下のシクロワイアードの記事。新しいOGKのサングラスの紹介です。
このサングラス、レンズ透過率が30%~50%と珍しく明るめの設定なので、欧米向けではなく、あくまで日本人向けのアイウェアの様子。これは魅力的かもしれないのでピックアップしてみます。
OGKカブト301シリーズは日本人にとって魅力的なアイウェアかもしれない
以前オークリーの記事で 定番の「PRIZM ROAD」 は透過率が低すぎると書いたことがあります。
真夏の日差しであれば、透過率20%というのは良いのですが、日が弱い季節になるとどうにも少し暗いのは否めない印象。透過率30%くらいが日本人には使いやすいだろうと。
目の青い欧米人は眩しさを感じやすいか濃い色のサングラスが必要なのですが、
虹彩の黒い日本人は目玉の光の透過率が低く、欧米基準よりも明るいレンズが適しているということ。(つまりオークリーのカベンディッシュ・モデルを意気揚々と買うと暗すぎて夏用になるわけです。)
↓目玉の色についてはこちらが参考になります
一方で PRIZM LOWLIGHT の75%というのは良いのですが流石にちょっと明るすぎることもある。
OGKカブト301シリーズのレンズ透過率
そのあたり、OGKカブトは抜かりないです。
以下3モデルのラインナップ。
カブト 301D
レンズ:防曇ライトスモーク(可視光線透過率54%)
価 格:10,000円(税抜)
カブト 301DPH
レンズ:防曇クリア調光(81%~17%)
価 格:15,000円(税抜)
カブト 301
レンズ:NXT スペクトルスモーク(30%)、撥水ライトピンク(78%)
価 格:13,500円(税抜)
基本モデルでレンズ透過率54%。
そして一番気になったのはカブト301の”NXTスペクトルスモークレンズ”(透過率30%)
OGKのサイトでこれまでのスモークレンズと違ってコントラストが上がると書いてあります。
これってオークリーのPRIZMレンズと同じ効果!!そんなモデルが13500円だと安いですね。
そして透過率30%と夕方でも苦にならない明るさ。夜でも使える予備のピンクもついています。
埃をとめるDOCK機能
ロードバイクのアイウェアは虫やほこりから目を保護する機能が重要です。はっきり言ってレンズ透過率よりこちらの方が重要。走行中に虫が目にぶち当たったりしたら痛すぎます。
そしてコンタクト使用者にとっては風の巻き込みの少なさも重要な機能。
2点ともにDOCK機能でカバーされています。素晴らしい!
ってオークリーのフィールドジャケットのまんまですね。
ただ、さっきのNXTレンズとDOCK機能を使おうとすると、301Dを購入してオプションでNXTレンズ(5000円)を購入する必要があるようです。合計15000円。NXTレンズ採用(DOCK無し)の301が13500円なので、DOCKが1500円と思えば悪くないですね。
度付きレンズへの対応も容易
また度付きレンズへの対応も容易とされているので、これまでオークリーだと、2眼タイプのフィールドジャケットやジョウボーンでないと対応が難しかった度付きレンズも安価に作れることになります。
あとTALEXレンズとかね。←メッチャ色が鮮やかに見えるレンズです。
おススメは301DとNXTレンズの購入
301DとNXTレンズの組み合わせでDOCK機能あり、PRIZMレンズっぽい機能あり、透過率30%と54%のレンズがついてくる、ということで最初に買うアイウェアとしてはめちゃくちゃいいと思います。
顔に合うかどうかもノーズパッドを曲げて調整できる。
こうしてみるとアイウェアも進化していますね。
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