シーラントにCaffelatexを一リットル使ったのでインプレです。
Effetto Mariposa Caffelatex(エフェット マリポサ カフェラテックス)、1リットル使用したインプレ
これまでシーラントとしては、NOTUBES、GIANT、ボントレガー、カフェラテックスを使ったことがあります。元々、Caffelatexはそんなに好きなシーラントでは無かったのですが、一リットルで購入して、最近やっと使い切りました。
Caffelatex(カフェラテックス)の特徴
Caffelatex(カフェラテックス)は、LATEX(ラテックス)ベースで、かつアンモニアを含まないのでアルミリムへのダメージを抑えることが出来るシーラントです。アンモニアは、アルミリムを腐食させるのでシーラントを選ぶ一つの基準。シーラントが臭い!というのもこのアンモニアのせいですね。ということでアンモニアフリーを選ぶと臭くないというメリットもあります。ということで・・・
ポイント1・カフェラテックスは臭くない!(アンモニアフリー)
これ結構重要なポイントだと思うんですよ。
またカフェラテックスは他のシーラントと異なり、シーラントが走行中に泡状になるため、サイドカットに効果があるとされています。
しかしこのサイドカットに強いというのは私は体験できませんでした。そもそもサイドカットなんてほとんどしないし、サイドカットが起きた時は前後ともズバーーッ!と同時にカットされて修復とかそういうレベルではありませんでした(^^; (タイヤとリムの隙間からもシーラントが噴出してた!)
ポイント2・サイドカットに強いらしい。
但し、カフェラテックス用のパンク修理能力強化剤(VitaminaCL)があるので、それを混ぜるとサイドカットにも強くなるでしょう。
カフェラテックス・シーラントの投入量が明記されているのも特徴。目安はこちら↓
とはいえこれはあくまで目安で、シュワルベプロワンADDDIXのエアの抜けやすい個体や、VELOFLEXだとこれでは足りません。IRCのチューブレスレディならこの目安で十分でした。
また使用期間としては以下、
- チューブラータイヤもしくはラテックスチューブやブチルチューブに使用した場合、最長1年
- USTチューブレスタイヤに使用した場合、2~6か月
- チューブレスレディータイヤに使用した場合、1~4か月
まぁこんなもんでしょう。カフェラテックスはシーラントが乾くのが速いように感じます(これはアンモニアが含まれないからと思います)。シーラントが乾いたときには、タイヤ内側表面全体にラテックスの膜が出来ています。
でこの時の重量は約25g重くなります(25cのタイヤで)。それ以外の水分は飛んで行ってしまったのでしょう。
乾くのは速いのでパンク修復用シーラントとしては使いづらい(というかチェックと継ぎ足しが必要)ですが、速く乾いて水分が飛ぶということはそれだけ「重くない」シーラントとも言えます。ですので、チューブレスレディタイヤを付けてみて初期の目留めにはなかなか良いシーラントと思います。
ポイント3・カフェラテックスは乾くのが早め!
一方で、カフェラテックスの弱点としては、乾くとタイヤとリムにこびりつく点があります^^;
まとめ:カフェラテックスは臭くないシーラント。乾きやすいが普段からパンク修理剤を持ち歩くなら選択肢としてアリかと
まとめると、カフェラテックスはアンモニアフリーなのでアルミリム用に良いでしょう。また乾きやすいですが、普段からIRCのファストリスポーンなどを持ち歩く人にはというには大してデメリットにならないかと。もしくは普通にチューブを入れて復活しても良し。ということでカフェラテックスは、性能的にも安定の No tubes に含まれるアンモニアがイヤな人は、使ってみてもよいシーラントと思います。
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