CHAPTER2(チャプター2)のRERE(レレ)のインプレ

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CHAPTER2(チャプター2)のエアロロードである、RERE(レレ)に登坂や平坦含めて80キロぐらい乗ることが出来たのでインプレを書きます。 ※今回、縁あって、マイケルライスさんのご厚意でチャプター2のオーナーズライドに参加させていただくことが出来ました^^

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CHAPTER2(チャプター2)のRERE(レレ)のインプレッション

CHAPTER2のエアロロードバイクである RERE(レレ) 。 前回の記事でまとめていますが、 リムブレーキ版とDISCブレーキ版が存在します。今回乗ったRERE(レレ)の仕様は、DISCブレーキ版に167ホイール、SRAMのeTAPで組まれたバイクになります。

逆光ですが、試乗車はこんな感じです。パールモデルは色もキレイ。そしてこの167ホイールは、なんとマイケルライスさんが世界選手権の為に組んでもらったもの!!

CHAPTER2のRERE(レレ)のインプレは、一言でいうとちょっとMな人向けの、楽しいエアロロードバイク!

平坦は最高に気持ち良く走ることが出来ます! エアロロードだけあって、速度を上げてもペダリングが重くなるような、向かい風の影響を受けた記憶が無いし、スルスルと楽しく走れました。

印象としては2016のサーヴェロS3より軽くて速い印象。サーヴェロの方がゴンゴン進んで、チャプター2はスルスル伸びる感じ

※そういや女子チームの Bigla がサーヴェロS3 からチャプター2 REREに乗り換えてますね(笑)

また、そんなに路面状態が良い道では無かったのですが、振動吸収性が良く、微細な振動は気になりませんでした。

コース的にはそこそこのアップダウンのある西伊豆の海岸線で試しています

RERE単体で乗って、発進が重い感じとかは一切ありません(むしろ相当軽い方)が、長年乗っているオーナーの話を伺うと、クリテリウムならTEREの方が良さそうとのこと。両方ともチェーンステー長は405mmなので同じ位かな?って思っていたのですが、このあたりは設計思想的にちょっと違うのでしょう。

カムテール形状を使用したコンパクトエアロのTERE(テレ)。このカラーリングかっこいい!!

またBB周りはリドレーのNOAHほどガチガチではないけど、コルナゴのコンセプトのようなしなりを活かすタイプとも違う。どちらかというと固め。フレーム全体的にもしっかりして固めに感じます(アセンブルされているCHAPTER2のハンドルのMANAが相当固いのもありますね)。ただ、足にくる感じでは全く無いです!(多分固いんだけど、足に来ないように程よく固しなりしてるんだと思います)

剛性の高いチャプター2のカーボンハンドル MANA。良く乗っている人によると、下ハンドルの振動吸収性は良いとのこと。

ですので、登坂でも短い坂なら、負荷をかけて一気に行ったほうが楽です。そんな感じで勢いをキープしたまま走ると最高に気持ちが良く、楽しいバイク。

いま思ったんですけど、現れる坂を、波を乗り越えるように勢いで次々越えていくサーフィンみたいなイメージ。そうウインドサーフィンのニールプライドのようにね。※筆者はサーフィンやったことありません(笑)

ということで、30キロ以上で踏み続けられる足を持っている人や、負荷高めで速く走りたい人、平坦が多いエリア、緩やかなアップダウンが続くコースで速く走るには最高に相性の良いバイクになりそうです。

チャプター2オーナーさんのエアロロードRERE

エアロロードバイクの気になるREREの登坂性能はどうか?

登坂に関して感じたことは、4~5%くらいまでは全く問題なく、速いスピードで登っていけます。10%近い坂になってくると、エアロロードとしてちょっと変わっているんですけど、しっかり振りながらダンシングで登ったほうが気持ち良い印象

回転重視で登るのは、なんとなくしっくりきませんでした。(試乗車なのでサドルポジションの影響もあるかも)

※この点は人によって差がありますけど(^^; もちろんREREを回転で速く走らせる人(=マイケルライスさん)もいます。

試しに登った天城越え!最後は10%の登坂が続きます。

しかし、エアロロードなのに、ダンシングでしっかり振りながら登るのが気持ちいいっていうのは珍しいですね。(写真はインナーローですが、ダンシングでちょっと重めのギアをかけて登ると気持ち良いのは間違い無いです)

このあたり、コルナゴのコンセプトもダンシングしやすいエアロロードで、ウィップがあって、懐が広い感じ。

REREは重心を置くと進む位置があって、そこでバイクを振るとグイングイン進む感じです。だからちょっとMな人向けです(笑)

まとめ:チャプター2のエアロロードRERE(レレ)は速くて楽しいバイク!!

不思議なんですけど、ヒャッハー!!って走りたくなる、乗り味の楽しいバイクです。それもちょっと強度高めで速く走らせることが、メチャクチャ楽しい感じがします!

私は別のバイク(CHAPTER2のAO)に乗っていて、疲れている状態からこのREREに乗り換えたのですが、急に走るのが楽しくなってオラオラ行くぜーっ!っていう気分に変わるという謎仕様

きっと、「柔らかいわけじゃないけど、疲れてきても踏めるようになっている」という剛性バランスということですね。

チャプタ-2のインプレは「楽しい」とか「大らか」とか「他とちょっと違う」という表現が良くでてきます。確かに、勝負の為の冷徹なバイクっていう感じではなく、走るのが楽しくなるバイク(特にREREはCHAPTER2で一番楽しく走れるバイクだと感じました)。ですので、初心者が楽しく走るのにREREを選択するのも良いと思います。空力が良いので向かい風も楽ですしね^^

2023年に発表された新カラーMOANA、なんとリムブレーキ版もラインナップ

後継機のKOKOが発売されていますっが、乗り味は結構異なります。KOKOはより硬くレーシーな印象に。

REREで走るならこういうとこは最高だと思います↓

房総半島ならこちらもいいですね

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