サイクリング・ログも取らないぶらっとした一日の記録です。特別に、どこかを目指そうということも無いような日もたまにはありますよね。
外房いすみ市〜一宮町の特別じゃない日のポタリングの記録
外房エリアの田舎において、見どころがあるとすれば、それは海、もしくは隧道、そんなところかなと思います。しかし、何でもない日常の道や、普段住んでいる場所でも発見があるものです。
いすみ市の田んぼの風景
この日は記録的な豪雨の次の日で、電車は終日運転休止、茂原や大多喜で道路は寸断され、遠くに行こうと思っていた予定を断念することにしました。ということで、気軽に行ける範囲でふらっと出かけました。
この年(2023年)は日照りで、雨の時期に雨が降らず、天水に頼る棚田の人(→大山千枚田の近くです)なんかはとても困っていたようです。そんな、ひび割れた田んぼにも、昨日の大雨のおかげか水が張っています。
稲刈り前の田んぼの様子。まるで原野に自生しているように見える田んぼの絵。
ちなみに、所々にある自然栽培の田んぼ(他の田んぼよりも水蜘蛛が多いと思う)の中をよ~く覗いてみると、絶滅危惧種のニホンアカガエルやゲンゴロウがいたりする。ホタルの幼虫やドジョウの赤ちゃんも見つかったりする。
おとなりの、一宮町の自然食品のお店へ
さて、これまで行ったことの無い自然食品のお店「ゆふぞら」に寄ってみることにしました。外房エリアでは毎日オープンしていないお店も数多く(月1しか開いてないお店もある)、そういうお店には営業日にタイミングが合わないと訪問することすら叶いません。
まるで小さな山小屋の様なお店。睦沢の道の駅近くのカフェ「森喫茶」に似た外観でもあります。
お店の中は宝物のように商品がいろいろな商品が並べられています。
無農薬栽培の小豆。
久しぶりに見たような気がする棒寒天。
あんまり懐かしい気がするので、なんかコレ、家庭科の授業で戻し方って習わなかったっけ??なんてお店の人と話をしました。
ありがたいことに、ご近所の方からの夏野菜を分けて頂きました。
この自然食品店「ゆふぞら」のホームページはありませんが、この辺でちょっと紹介されています。
ところで、私はお気に入りのグリーンカレーを購入。初めて買うこのココナッツミルクは特別らしく、カレーに使うには勿体無いかも?!とのことなので、折角だから少しそのまま飲んでみようと思います。
太平洋のウミガメの卵を守る柵
さて、台風が去った次の日は、だいたい砂浜が荒れているものです。漂着ゴミが多くなるんですよね。そういう時は砂浜のゴミ拾いをしています。ということで海へ。
台風の後にしては、ゴミはそこまで多くないかな??きっと、今回は雨台風で、風が強かったわけではないからですね。
そんなわけでゴミを拾っていて見つけたこの柵。ウミガメの卵を守るための柵です。
千葉にもウミガメがやってくるものです。このあたり、流れ着いた竹が多いから、すこし片付けようかな・・・
しばらく頑張って、一応、亀が通れそうな場所は確保しました。
水辺の見回りと海の水
回りの市町村で洪水の被害がでた後だったので、海の近くの水辺があふれていないか走ってみたのですが、この辺りは大丈夫だったようです。氾濫危険水位だったのですけど無事。
砂浜の砂丘に登ってみた。雲が遠くまできれいだ。
ところで、凄くどうでもいいことかもしれませんが、今日の海の色は青とグレーで分かれていました。増水した川の泥水が流れ込んでいるのでしょう。こんなにクッキリしているのはちょっと珍しいように思います。
わりとこんな感じの外房の日常
決して特別じゃない普通の一日ですが、田んぼや海&ウミガメが気になったり、自然食品店(いすみ市はオーガニック給食なので、自然食品好きな人が多いと思います)に行ってみたり、野菜をわけてもらったりと、この外房エリアに見られるエッセンスが詰まっていた日でした。
自然食品はちょっと高めだけど、調味料を良いのにするのは超おすすめ!
今回購入したお気に入りのグリーンカレーとココナッツミルク。
ところで自然食品ででおススメなのは味噌や醤油、塩、オリーブオイルといった調味料です。体に良いとか悪いとかいう前に、料理がてきめんに美味しくなります。ってことで、美味しいと思った麦みそ(完全にオーガニックってわけじゃないけど)と、愛用しているオリーブオイルを貼っておきます。
このオリーブオイルはお茶漬けにいれても美味です
少しだけ特別な房総のカルチャーに触れるライド
春の季節におすすめのコース
夏ならではのドボンライド
秋は隧道
冬はグラベルへ
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