シマノのクランクに46-30Tが実現できるアブソリュートブラックというギアが発売されたり、グラベルコンポですがGRXの46-30Tのクランクが発売されるなど、低ギア比化が進んでいます。
44T-30Tを実現できるスギノのクランクOX901Dは超快適なので本当におすすめなのですが、導入費用が結構高いので(笑)購入できる人は限られるかも。。。
さて、そんなスギノからシマノ純正クランクで50T-32Tを実現できる楕円チェーンリングが発売されているので紹介します。
低ギア比を実現!シマノのクランクで50T-32Tが可能なスギノの楕円ギア CYCLOID(サイクロイド)
このスギノサイクロイド、楕円ギアで34Tと32Tが発売されています。アブソリュートブラックとの違いは、SUGINOはインナーチェーンリングだけの交換になり、アウターはシマノ純正の50Tを使用するということです。本来はFDのキャパシティを越えて不可能なはずの50-32Tですが、変速ポイントは34T相当なので問題なく変速可能であるということ。流石SUGINO!SUGOI発想です!(つまり変速ポイントが楕円の大きい場所の2か所になるので、変速自体は少し遅くなります)
インナーチェーンリングとしてはちょっと高価な1枚11,000円ですが、その価値がありそう。
私は OX901D の 44-30T も持っていますが、シマノ純正のクランク FC R9100 も持っているので、そっち用に1枚欲しい^^
激坂ではペダリング効率UPが効果的
欲しくなっちゃう理由なんですが、特にインナーで激坂(7%以上や15-20%の坂)を登る練習をしていると(下にリンク張ります)、ペダリング効率って大事だなと感じています。 8%ほどの短い坂を10回ばかり上り下りする練習をして、160Wから300Wまで出力アップすることが出来たのですが、急にそんなに筋力がつくわけはなないので、ペダリング効率アップの成果です。(ペダリング効率が30%から60%になれば出力が倍になるので決して不思議な結果ではないです)
そもそも、楕円ギアは自然と下死点で踏まなくなる(力がかかりにくくなる)のでペダリング効率UPするアイテムです。私は練習の時は乱れないでペダリングできるので出力アップできるのですが、普段のライドで疲労してくるとペダリングが雑になってそんなに出力が出せません。。。ここを補完してくれるアイテムとすれば、相当に良いチューンナップと思います。
特に平坦は得意で周りについていけるけど、ヒルクライムになると遅くなってしまう(つまり坂でのペダリングが苦手)ライダーには効果が高いでしょう。
SUGINO製品は結構使っていますが、ケイリンのパーツを作っているだけあって悪いものは無いので、サイクロイドの32Tもかなり欲しいですね~^^
↓amazonのレビューも自分の練習の感覚(8%くらいの坂が楽になる)と合っているので、めっちゃ良さそうです。
結論を言えば、素晴らしい出来である。値段は高いが、今までのチューンナップ歴で効果最大であった。7~8パーセントの坂が、ウソのようにラクになる。10%を超えれば、大部分はエンジン性能の問題だろうが、本当にギヤ1枚分以上は軽くなる
amazonレビューより
↓さらに低ギア比を実現するための楕円チェーンリング、アブソリュートブラック
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