Bryton(ブライトン)ライダー750SE を購入したのでファーストインプレです。
- Bryton(ブライトン)Rider(ライダー) 750SE 購入インプレ、なのに辛口レビュー
- Bryton Rider 750SE 購入のきっかけは、サイコンの突然死
- Bryton(ブライトン)Rider(ライダー) 750SE を開封、同梱品などのチェック
- Bryton(ブライトン)Rider 750SEのファームウェアアップデート
- Bryton(ブライトン)Rider 750SE のセッティング
- Bryton(ブライトン)のアプリ、Bryton Activeについて
- Brytonならではの音声検索の精度は高い!
- Bryton Rider 750SE の隠し機能?POIをお気に入り登録できる
- Bryton750SE のナビの欠点(?)というか弱点?
- Bryton 750SEのナビの表示をカスタマイズ
- Bryton750SEのオフラインでのリルート機能はどうか?
- Bryton 750SEのディスプレイの視認性はどうか?
- Bryton 750SEでの改善点、地図表示の滑らかさはどうか?
- ライド後のデータアップは自動でOK
- Bryton Rider 750SE の GPSの精度は上げることが出来る
- スピードやケイデンスの検出スピードは問題ないが、斜度の表示は別メーカーと異なる
- まとめ:Bryton750SEは、人によってはナビ機能が使いづらいかもしれない?
Bryton(ブライトン)Rider(ライダー) 750SE 購入インプレ、なのに辛口レビュー
買ったばかりの BRYTON 750SE。セッティング後にテストライドしただけですが、自分にとっては機能的にちよっとなぁ・・・と感じる点があるので、いきなりの辛口レビューになってしまいました(^^; ※比較対象はこれまで使っていたSIGMA ROX12.0になります。
Bryton Rider 750SE 購入のきっかけは、サイコンの突然死
購入のきっかけは、これまで使っていたサイコンのディスプレイが突然浮いてしまったからです。
原因は恐らく、内部のバッテリーが膨張したのでしょう。バッテリーを交換して修理したいところですが、代わりのバッテリーが入手困難ぽい。ということで新しいサイコンについて調べてみたのがこちら
で、調べた結果、Bryton(ブライトン)750SE を購入しました。iGPSportsも候補だったのですが、事前にアプリを試そうとしたら、何故かアカウントが作れなかった(!)ので候補から外しました。(※後から試したら、WEB版からアカウントを作ることが出来ました) LEZYNEとEDGE130PLUSも発売から年月が立っているので外し、最近ユーザーが増えているBrytonに決定。バッテリーの持ちも良いようですし。
Bryton 750SEはバッテリーが40時間でカラー表示で地図のあるGPSサイコンです。
ちなみに定価は35790円ですが、20%オフだったので28632円。EDGE130PLUSと同等の価格で購入しています↓
【「20%引きクーポン」+楽天ポイント】Bryton Rider 750SE【国内正規品】Bryton(ブライトン)Rider(ライダー) 750SE を開封、同梱品などのチェック
届いたBryton750SEを開封します。これで付属品含めて全部です。
アウトフロントマウントなどは付属しません。
Bryton(ブライトン)Rider 750SEのファームウェアアップデート
開封後、まずはファームウェアアップデートを行いました。
なんと、本体はスマホとアプリ経由で連携するだけでアップデート可能。これはとても便利。一方で地図(OSM)の更新はPCとの接続が必要なようです。
Bryton(ブライトン)Rider 750SE のセッティング
次に、サイコンの初期設定を実施。いきなりですが、ここでアレっ?と思ったのは、下の画面で物理ボタンで左右(バイクの種類)を選べないこと。
いかにも物理ボタンの左右キーで選択できそうな画面ですが、タッチパネルの < > をクリックして選択します。折角の物理ボタンがあるのに、タッチパネルでないと出来ない動作があります。
例えば、速度が表示される画面からこの画面に戻る為には、下から上にスワイプする必要があります。ここの反応はちょっとイマイチ。これも、物理キーの左右同時押しでホームに戻るみたいな動作してくれるともっと良くなると思います。
センサーとの接続はとてもスムーズでした。
Bryton(ブライトン)のアプリ、Bryton Activeについて
このBryton専用アプリ、どうにも表示が垢抜けない部分があります。STRAVAとの連携したコース表示がコレ。マイナーなSIGMAの方が断然見やすい。この辺はブラッシュアップを願いたいところ。
ところで、アプリを使った時のナビは、下の丸の中のアイコンを選択することでコースの選択が出来ます。選べるのは、「自動車」「モーターサイクル」「自転車」「MTB」の4種類。
ただ、これを切り替えてもルートを書き換えてはくれないので、納得いかないコースが表示されたときは、1,経由地から選んだポイントを消す、2,車種を変更する、3,再度ポイントを選びなおすという手間が発生します。もうちょっとUIを煮詰めてくれないものか・・・
ところで、一般的なロードバイク的ライドとしては、「モーターサイクル」を選ぶと良いかも。このあとサイコンにルートを転送すると地図にこのコースが表示されます。「自転車」を選ぶと、きっと通ったことの無い道に連れて行ってくれる系の楽しいナビです(笑)
Brytonならではの音声検索の精度は高い!
Brytonならではの音声検索は確かに出来ると便利。スマホ単体で検索できるサイコンを持っていますが、スマホの画面で単語をうつのは億劫だし、小さい画面で地図をスクロールして目的地を選ぶのも正直言って超面倒。音声入力でパッと選べるのは画期的です。この音声認識はとても精度が良く好印象。
ただし、サイコンから音声ナビを使うときの場合、さっきのような4種類のコースからの選択は出来ず、予め決めておいた方針で作成されます。
Bryton Rider 750SE の隠し機能?POIをお気に入り登録できる
これは知らなかった機能ですが、アプリで検索したポイントをお気に入り登録しておくことが出来ます。
これで、サイコンにもお気に入りが現れて、サイコン側で選ぶことでワンタッチでルート検索が出来るようになります。自宅なんか登録しておけば結構便利かと。
Bryton750SE のナビの欠点(?)というか弱点?
ところでこの750SEのナビですが、比較的、案内が見づらいという弱点があります。
まず、曲がり角まであと何メートルなどのアラート(表示)が見ずらい。但しこれは、あくまで私がこれまで使っていたSIGMA ROX12.0との比較になります。
細かい路地の曲がり角だと更に分かりづらい。
但し、これはBrytonは「地図を見せる」ことが優先、SIGMAは地図を見せることよりも「曲がるポイントを見せることが優先」という違いと思います。
また、SIGMAのサイコンに慣れた身としては、ルートミスした時にアラームを鳴らしてくれないのは、ナビとして問題では?と思います。 →2023年9月のアップデートで音が鳴るようになりました。
逆に音がイヤな人にとっては750SEの方が良い仕様です。コレ、きっと音のON-OFF機能があるとベターでしょう。
また、スマホのgooglemapで音声案内をONにしてポケットに入れておいて、その助けとしてこの地図を使うなら、かなり走りやすいだろうと思います。
Bryton 750SEのナビの表示をカスタマイズ
なお、よく調べてみると、私の様な「曲がるポイント重視」の人向けの表示項目がありました。カスタマイズで表示できる「Turn Info」。日本語だと「ルート情報」。下の写真のように2km先に左折があることを事前に表示してくれます。見てわかるように大きな表示と小さな表示では内容が異なります。
この例で1マス表示だと、「2.0km」と曲がるポイントまでの距離のみが表示されます。
Bryton750SEのオフラインでのリルート機能はどうか?
750SEの魅力の一つである、オフラインでのリルート機能。電波の薄い田舎を走るにはかなり大切な機能。スマホの電波をオフにしてテストしたところ、リルートが機能しました。ちゃんと動作します。
ただ、最初のルート検索をするときは、インターネットが無いとルートを作れずに、エラー表示が出てきて消せないのが煩わしいです。
Bryton 750SEのディスプレイの視認性はどうか?
ディスプレイの見やすさは特に問題無し。
ただ、画面は傷がつくと見えづらくなるので保護シールを買っておいた方が良いでしょう。
Bryton 750SEでの改善点、地図表示の滑らかさはどうか?
750SEで改善しているか気になる、地図の移動&ズームについて。ヌルヌル滑らかな表示とはいえませんが、さほど待たされることもなく、十分に使えます。地図をスクロールさせたいときは一度画面をタップして、手のマークを押してからタッチパネルでスクロールさせることが出来ます。拡大縮小は画面内の+とーをタッチすることで可能になります。注意点としては、2本指でのピンチイン&ピンチアウトは出来ません。
ライド中にちょっと先を見たい、というような用途には十分使いやすい地図です。
ライド後のデータアップは自動でOK
ライド完了後のSTRAVAへのデータアップは自動で行ってくれました。
Bryton Rider 750SE の GPSの精度は上げることが出来る
GPSの精度を選択できますが、公式マニュアルだと、GPS+QZSS+Galieo+Beidou の組み合わせが日本では最高の精度とのこと。この設定になってない人は変えてみると良いかもしれません。ちなみに、私は標準のGPS+QZSS+Galieoでも不満はない精度です。
スピードやケイデンスの検出スピードは問題ないが、斜度の表示は別メーカーと異なる
今回、SIGMAとBrytonの比較を行いましたが、この2機種でスピードやケイデンスの検出&表示スピードはほとんど同じ。しかし、斜度はアルゴリズムが違うのか結構数値が異なります。自分としてはSIGMAの方が正確に思うので、Brytonの勾配検出アルゴリズムは改善の余地があるのでは?と思います。
まとめ:Bryton750SEは、人によってはナビ機能が使いづらいかもしれない?
ということで、基本的なサイコンの機能でいえば、気になったのは自動高度補正がないことくらい。センサーの認識はスムーズ、地図も使いやすいし、サイコン画面を長押しすると、その場で表示項目を切り替えられる機能も便利。
ただ、ナビで曲がり角やルートミスなどをアラームで教えてくれない点が自分にとっては違和感があります。カスタマイズでルート情報を出すことで対応できそうではありますが・・・
ということでこのブライトン750SE、これまで、地図のなかった人がこのサイコンを買えば満足度は高いと思います。「タッチパネルでちょっと地図を動かしたい」という要望の人にはちょうどいい。でも、合う人と合わない人があるでしょう。例えば、音に関する通知機能でいえば、「ターゲットとする心拍ゾーンに合わせて音が鳴る」というような機能は無いっぽい(心拍が高すぎると鳴るアラーム機能はあるが、設定しても音が鳴らない(^^;、アップデートで鳴るようになりましたがイマイチ使いにくい、低すぎで鳴る機能も無い)のでそういうトレーニング勢には向いてないんじゃないかと思います。(コレとは異なるワークアウト機能はあります)
また、どうしてもUIやアプリなどに煮詰められてない部分が見受けられるのがちょっと微妙かな?というのがファーストインプレッション。今後、Brytonを使いこなして(もしくはファームのアップデートで)評価が変わることを期待します。
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実際にライドしてみたインプレ。Rider 750 SEの美点が分かって、ちょっと好印象になりました
サイコンの比較検討2023年度版
この前に使用していたサイコンSIGMA ROX12.0について
安価なインテグレーテッドマウント
GOOGLEMAPで音声案内をONにして、補助にサイコンの地図を見ながら走るのも良いかも
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