2024年の5月、内房総アートフェスティバル×OIKAZE×LOVECYCLISTというライドイベントがあったので参加してきました。ちなみにOIKAZEというのは市原の養老渓谷付近にあるサイクリストカフェです。

LOVECYCLIST×OIKAZE企画!内房総アートフェスライド2024!
今回ロードバイクで巡る、内房総アートフェスティバルというのは木更津~市原エリアで行われるアートイベントで、会期中は広いエリアに点在するアート作品を巡って鑑賞するというイベントになります。
公式のWEBサイトはこちら↓

KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)を起点にライド
当日は木更津のクルックフィールズに集合し、海まで行って戻ってくるというコースでのライド。

集合時の様子。いつもの千葉のメンバーとLOVECYCLISTのメンバー、結構馴染んでると思うんですよね。ちゃんと千葉のサイクリストもおしゃれだ。
そんなわけで、クルックフィールズから裏道を繋いで走り出す。なんと、お忍びのサガンも参戦してる豪華ライド!

内房に点在するアート作品を見てみよう
内房の海まで走れば、網をアートにした展示があった。みんなで網の下をくぐってみる。

それを見守るライダー。

実際に伊勢海老漁で網を触ることがある自分としては、アートとしてよりも、網の穴の大きさとか色とかが気になるという事態に・・・こういうのを見てても自分の頭の中はこんな感じだ。
デカい海老かかった💘 pic.twitter.com/kax7zk9BwR
— sciff (@sciff2) December 2, 2024
伊勢海老のせいで、急にLOVECYCLIST感がなくなってしまったから気を取り直そう。
青空の下、写真の撮影会が始まるのがLOVECYCLIST感あるね。

アート自体は海沿いだけでなく各地に点在している。これ、車だと結構行きづらいんじゃないかと思ったりする。つまり、自転車とアートフェスとの相性は悪くない。

一番ビックリしたのがこの場所にあったこのアート。どうやら東京湾のアクアラインを模しているようなんだけど・・・

この黒いの、なんと「醤油」なんですよ!一見、黒いアクリル板かなにかだとお思ったらめっちゃ醤油の香りがする。で、左の部分が白くなってるのは多分、発酵してるから。もともとは両方ともに真っ黒の液体だったらしい。
ところで、醤油というのも千葉県らしいと思う。醤油の産地が各所にあるし、田舎だと自家製の醤油を仕込んでいたりする。
これは実際に手作り醤油を絞って試飲している時の写真。下の茶色い液体が搾りたての醤油で、めちゃくちゃいい香りと芳醇な味がする。

無性に醤油ご飯を食べたくなる。※醤油絞りってこんな感じ↓

アートを見るたびに自分の中でリアルな知識が呼び起こされる。
気を取り直して、次行ってみよう。

町中にある元本屋さんを使った展示があったり、いろいろな趣向がある。なんというか、その土地ならではのもの、これまでにあったものを大事にした展示が多かったと思う。その本屋にポツンとおいてあったのがコレ。

あああああ!!この地図を展示に使うとは!!!
上の地図の中にある謎の二重丸。これ実際にある謎地形なんですよ。
とまぁ、こんな感じで地域のコアな要素まで取り出して展示しているのが「内房総アートフェス」だった。
そんなわけで、アートを見て不思議に思ったら、深堀りすると面白いことが発掘できるかもしれない。
クルックフィールズ内にもアートがたくさんある
さて、木更津でお昼を食べてからクルックフィールズへ。

最後はクルックフィールズ内のアート展を巡る。っていうか、クルックフィールズ内のボリュームが多い!

この図書館の中にもアート。

謎の小便小僧の像。クルックフィイールズ内の展示は現代アート感がある。

実は一番面白かったのはこの竹のブランコ。竹がしなるせいで、ブランコ乗ったときの浮遊感が半端ない。うまく言葉で説明するのは難しいけど、ふわっと浮くような無重力感がある。

で、房総には竹で旗指し物を作ったり、竹細工をしている人たちがいるんですよ・・・(しつこい)
詳しいライドの様子はLOVECYCLISTをチェック!
ライドの詳しい様子はLOVECYCLISTにアップされてるので、実はこっちを見るのが早い。私のブログでは人が写っている写真を使って良いのか???ってことで人が少ない感じですが、本当はもっと賑やかでした↓

で、上の記事中に書かれてあるこの部分、現場に居合わせたものとしてはめっちゃ面白い。
「千葉のサイクリストはガチ勢しかしない」というのは有名な話だが、ここに来て千葉から参加したサイクリストたちが勢いに乗ってトレインをまわし始める。トップスピードに乗ったと思ったらさらに加速していく集団(写真とれない…)。
本当にガチで加速していくトレイン。50kmくらいでも全然走っていく。集団を引きちぎって、それでも加速していく。絶対写真取れない・・・。で、おしゃれサイクリストかと思っていた TATS さんってめっちゃ走れる人でした。
まとめ:内房総アートフェスとロードバイクの相性は悪くない。地域のちょっとコアな要素がアートになっているイベント
ということで、内房総アートフェスってちょっと回りにくいイベントなんですけど、自転車との相性は悪くありません。
そして、地域の特性を活かした展示がある、ちょっと不思議な感じがするライド。こういう展示でもないと、漁師の網に触れる機会なんて無いかもしれない。もし興味が湧いたら次回のアートフェスをサイクリングで回ってみるのも良いかもしれません。

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