シクロクロス対応とは書かれていないので、不思議です。

ZIPP 303 FIRECREST Tubular(ジップ 303ファイヤークレストチューブラー)

はい、チューブラーです。チューブレスではありません。こちらは初めて石畳ステージをクリアしたカーボンホイールとしてピックアップしました。シクロクロスにも使える強度のあるチューブラー。

「ZIPP303 Firecrest チューブラー」の画像検索結果

ZIPPのサイトを見たのですが、チューブレスホイールの規格が明記されておらず、これ以外のホイールで対応可能かどうか、不明でした。

ENVE 3.4

一言で言うと、エアロ効果、軽量、多目的、全地形対応型ロードバイク用ホイール。エンヴィのリムは、スポーク穴をドリルで穴開けしているわけでは無く、成型時から穴をあけて成型しているので頑丈になります。

このホイールについての、この微妙な表現↓アスファルト以外もいけるけど、グラベルはいけない感じ(^^;

きっと良いものでしょうが、エンヴィは高価なので中々手が出ませんね・・・

PRIME BlackEdition 38 カーボンロードリム

PRIMEのカーボンリムはシクロクロス対応と書かれています。但し、製品版のPRIME BlackEdition 38ホイールになるとシクロクロス対応の記述がなくなっちゃうんですよね。なんでかは分からないけど、リム自体は重いだけあって頑丈なのでしょう。

他のPRIMEのリムも同じなので、例えば PRIME BlackEdition 28 のような軽量ホイールを買って(前後で1395g、予想リム重量430g)、壊したらまた買うというのもありでしょう。

Prime Baroudeur ロードホイール

PRIMEのアルミリムモデルなら、3万円以下と安価で軽量(1516g)なシクロクロス対応モデルがあります。

リム高26mm、C19なのでエアボリュームの多いタイヤをつけるのに適しています。チューブレスレディ対応。フロント661g、リア855gで合計1516g となります。恐らくリムは485g程度。ZONDAぐらいですね。

まとめ:軽量なホイールが良いホイールとは限らない

フレームもそうですが、軽量で高剛性になるほど、壊れるときはパキッとあっけなく逝ってしまいます。低級グレードのカーボンフレームなら転んでも意外と壊れないもの。

激坂でしこたま転んでも壊れない、エントリーグレードのフレーム ビアンキセンプレ

ホイールも同じですね。高弾性の軽量カーボンで作られたリムは意図しない力がかかるとパキッと壊れてしまいます。ですのでタイムを狙うのでなければ、リムが軽いが良いホイールとは限りません。 そう考えるとマビックのアルミホイールも良いですし、エアロが欲しければ重めのカーボンリムを選ぶのも良いでしょう。

おまけ:ASTM規格外でも、体重が軽ければ・・・

私自身は、本来、ASTM規格外のシャマルで走ってますが、シャマルってめっちゃ頑丈なホイールです。レーゼロも規格ですけど、全く問題ないでしょう。それは私の体重が60kgくらいだからというのもありますね。

体重が80kg以上の人だと、やはりASTM規格を満たしている上記のホイールが良いでしょう!

 

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