CHAPTER2(チャプター2)のTERE(テレ)のインプレ

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今回、CHAPTER2(チャプター2)のTERE(テレ)で60キロ&獲得標高1800mのライドをすることが出来たのでインプレです。チャプター2バイクの一覧についてはこちらの記事をどうぞ

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CHAPTER2(チャプター2)のTERE(テレ)のインプレ

チャプター2のオールラウンドバイクに位置づけられるモデル、TERE(テレ)のインプレです。カムテール形状を採用した、コンパクトエアロ。エアロを意識しながらMサイズでフレーム重量950g、フォーク390gと軽量に仕上がっています。

今回試乗したTEREは、R9100のデュラエース組で、ASTUTOのホイールにグラベルキングを履いています。

カムテール形状のエアロ効果、明らかに感じる風抜けの良さ

まず感じたのは風抜けの良さ!普段乗っているノーマルロードのフェルトFR1より明らかに風抜けが良いです。コンパクトエアロですが十分な効果がありますね。

REREの記事でも書きましたが、マイケルライスさんのTTの最高記録は、エアロロードであるREREではなくTEREで出したということですので、十分なエアロ効果があるのでしょう!

つまり、平地巡行はエアロロードに負けない性能があるということ。

CHAPTER2、TERE(テレ)のヒルクライム性能を、エアロロードのREREと比較

TEREのライドではいきなり12%位の登りから始まるヒルクライムに突入しました(^^;

登りは同じチャプター2のエアロロードREREより登りやすいです。激坂でREREは、少しモッサリ感がでるのですがTEREは全く問題無し

TEREはダンシングでも回しても良い感じで登ります。そして乗り味がREREよりグラベルバイクのAOに似ていることにビックリ!AOとうりふたつと言っても過言ではありません。もちろんエアロ効果はTEREの方が上なんですけど、踏み心地や乗り味が似ています!(TEREの方が少しカチッとしてるかな)

グラベルバイクというか、マルチロードのAO

ヘッドの剛性が高く、ダウンヒル性能高めです

1800m近く登ってからのダウンヒルでは、フロント剛性が超しっかりしているので、カーブの多い長い下り坂でも、ビクともせず、しっかりラインをトレースすることが出来ました。

芦ノ湖の見えるポイント

CHAPTER2のTEREを、REREとAO、FELT FR1、BIANCHI SEMPREと比較

感じた性能差を分かりやすく比較してみます。FR1は私が普段乗っているFELTのクライミングバイクです(フレーム重量840g,フォーク300g)。BIANCHI SEMPREはクライミング向きのエントリーカーボンロード(フレーム重量990g)ですね。

  • エアロ効果 RERE>TERE>SEMPRE>=AO=FR1 (SEMPREはスタックが小さい為)
  • 登坂性能 FR1>TERE>=AO>RERE>=SEMPRE
  • ダウンヒル性能 AO>TERE=RERE>FR1>SEMPRE (AOは太いタイヤを履けるため)

↑これは明らかに、TEREを選んでおけば間違いない感じです(笑)

エアロ効果の影響で、30キロ以上ならAOよりTEREやREREの方が速いです。

CHAPTER2のエアロロード RERE(フレーム998g、フォーク398g)

登坂性能はCHAPTER2のAOが意外に登ります。TEREのオーナーがAOに乗り換えたところ、しっかり登るのに驚いていました。

まだ試せていないCHAPTER2のクライミングバイク、HURU

CHAPTER2のクライミングバイクである HURU にはちょい乗り程度ですが振動吸収性が良いのに驚きました。また、ヘッド下ベアリングがTEREやREREより軽量化のために小さくなっているので若干フロントのカッチリ感が薄れて(ダウンヒル性能が下がって)、T1000カーボンを使っている(フレーム重量789g,フォークが379g)ので、 FELT FR1より登るのではないかと思います。テレより踏み味は堅い感じがします。

CHAPTER2(チャプター2) TERE(テレ)のインプレをまとめ

TERE(テレ)のインプレのまとめです。

  • 乗り味はREREよりAOに似ている!
  • コンパクトエアロはエアロロードに匹敵するエアロ効果!
  • ヒルクライム性能はエアロロードのREREより上!
  • つまりREREとAOの間に位置するバイク

ということでチャプター2のTEREは、エアロもヒルクライムもダウンヒルもOK!踏み疲れしづらい剛性(だけどカチッとしてて、踏んだ力を無駄にしない感じ)の、バランスの取れたオールラウンダーでした。全くメーカーのうたい文句通りのインプレで、あんまり役に立たなかったかも(^^;

というか、この優れたエアロ性能を考えると、登りも下りもバッチリ出来る、エアロロードバイクといった方が適切ですね。

TEREのこのカラーリングかっこいいですね!

REREとTEREで迷っているなら簡単で、平坦メインならREREの方が良いです(緩やかなアップダウンや短めの登りは得意です。そして乗っていて楽しい!)、登り重視ならTERE。私は一時間ぐらいのキツイ登りを含むコースを走るなら確実にTEREを選びたいです。

TERE TEAL + GREEN (PĀUA) フロントフォークのマオリ模様もカッコいです

TEREとAOを選ぶポイントとしては、今後グラベルを走ったり、バイクパッキングをしたい、太いタイヤを入れたいなら AO(アオ)。舗装路メインなら明らかにエアロ効果の高い TERE(テレ)を購入すると幸せになれそうです!※TEREでもDISCなら30cが入ります。(公式スペックだと最大28mmと書いてありますが、30cが入るそうです(笑))リムブレーキで28mmが入ります。

TEREはフレームセットで¥269,400 (税別)で、エアロ性能もありヒルクライムも出来るので、超お買い得なバイクと思います。また、乗り味がリドレーやピナレロ、トレック、スペシャライズド、フェルトなど、どれとも異なるので、気になる場合は試乗をおすすめします。

https://jp-jp.chapter2bikes.com/range/tere

CHAPTER2バイクのTERE,RERE,HURU,AO、全4台のスペック一覧はこちら↓

エアロロードのREREのインプレ、乗っていて楽しいエアロロードです

とても良いバイク、マルチロードのAOのインプレ↓

HURUも乗ったのでインプレ(笑)

上のインプレの元となるFR1について、またその他試乗したバイクの短評(ドグマ、ヘリウム、サーヴェロ、エモンダなど)

TEREの進化版であるTOAが発売されています

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