CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)の試乗インプレ

この記事は約9分で読めます。
スポンサーリンク

CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)の試乗インプレです。走行距離は15kmほどです。

スポンサーリンク

CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)の試乗インプレ

CHAPTER2(チャプター2)のKAHA(カハ)に試乗出来たのでインプレです。一言でいうと、並みのロードバイクなんか目じゃないくらい「速い」グラベルバイクです。

これはMike Pryde ご本人のKAHA

KAHAの仕様についてはこちら

CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)のグラベル・レーシングフレームとは何なのか?

一踏み目の最初の印象は「何コレ?随分AOより硬くなったなぁ・・・」という感じ。そこまで好印象というわけではない。平地を少し流す限りだと、硬くないAOで良いやんと思う。しかし、激坂のあるいつもの試乗コースを走ると「なんだコレ、やけに登りやすいな・・・」。

KAHAで小田原の坂を上っていく 試乗車はこのSサイズのKAHA。ホイールはHUNTがアセンブルされています

まず、印象的だったのが KAHA(カハ)の登坂性。CHAPTER2でクライミングが得意なオールロードのTOA(トア)は、ダンシングでギュンギュン登るのが楽しいバイク。この KAHA はギュンギュンというよりも反応が良くて小気味よく登る。まるで軽量クライミングバイクのHURU のような登坂性。しかも足当たりはHURUより良くなっていると感じる。

そう、コレ、グラベルバイク基準の反応性じゃない。ロードバイクとして普通に速い。それでグラベルタイヤを履いてるからグラベルもイケる。そういう感じ。最初にグラベルバイクと思って乗ったのが間違いだった。これはタイヤの太いロードバイクだ。

グラベル・レーシングバイクって「グラベル(も走れる)・レーシングバイク」って意味だったのか。

KAHAはグラベルレーシングモデル、AOはグラベルアドベンチャーモデルに分類されています

CHAPTER2(チャプター2) KAHA(カハ)とAO(アオ)の比較

自分の持っているAOと比べると圧倒的な登坂性。しかも、ダウンチューブとフロントフォークが明らかにエアロ。

ちょっとスクエア形状っぽいAOのフォークと異なり、KAHAはブレード形状をしています。ちゃんと比べてないけど TOA のフォークよりエアロ形状なんじゃないでしょうか。

フロント周りは専用のMANA-GRVL(マナグラベル)ハンドルがアセンブルされていて、これまたAOより明らかに硬い。でも、BBもフロントも、どちらもイヤな硬さじゃなかった。

ケーブルフル内装できる MANA-GRVL は TOA や KOKO にも使える

いやいや、AOもめっちゃ良く登る&めっちゃ良く走ると思ったんですけど、やっぱりある意味「グラベルバイクとしては」めっちゃ速い!みたいなエクスキューズが付いたと思うんですよ(AOは普通のロードバイク並みに登れます=TEREくらいです)。でも、KAHA(カハ)は、並みのロードバイクと比べたら絶対KAHA(カハ)の方が速いよねっていう感触がある。登りでもう明らかにイイ。TOAやHURU並みに登る。AOとTOAとHURUをまとめて一個にしたらKAHAみたいな感じになってる。

このアングルで見ると、AOっぽくもあるトップチューブの形状

じゃあAOのメリットって?って考えると、AOは剛性感がKAHAと比べると控えめなので初心者でも乗りやすいし、乗っていて楽しい。また、KAHAはマオリ模様とかそういうCHAPTER2ぽいディティールは控えめで、デザインもシンプルな感じ。だから、可愛いのが好きならAO

シンプルなデザインのKAHA、このカラーではフォークの内側にマオリ模様とかなかったと思います

また、KAHAだとヘッドチューブからのケーブル内装になるので自分でメンテナンスするにはアレコレめんどくさい(TOAで体験済み)。汎用ハンドル×フルメカニカルでも組めるんですが、やっぱり di2 か SRAMのeTAP が欲しくなります ^^; ※ショップに任せる人は気にならないと思います。

だからAOのケーブルがフル内装ではない仕様はめっちゃ気に入ってる。メンテナンス性が良くてパーツの選択肢が広い。だから、自分みたいにウイングシフターとか特殊なパーツ使いたいとか、自分でメンテしたい、ならAOはとてもいいと思う。

自転車にテント積んで日本一周したいとかでも、AOをフルメカニカルで組む方が安心でしょう。

フラぺで乗っても楽しいAO。ダウンチューブ下の模様もイイ

KAHA(カハ)とTOA(トア)の比較

TOAで同じコースを走った時は、その足あたりの良さと激坂の登坂性に感動しました。KAHAは登り方は違うけど登坂性は同等。表現的にはTOAはギュンギュン、KAHAはキュンキュン登る。KAHAがあれば、TOAもAOも両方要らない。そういう感じのバイク。つまり、凄い

思い出したけど、TOAのコンセプトはどのような路面でも最速で駆け抜けるバイク。そのコンセプトが更に一歩前進したかの様な感じすらある。

最初、あんまりいい印象でスタートしなかったけど、ライドが終わることには超好印象のバイクになっていました

で、太いタイヤを履いているにも関わらず、恐ろしいことにTOAと比べてKAHAの方が発進が軽いような気がする。TOAはリアがしなる感じがあったけどKAHAはTOA程のしなり感は無い。恐らくそれが理由。剛性感はTOA以上KOKO未満。だから登り方で好みは分かれると思うけど、自分はこのKAHA、かなり好き。

サンプルカラーらしいマイキーのKAHA。カーボン柄が見えてカッコいい

とはいえ、そもそもKAHAは太いタイヤ用の設計だろうから、ロードの様な細いタイヤじゃなくて、35c以上を履かせて真価を発揮するジオメトリ―なんじゃないかと思います(実際に試してはないけど)。だからそこまで太いタイヤが要らない人はやっぱりTOAでしょう。あとTOAってちょっと重めのギアでギュンギュン踏みたい人にも向いている剛性感だと思います。

KAHAに多く搭載されている、ダボ穴やストレージについて

ということで、試乗中、ダウンチューブにストレージがあることとか、ダボ穴が多いとか、そういう点には一切興味がわきませんでした。走りそのものがなんだかヤバイ。

一応ストレージもあります。チューブとか入れておけるから絶対便利

自分の印象としては、あくまで「太いタイヤを履かせたクソ速いロードバイク」で、ついでにダボ穴もあるから好きに使ってね!って感じ。ネジを使わないなら外して軽量化すればいい。

ダウンチューブ下のシリコンカバー

CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)の悪路の走破性は他のグラベルバイクと比べてどうなのか?

本当の悪路好きにとってはどうなのか?というと、凸凹の多いシーンでは、発表されたばかりのフロントサスペンションのある GIANT(ジャイアント)のREVOLT X(リボルトX) の方が安心でしょう。

GIANT(ジャイアント)のREVOLT X(リボルトX)。40mmのフロントサスペンションと、25mmのドロッパーポストを装着

また、フューチャーショック(Future Shock)のあるSPECIALIZED(スペシャライズド)のDIVAGE(ディバージュ)の方がKAHAよりどっしりとした安定感&安心感がある。まさに、ザ・グラベルバイクという感じ。

SPECIALIZED(スペシャライズド) DIVAGE(ディバージュ)。フロントフォークに20mmほどのサスペンションがあります。

一方でKAHAはそういったギミックが無い分、走りが軽い。悪路でも軽快感を重視したい人向け。もしくは完全な悪路では太いタイヤを履いて対応しましょうという考え方でしょう。AOでゴリゴリのグラベルを長く下ると、手が痛くなりますが、恐らくKAHAもそういう系だと思います。対応するなら、バーテープの下にジェルを仕込むといいでしょう。

自分のAOには下ハンドルにチネリのジェルテープを巻き込んでいます

ちなみにKAHAも本気でグラベル対応にしたいときは、他社製のサスペンション・フォークを使える設計になっているようです。

まとめ:CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)は「並みのロードバイクよりも速い」グラベルバイク

まとめると、KAHA(カハ)は、「グラベルを走破できるロードバイク」です。だって、並みのロードバイクより速くて、エアロで、坂も軽々登れて、太いタイヤが入る。そんな総合的に「速い」バイクでした。なんでこんなに進化しちゃったのか謎ですけど、自分は結構感動しました。定価は475,000円(税別)ですが、MANAハンドルバー無しだと40.9万円(税別)となるので、この性能ならメチャクチャ高いわけじゃないなと思います。

専用のMANA-GRVLハンドル。省けば安くなりますが、これもセットで剛性感をチューニングしていると思います

注意点としては、KAHAのジオメトリはロードバイクそれとは異なり、リーチが長め。私の場合、AOだとSに乗れたけど、KAHAならXSにします。

マイキーのこのカラー、めちゃくちゃイイ。このマイキーのバイクはLサイズです ※残念ながらサンプルカラーなので売ってません^^;

もし買うとしたら・・・次期 GRXが12速になるだろうから、コンポはソレ。ブレーキは油圧。フロント42Tでリア11-40Tかな。試乗車についてたHUNTのグラベルホイールも良かった。タイヤはグラベルキングの38cか43cあたりを履かせてみたい。そしたらAOは650Bにしようかな。

XSだとこんな感じです。フロントシングルに内装変速のCLASSIFIEDハブの組み合わせもめっちゃ良いと思いました。

って考えてると、もし買ったらあんなにイイと思ったTOAの出番が無くなりそう・・・(^^;。 総じて、KAHAは(価格以外は)万人におススメできるグラベルバイクと思います。ただ、20kmに満たない短い試乗なので、TOAみたいに120kmで3000mUPしたときに楽なのかどうか?というのは不明です。

大阪の K&M CYCLE(新屋号は Backyard(バックヤード)にも試乗車があるようです↓

【試乗車】CHAPTER2の新グラベルロードKAHAのテストバイクをご用意しました
CHAPTER2が最新の規格を搭載した新たなグラベル・オールロードフレーム"KAHA(カハ)"の販売を開始しました。アドベンチャーバイクとして非常に優秀なAOの実質的な後継モデルと

KAHAの特徴的なジオメトリやダボ穴などのチェックはこちら

比較対象のTOAやAO、HURUのインプレ

同じHUNTのホイールでAOとKAHAを比べると、KAHAの方がフロントのトラクションが良い感じがします

コメント

タイトルとURLをコピーしました