高性能なサイコンにあると実に便利な機能のまとめ SIGMA ROX12.0のインプレ2 

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最近は高機能なサイコンが数多く発売されているので、一体どれを購入すればいいのか難しいところ。正直、自分でもサイコン選ぶにあたっては色々な機能に目移りして選べない(^^; ということで、自分が3年間使用したSIGMA ROX12.0のインプレとともに、よく使った機能&役に立った機能について、まとめてみようと思います。ちなみに私は「目的地だけ決めて、ルートをきちんと決めていないロングライド」がメイン。レースはしないので、ラップ機能やトレーニング機能は使用していないので、そのあたりについては評価が出来ません(^^;

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サイクルコンピューターにあると実に便利な機能 SIGMA ROX12.0のインプレ2

3年間使用して、遂に寿命?を迎えてしまった愛用のサイコン、SIGMA ROX12.0。バッテリーが膨張してしまったのかディスプレイが浮いてきました。思い返せばマイナーな機種ながら、異様に高機能なサイコンでした。GARMINでいえばEDGE830の対抗馬になります。

浮いてきてしまったディスプレイ、2020年7月に購入したので活用したのはちょうど3年です

SIGMA ROX12.0の知られざるスゴイ機能

で、このROX12.0、タッチパネル付きでサイコン単体でルート検索とリルートが出来る優れもの。バッテリーが14時間。購入当初のインプレはこちら

このインプレに書いていない機能としては

  • タッチパネルでMAPに線を描けば、そんな感じでルートを作ってくれる
  • サイコン単体でマップを最新版に更新できる
  • MicroSDで容量の拡張が可能

といったものもありました。ディスプレイも高コントラストで見やすい。

不満点としてはバッテリーの持ち以外はありません。あとSIGMAのアプリはほぼ使わず、STRAVAとの連携のみで使用していました。このサイコンでよく使った機能について書いてみます。

高性能サイコンで実際に役に立つと感じる機能 勾配の斜度のグラフィック表示

確実にあると助かるのが、峠までの残りの斜度の変化が分かる機能、これは登坂中に残りどれくらいで終わるのか、斜度がきつくなるか緩くなるかなどが分かるので、特に厳しい峠を巡るようなライドでは大助かりでした。

この機能に慣れてしまうと、キツい登りでこの表示がないときは、やっぱり坂の表示が欲しい!という気持ちになります

カラーマップ×タッチパネルでの拡大縮小&移動表示

カラフルな地図の表示はロングライドやポタリング的なライドの時に最も活用しました。やはり、スマホを出さずにタッチパネルでちょっと先を見れるのはとても便利。

Live Segmentも表示されるSIGMAの地図、オープンストリートマップですが鉄道も表示されています

例えば、普段走らない道でも先で合流していることが分かると、積極的に寄り道してみようという気になります。

また、オープンストリートマップは、Googlemapにはないほぼ廃道寸前の道が載っていたりするのも良い点です

このガードレールの先を道と認識しています。確かに昔はここ、ちゃんとつながった道らしいのですが・・・

ということで、グラベルライド(廃道ライド?)がはかどります。マップの一番の利点は、ライドの幅が広がったことかもしれません。(SPDペダルもセットだとなお捗ります)

また、車の多い道がイヤな人にとっては、裏道を通るナビも楽しいものです。裏道を優先するナビを使えば、自分がこれまで苦労して繋いだ裏道を、一発で出してきたりして驚くことがありました。

サイコン単体でのリルート機能

こちらもポタリングに便利なリルート機能。上記のように寄り道していても、リルート機能があれば、最終的なゴールへのルートを再表示してくれるので便利。もちろん、リルート機能は先を急ぐときも便利でした(夜に自宅へ急いで帰る時など)。

地図上のお気に入り地点登録は便利

SIGMA ROX12.0の、お気に入り地点登録機能はそこそこ便利。例えば、自宅をお気に入りに登録しておけば、そこまでのルート検索が一発で出てくるという機能。

使うともう戻れない、STRAVAなどへの自動アップロード機能

今となっては当たり前のこの機能。サイコン単体で、ライド記録を自動でアップロードしてくれる機能はとても便利。昔はPCにつないでライド記録を取り込んでからアップロードでした。コレ、疲れているとめんどくさいんですよね。正直なところ、これが無いサイコンにはもう戻りたくありません。

STRAVA Live SEGMENT機能

走っていてSTRAVAのセグメントに差し掛かると告知してくれる機能。ちょっとこの区間、頑張ろう!という気持ちになって中々楽しい。必須の機能ではないんですけど、ライドにメリハリが出来ます。

パワー自動計算機能

これは SIGMA ROX10.0 というサイコンに搭載されていた機能ですが、パワーメーターが無くてもパワーを計算して表示してくれる機能です。風向きは考慮されないのですが、坂では役に立ちます。ガバガバに見えて意外と楽しいこの機能、もし他のサイコンでも搭載さたら嬉しい機能です。パワメ買うほどのガチ勢でなくても多分楽しめます。

全く使わなかった機能

全く使わなかった機能としては

  • 給水アラート
  • パワーメータ関係の表示(パワメ持ってないので)
  • ラップ機能

です。ですので、要らない機能というより評価できない機能になります。

高性能なサイコンにとって、非常に重要なのはバッテリー

で、高機能サイコンこそ重要なのがバッテリー。ナビを使うと電池を消費するので、明らかに持続時間が短くなる。つまりバッテリーが短い機種だと、長いライドで折角の高機能を使わないで走らなければならないという本末転倒なことが起きてしまいます。

バッテリーを長持ちさせるには画面の明るさの調整が大事!

ディスプレイの明るさを減らしておく対策はできますが、やはり電池は劣化していくので、古くなったSIGMA ROX12.0を丸一日フル活用しようと思うと、どうしても帰り道でバッテリー残量がギリギリで気になってしまうし、途中で切れてしまったこともあります。もちろんモバイルバッテリーで充電することも出来ますが、バッテリーは多いにこしたことはありません。

まとめ:非ガチ勢で欲しいのは、スクロールできる地図とバッテリー

こうしてみると、高性能サイコンの機能といっても、ほぼポタリング(的なライド)にしか活用していませんでした(笑) 走行中に、マップでちょっと先を見るっていうのが一番使う機能。

そもそも、決まったコースを速く走るようなトレーニングばっかりしていた時は、別に地図はいらなかったですし、走ったログをストラバで見る方が楽しかった。※STRAVAの拡張機能は楽しめます↓

そして、地図付きサイコンがポタリングやグラベルライドの楽しみを広げてくれたのは確か。とはいえ、ポタリングを愉しむライトユーザーにとっては、地図&ナビ付サイコンは高すぎるというのが最大の難点ですね(^^;

地図付きサイコンで、こういう道へGO!

実はめっちゃ細かく書いているのがこの紙の地図。既にほぼ廃道の道がガッチリ載ってたりする(というかすでに崩れた隧道も載ってる(^^;)。

旅行に行くならなんだかんだでツーリングまっぷるも楽しいですね。

SIGMA ROX12.0の次に購入したのが、地図がスクロール出来てバッテリーに優れている、ブライトンRider750SEです

実際に走ってみてのインプレ、バッテリーが持つのが非常に素晴らしい!

Rider750SEを購入するにあたってのサイコン比較検討編

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