さて、グラベル用タイヤとしてグラベルキングがあるのは知っていましたが、チューブレス仕様は32cなどの太いタイヤしかありませんでした。ところが、もっとよく調べると細い26cと28cのグラベル用チューブレスタイヤがあるやんけ!!IRCさんのラインナップはマジでややこしいです(^^;
IRC Marbella TUBELESS X-Guard グラベル用チューブレスタイヤ!ロードバイクのグラベル化に最適!
グラベルキングの名前だと気付いたと思うんですけど、完全に違う名前です。
IRC Marbella TUBELESS X-Guard のスペック
IRCのグラベル用チューブレスタイヤである、Marbellaの外観ですが、
これを見てくださいよ、26cと28cで用意されてるタイヤと思います??
ということで Marbella TUBELESS X-Guard のスペックです。
- 700×26C 重量:295g
- 700×28C 重量:340g
グラベル用なので28Cを選ぶとすると結構重めのタイヤかな?しかし、26Cはかなり軽量!一昔前のチューブレスタイヤは23cで295gありましたから。※continental GP5000TLより少し軽い重量
クリンチャー版ともいえる、グラベルキングSK PLUSとの比較
このタイヤに対し、クリンチャーの PANARACER Gravel King SK PLUS は
- 26C 重量:300g
- 28C 重量:310g
26CはIRCのチューブレスタイヤの方が軽い!
28cを選ぶにしても、チューブを入れることを考えると、チューブレスの Marbella TUBELESS X-Guard の方が軽量ですね。もちろんチューブレスの方がエアボリュームが増える分、グラベルで快適でしょう。
IRC最新のチューブレスタイヤ、FORMULA PRO TUBELESS X-Guardとの比較
ノブ付ではない、最新型のチューブレスタイヤFORMULA PRO X-Guard と比較すると、
- 25c 300g
- 28c 345g
- 30c 370g
ノブが無いのに、FORMULA PROの方が重い・・・これはformulaPROが重いというよりも、Marbella TUBELESS X-Guardが軽量。
PIRELLI(ピレリ) CINTURATO VELO (チェントラートヴェロ)チューブレスレディ
ついでにピレリの耐久性の高いチューブレスレディタイヤについて。
サイドカットに強くグラベル向き、ウェットグリップも良いとの触れ込み。転がり抵抗より、グリップを優先させた設計です。
- 26C 290g
- 28C 320g
- 32C 350g
- 35C 380g
見るからにHUTCHINSON製。コンパウンドだけピレリが開発しているのでしょう(最近発売されたグッドイヤーのタイヤきっと同じ)。
このタイヤについては、 7気圧、29kmで走行中、16.6 Wattsの転がり抵抗
この数字は、Mavic Yksion Eliteや、シュワルベの新しい One TLE Performance Addix(プロワンじゃなくて安いほう)や、Panaracer Race A Evo 3と同等。耐久性に振られてると思えばありな数字。
因みにハイエンドタイヤである PRO ONE TLE は11.2 Watts。
まとめ:IRCのタイヤラインナップ、マジで分からん!けど IRC Marbella TUBELESS X-Guard は軽くて優秀かも。
色々な競合するタイヤと比較した時に、意外にMarbella は超軽量でした。ロードバイクのグラベル化、シクロクロス化にはかなりおススメできます。
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