ディレーラーハンガーを曲げてしまいました!
風が強い日に、立てかけた自転車が転倒!見事にリアディレーラーが地面にクリーンヒット!リアディレーラーに傷がついてしまいました(涙)(上の画像参照)
それに加えて、ディレーラーハンガーを曲げてしまった様子、変速がチャラチャラ言うようになってしまいました。
ディレーラーハンガーを曲げた時の修正の仕方!
こうなっては折角のデュラエース RD9100 でも変速がチャラついて変速スピードが遅くなってしまいます。もしくは変速自体がきっちり決まらない。もはや、5700系の105やSORAの方が変速精度が高い状態です(^^;)これはなんとしても直したいですね。
そのまま乗っていると、ディレーラーハンガーごと、いきなり折れてしまうかもしれませんし(^^;
ディレーラーハンガー曲がりを直すと変速も直る!リア変速がうまくいかないときは、ディレーラーハンガーを曲げてないか疑おう
基本的に、リアディレーラーの変速は、ローアジャストボルト、トップ側のアジャストボルトがしっかり調整できていれば、ワイヤーの張りの調整だけで全てバッチリ変速が決まります。
具体的にはアウタートップから二枚目に変速して、変速レバーを押し込んで変速する直前に3枚目のギアに触れてチャラチャラいうくらいがベストセッティングになります。
それでも全体の変速が決まらないときには、ワイヤーの劣化かディレーラーハンガーの曲がりが疑われます。
ディレーラーハンガーを真後ろから見て、ハンガーの上下の幅が明らかに異なる場合は確実にアウト。ハンガーの曲がりを要修正です。
リア変速の精度を出すためのディレーラーゲージを使おう
さて、そんなわけでたまにしか使わないのですが、ディレーラーゲージを取り出してハンガー曲がりの修正を行いました。
この工具、自分で一回ディレーラーハンガーの修正をすれば、工賃分くらいの元が取れてしまう工具です(笑)
ディレーラーゲージの使いかたを動画で確認
多分言葉で書いてもイマイチ伝わらないと思うので、動画だとこんな感じです。
使い方はリアディレーラーを外して(一瞬意外ですがチェーンがかかったまま外して大丈夫^^ 但し、シフトワイヤーのテンションがかからないように、ワイヤーが緩むトップ側に変速しておきましょう)、リアディレーラーの穴に右上のボルトをねじ込みます。(ここはネジ山をつぶさないように慎重に・・・)その状態で左上の棒の部分をリムに合わせて、ホイールの全周囲にわたって同じ幅であればOKというもの。
原理は超単純ですね。
ハンガー曲がりの程度ですが、ホイール上下(そして左右も)5ミリ以内のフレ幅にしないといけません。
ハンガー曲がりの修正の方法は、この棒に力を入れてグイッっと曲げるだけです(笑)
超原始的ですね。ここは最初は結構ビビりますが力を入れて曲げるしかないです。結構大丈夫なもんです。
もしダメにしちゃったら、大人しくハンガーを買いなおしましょう。
リアディレーラーの変速を自分でやるなら必須の工具がディレーラーゲージ
このディレーラーゲージの使い方、私はサイクルモードのパークツールの工具の使い方講座で習いました。パークツールは、本当に役に立つ講座を行っているので、時間がある方は参加されることをおススメします。
結論としては、リアディレーラーの変速精度には、フレームの精度、特にディレーラーハンガーの精度が重要ということです。よく聞く話で、プロが調整したSORAの方が素人が調整したデュラエースより精度が高いという話がありますが、それはハンガーの精度まで出しているからでしょう(本来は、買ったばかりのフレームや完成車でもやるべきです)。素人でここまでやる人はあまりいないと思いますし。
↓私はPWTのディレーラーゲージを購入して使っていますが、使ってみた感じではやはりパークツールの工具の方が精度が高いような。使用頻度の高いガチンコの人はパークツールを買うことをおススメ、とはいえPWTでも十分です。※PWTが無いのでGORIXを貼っておきます
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