なんかツイッターでたくさんいいねが付いたので記事にします。
トライアスロンやってた主人が、自転車で日本一周した末に、チーズ作りをいすみですることにしたのがこの「チーズ工房IKAGAWA」さんです。
写真はジョウブレイカーとビンディングシューズで打ち合わせ中のご主人です(笑)
トレックのトライアスロン用バイクと、チューブラーのBORA ULTRA(ボーラウルトラ)がある「チーズ工房IKAGAWA」
チーズ屋さんの紹介としては相当意味不明な紹介ですが、正直に言うとチーズの販売スペースより、ローラー台に設置されたロードバイクと、天井から下がっているトレック2台とOPERA、BORA ULTRA の方が気になります。それにチーズ販売所より占有スペースが広いです(笑)
今のような海外通販で買っていないとのことなので、当時確実に40万したBORAULTRAが置いてあります^^
ムチュリっていうチーズが特別に美味しい!
私が気に入ったのは「ムチュリ」というチーズ。その場で食べるって言うと、奥さんがスライスしてくれて、炙ってくれました。そのままでもワインのつまみになるような濃い味なのですが、炙ると更にコクが増して美味しい!これ、酒飲みにはたまらないと思います^^
まるでミルクみたいな、バターも美味しい!
また、バターも家でトーストに塗って食べたのですが、ミルクのような香り?なんていうんでしょうか、バターってコテコテして食べにくいところがあると思うんですけど、薫り高くて後味のサッパリとした美味しいバターでした。
フロマージュブランはクリームチーズをもっと低脂肪にした感じのチーズです。あんまり馴染みの無いチーズだったのですが、ヨーグルトみたいに、斉藤農園さんのブラッドオレンジジャムをのせて食べると最高に美味しかったです。
自転車で来たって言うと、近くで仕事をしていたご主人がわざわざやってきてくれた(笑)
自転車好きのご主人、私がロードで来たことを知った奥さんが、近くで仕事していたご主人に電話するとすぐに来てくれました^^
そんなわけで、チーズ食べながら自転車トークのお茶会。お子さんたちもフレンドリーでルイガノの自転車に乗ったり、チーズ食べたいって言ったり(普段チーズ食べてても食べたいくらい、ムチュリの炙りは美味しいって分かってるみたい^^)、家族の皆さんと仲良く談笑させていただきました。
チーズ作りの盛んないすみだけどジャージー牛を使用したチーズ工房はIKAGAWAさんだけ
私はチーズに関しては全く詳しくないのですが、ジャージー牛を使用したチーズってあんまりないらしく、このIKAGAWAさんは特別なようです。
因みに、チーズ買ったのに、ジャージー牛については全く知らなかったのでWIKIで調べてみました
ホルスタインより濃厚な牛乳が取れるため、高脂肪・高品質を特色とした製品作りや、バター・チーズ・アイスクリーム・ヨーグルトの直販を行う小規模な牧場が数頭単位で飼育する
wikipediaより
つまり、ジャージー牛というのは、乳量が少ないため、牛乳用の牧場ではほぼ飼育されず、こだわりのバターやチーズと相性が良い品種。このIKAGAWAさんもご自宅で化学飼料などを使わずに、ジャージー牛を育てていると聞きました。
千葉県による夷隅地域のチーズ作りの紹介ページ↓
多分最近よく聞く、SDGs対応済み
化学飼料の方が、牛乳が沢山出るらしいのですが、やはりホルモン剤などで乳牛の体に無理をさせているということ、それで牧草を食べさせてミルクづくりをしているということ、それはトライアスロンとも通じるところがあるということ、を熱く語ってくれました。
チーズ作りがかなりめんどくさいやり方になるので、正直あんまり儲からないが、自分の家族だけでやって、少しばかりひもじい思いをするのはOK。でも自分はいずれ死んでしまうから、この自然をちゃんと残した状態で次につなげたいという想いがあるそう。
つまり最近よく聞くSDGs(持続可能な社会づくり)にとっくの昔から取り組まれているということですね。
いすみ市にはSDGsを考える人が沢山住んでいる
いすみ市にはそういう想いの人が集まっていることが多いです。例えばパーマカルチャーを推進しているソーヤー海くんとか、マクロビオティック料理を推進している中島デコさん。こうしたちょっとした著名人でなくても、SDGsを無意識のうちに、既に意識していた人が多いです^^ 例えばきれいな源氏ボタルの里があるんですけど、そこの里の人たちは水をキレイに保つことを意識して暮らしています。そもそもSDGsとか言う前に日本には江戸時代の循環型社会システムがあるんですよね。
謎のアフロな人、「ソーヤー海」くんの活動が分かりやすいgreenzさんの記事↓
自転車乗りもSDGsじゃん!
エコな乗り物、ロードバイクも持続可能な社会づくりに良い乗り物。そして等身大の力で進む、そんなロードバイカー達と、こういう家族経営で出来るだけのことを頑張っているチーズ作りの人は相性が良いような感じがします。
ご主人が冗談で、三本ローラー乗れたらチーズ5%オフとかやろっかなーなんて言ってたのですけど、そんな企画あったら面白いですね!失敗したら雑草抜いたり、乳絞りして仕事手伝ってあげるとか。
まとめ:とりあえず自転車に興味あるからって理由でも、チーズ買いに行けばいいと思うよ
IKAGAWAさんは、トライアスロンやってるだけあって、話しを聞いただけでもストイックなチーズ作りをやっています(軽トラは楽だけど、チーズづくり用の自転車作ろうかなとか言い出す始末です)。チーズ自体の出来が、自分で発信できるレベルに達してないとか言っちゃってるので、折角なんで記事にしました(笑)
近く通ったら是非寄ってみてください。多分 カーボンハブがひょうたんみたいでかっこいい頃の、BORA ULTRA を見せてくれます^^
「パーマカルチャー」という考え方を、SDGsより前から発信しているいすみ市在住の「ソーヤー海」くんの本
と、IKGAGAWAさんみたいな「小商い」の人の本、いすみの人が書いています
あと同じようなこと考えてるパン屋さんの本↓
中島デコさんがやっているのが、こちらのブラウンズフィールド↓
IKAGAWAさんの近くの楽しい道↓
大多喜で手に入る原種のリンゴや、いすみで作られる自然栽培のお米について
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