久しぶりにロード初めての人と一緒に走って、30キロほどのツーリングをしました。
初めてとはいえサーフィンで日本代表クラスの人だったのでいきなり私の方が千切られるんじゃないか?!とヒヤヒヤしていましたが、別にそんなことは無かったです(^^;)しかし、やっぱり体幹とバランス感覚は優れていました。
走りながら感想を聞いたところ、初めての時に心配だったことを思い出しました。
- なんかフラフラする
- 変速がどっちがどっちか分からない
- サドル高い
- ケツが痛い
なかでも一番きついのがお尻の痛み!走行距離は30キロ程度だったのですが、どうしても慣れなかったようで、帰りには(20キロ地点ぐらいから)お尻の痛みを訴えてちゃんと漕げなくなっていました。ということで、今回はロードバイクのお尻の痛みへの対処について書こうと思います。
ロードバイクでお尻が痛いときはどうすればいいのか?
お尻が痛いときは、サドルを疑うよりも、まずはレーパンを履くのがおススメです。
お尻が痛いけど、レーパンが嫌な人の為に、パッド付インナーパンツ
しかし正直に言って、私もレーパンを履くのには心理的な抵抗がありました。ロードを買って半年くらいは「レーパンなんかダッセーの履くものか!」と普通のハーフパンツでロードに乗っていた時期もあります。そんな、どうしてもレーパンを履きたく無い人の為に、パッド付のインナーパンツがあります。このインナーパンツでも、あるのとないのでは大いに違います。
うちの嫁はレーパンを履くのには抵抗があるようですが、ロードに乗るときはインナーパンツを履く履かないのではお尻の痛みが全然違うので、絶対履くといっております(最高級モデルではない定価5000円くらいのパールイズミのもの)。非レーパン派には必須アイテムと言っても過言ではないでしょう。メンズでも、パッド付きパンツを履くことで、デリケートな部分がしびれてきたりするのが軽減されたりします。
パールイズミ(パールイズミっていうのは定番の国産サイクリングウェアの会社です)にラインナップがあり、数字が大きい方が基本的に高くなります。159(オールラウンド)>156(ロングライド用厚手)>153(薄手)>151(ノーマル)。オールラウンドが買えるならそれが一番いいと思いますが、ノーマルでも十分。薄手は慣れてからの2枚目にどうぞ。ロングライド用は、基本的に100キロとか走る人用と考えて良いでしょう。
あとはレーパンをとりあえず買って、慣れるまで短パンの下に履く手もあり。こちらはちょっと蒸れますけどね(^^;)
ハーフパンツもいいけどステテコが結構レーパンっぽくてGOOD!
肌触りの良い「楊柳仕上げのステテコ」というのがあって、これが肌触りサラサラでかなり良いです。
チェーンに裾を巻き込むことも無いし、軽くて足回りも良い。
真っ黒なステテコの下にインナーパンツを履けばほとんどレーパンですしね!部屋着に買ったのですが、実は私はこれで近所の気楽なトレーニングで走ったりしてます。全然バレてませんし (多分) 、ちょっとロードに乗りたくなったら、さらっと走りに行けます!
ロードバイクは、出来ればレーパンを履くのが一番!
ステテコでワンクッション置いてみましたが、ロードバイクと言えばレーパン。ピッチピチのタイツみたいなウェア。抵抗が無ければレーパンを履くのが一番良い対応です。空気抵抗も減り、足も回りやすくなり、裾をサドルやチェーンリングにに引っかける心配もなくなります。そのうちレストランや電車にも平気で入れるようになります(笑)(女性でも慣れちゃって平気な人もいます)
それでもダメならサドルを見直す
パッド付のパンツを試してもまだ痛い場合は、サドルを見直すのも一つの手。5万円ぐらいのクロスバイクのサドルと20万のロードのサドルだと、やっぱり全然違ってロードのサドルの方が快適でした。
理由としてはパッドの固さが異なることと、合う合わないの形状があります。
アンカーの標準サドルは意外に快適。表面が滑らずパッドが適度に入っています。完成車付属なので、単品では売ってないと思いますが、 Prime CR-MO Sport サドル と Prime TI ロードサドル がそっくりの作りで安く、評判も良いです(OEM先が同じでしょう)。 FIZIKのALIANTEも、高いですが良いです。(アリアンテは体が硬い人向けとされていますが、柔らかい人でも合います) 。下にインプレへのリンクを貼っておきます。
サドルも買うと高いのでとりあえずジェルパッドをかぶせる手もあります。またショップに置いてある「レンタルサドル」を試すのも良いでしょう。
ある程度乗れるようになったらポジションを見直す
最初は怖くてサドルが低いので、体重がどうしてもお尻にかかってしまいます。これも痛みの原因の一つ。
ある程度乗れるようになったら、サドルの高さを上げて足に体重が乗るように、ポジションを見直すのも重要!こうすることで、足の力を使わなくても楽に速く走ることが出来るようになります。高さの目安はペダルを一番遠くしたときに、カカトがペダルにつくぐらい。
最初は、ケイデンス90で速く回せる軽いギアで、クルクル回して走る方が疲れないし、足が細くなるのでおススメです。
ロードバイクでお尻が痛いなら、まずはお尻のパッドから準備すべし
なんせレーパンに抵抗があったとしても用意するべきなのは「パッド」ですね。
因みにうちの嫁が履いているインナーパンツのパッドは、オールラウンドより安いノーマルパッドですが、あるのとないのでは大きく違います。100キロのロングライドにも行ったことありますが、大丈夫でした。無いと20キロ以内にツライと言い出します。
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