CARBONEX SLD(カーボネックス SLD)のフレームがあまりにも凄かった件についてです。
YONEX(ヨネックス)CARBONEX SLD(カーボネックス SLD)!圧倒的に軽量なフレーム!
ヨネックス史上最軽量540gのフレームは風で飛びそうな軽さでした(ディスク用のフレームでコレですからね・・・)。
しかも内部も塗装もキレイ!
これまでに自分で組んだFELT FR1のフレームも840gと超軽量で、箱が届いた時に「コレ中身入ってるのかな??」と思ったものですが、YONEXは持ってみたときの軽さが圧倒的。こんな軽いフレームに80kgの人間が乗って壊れないってウソみたいです。
少なくとも 540g のフレームというのは1秒でも早く登りたいクライマーにとって価値のあるフレームであるのは間違いない。
なお、他社ではさらに軽い 498g のディスクロードが開発中の模様…こちらもビックリですね。
手前は498gのディスクロード、奥のISPのフレームは640g
— NOVACORONA (@novacorona_ceo) March 23, 2023
おかしな軽さ。 pic.twitter.com/JYXgUcidY5
また、カーボネックスは、リアのしなりが増えて戻りのスピードが上がっているよう。単に軽さだけではなく、フィーリングの追及も行われているようです。
試乗は出来なかったので、乗り味は不明。正直言うとこれまでのカーボネックスに乗っても、自分にはピンとくることが無かった。単純に重量はめっちゃ軽いけど、なんとなくフィーリング的に惹かれない。というか、「試乗」と言ってもサイクルモードの平坦路で乗っただけなので、本来であればこういうバイクの評価は出来ないですよね。
どうしても短い試乗だと、スペックの数字の軽さばかり注目して、踏み出しの軽さとかそういうのにばかり気を取られてしまう。むしろ注目するべき点である、これでもかと言わんばかりの特殊素材を詰め込んで実現したカーボネックス特有の「しなり」と「伸びのある加速」そして「振動吸収性」。これらはちょっと乗っただけでは、ペダリングのリズムが分かる前に終わってしまう。
この試乗記はそのしなりについて分かりやすく書かれてあると思う。
なおバドミントンのことは全然分からないながら、YONEXのラケットを買ったらめっちゃ飛ぶのでびっくりしました。やっぱりしなりの反発力を使ってよく飛ぶラケットを作っているよう。
息子が欲しいっていうから、バドミントンのラケットを買ったらビックリするほどよく飛ぶ!
— sciff (@sciff2) August 19, 2022
数千円の子供用のラケットでも、100均のとは全然違う🏸
これはカーボンのラケット欲しくなるな… pic.twitter.com/njTYOlZbhE
ちなみにラケットでは初心者向けの「柔らかい」打感のものや、上級者向けの「パワー」を打ち分けやすいものなど様々な味付けのものがラインアップされている。
YONEXのバイクも、こんな感じでHRとかSLDとかのグレードに分けてあるのかな?
そういえばバイクのラインナップの中で特に、GROWENT(グローエント)はマイルドそうなイメージがあります。
頑張りすぎない人に「ちょうどいい」感じがするGROWENTのPV↓
一方で乗鞍を攻めるイメージの CARBONEX SLD
やっぱり、ラケットみたいに初心者向けとか上級者向けとか、意識して作ってるんじゃないか。
ってことで、YONEXはモデルごとに、どの「しなり」が自分に合うのか、味わいながらじっくり登ってみたいバイク。例えばヒルクライムの斜度が変わるポイントで、ダンシングで坂をいなしながら乗ったらどんなフィーリングなんだろうか?ラケットがあれだけ緻密にラインナップされている様子を見ると、「どれくらいのパワー」で「どれくらいのタイミングで踏めば進む」のかまで考えられてるんじゃないかと思う。
持った時の軽さが衝撃的で、どうしてもスペック上の軽さにばかり注目してしまう YONEX(ヨネックス)CARBONEX SLD(カーボネックス SLD)ですが、軽さ以外も重要な注目ポイントでした。
試乗会は結構な頻度で開催されているようです↓
そういえばカーボネックスが世に出たばかりの時の、「YONEXが自転車って??」みたいな印象も薄れてきましたね。
実は、ラケットを見てみた時に「カーボネックス」というモデルがあって、うわ!あの「カーボネックス」がこんな値段で買えるの!?ってちょっと欲しくなった。YONEXのバイクの発売からもうすぐ10年、時を重ねてリスペクトされるブランドに成長したということかな。
カーボネックスSLDが4位の評価になっているバイシクルオブザイヤー2023
ウェブで読めるバイシクルオブザイヤー2023の記事はこちら↓
フレームのしなりが必要な人と、そうでない人がいるということに言及されている本、オールロードバイクレボリューション。
軽量フレームなら780gのスペシャリッシマがフィーリング含めてとても良かったです。自分的には試乗した中でベストクライミングバイク。
試乗したことのあるGIANT TCRは少し古いバージョンですが、ふわっと軽いフィーリングが独特でとても良いバイクと思いました。
当時、色々と試乗して購入したFELT FR1はフレーム重量840g。弱虫ペダルサイクリングチームが使っていました。シャキシャキ感に優れていて TCR ADVANCED より硬めに感じます。
CHAPTER2のHURUは 819gで、上記のどのフレームよりも「剛性感」を感じるフレームです。
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