BIANCHI VIA NIRONE SORAのインプレ

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今回はビアンキのエントリーアルミロード VIA NIRONE(ニローネ)のインプレをお届けします。FELT FR1を買ってもたまに乗りたくなる自転車です。

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BIANCHI VIA NIRONE(ニローネ)SORAのインプレ

ニローネはビアンキのエントリーのアルミロードバイク。ですのでニローネにしようかクロスバイクにしようか迷っている人もいるかと思います。ですのでエスケープR3のようなクロスバイクとも比較できるように、比較対象を設定してインプレします。具合的には以下が比較対象のバイク、

5万円のメリダのマウンテンバイク

タイヤをスリックにしていますのでほぼクロスバイクです。ちょうどGIANTのESCAPE R3レベルのバイク。フレームはクロモリで重量は11kgぐらい

20万円の上位カーボンロード ビアンキ センプレ 105

いわゆるこれを買っておけば間違いない、カーボンフレーム×105 重量は8kg

70万円ぐらい?フレームから組んだFELT FR1 DURA-ACE ホイールはシャマルウルトラ 

コンポはR9100デュラエース、サドルもカーボンレールのものなど選んでおり、こちらはほぼハイエンド機と言っていいでしょう。重量は6.8kg。

に対抗する

・10万円のエントリーアルミロード BIANCHI VIA NIRONE SORA

ホイールをレーシング7にした状態

になります。コンポはエントリーのSORA9速。さてさて、インプレ結果はいかに??

アルミロード(ビアンキ ニローネ) VS 5万円のクロモリ MTB(メリダ)

まずは、クロモリのMTB(スリックタイヤ化=仮想ESCAPE R3)に初めて乗った時の印象を。

それまでママチャリに乗っていた私には、「やばい!これは速い!最高の自転車だ!!」

とマジにそう思いました。ママチャリで5キロ走るっていうと「えーー?ダルイなぁ・・・」って感じじゃないですか?それがクロモリのMTBだと、「5キロ??全然余裕だし20キロぐらい余裕余裕。」って感じ。これはもう確実にチャリに五万円出す価値があります!正直にいってママチャリしか乗ったことの無い人には、試してもらいたいです。(舗装路を走るならタイヤはブロックタイヤじゃなくて、スリックに変えましょう^^)

完成車状態のニローネ

さて、ロードバイクであるビアンキのニローネ、これは確実にその2倍は楽。MTBで20キロ走る力で40キロいける感じ。やっぱり走行性能は値段なりだなと感じます。つまるところ、ママチャリ5キロの力=ニローネで40キロ走る力って感じです。

自転車をほとんど乗っていない人にニローネに乗ってもらって平地オンリーのサイクリングしたところ、お昼休憩を挟んで、なんと70キロ走ることができました!MTBにも乗ってもらったことろ20キロ位でもういいやってなる感じでした。

ロード欲しいけど私にも乗れるかな~?って心配な人、ニローネなら全然大丈夫です!

アルミロード(ビアンキ ニローネ) VS カーボンロード(ビアンキ センプレ)

おそらく皆さん注目のアルミロードVSカーボンロード。乗り心地やスピードはどんな感じでしょうか。

これ、正直に言うと平地ではメチャクチャ変わるわけではない。。。どちらかというとホイールのレベルアップのほうが差がある感じ。 センプレでも40キロ出るなら、ニローネでも40キロ出ます。ニローネはアルミなので振動吸収性が心配でしたが、全く問題なし(お尻が痛いとか、ニローネ標準のサドルが合わない人は交換してしまいましょう。自分の使った感じだと、アンカーのロードの標準サドルか、フィジークのアリアンテは良いです)。このあたりはロングライド向けのジオメトリや、ケプラーの含まれるカーボンのフロントフォークの効果でしょう。気になる人は空気圧を7気圧か、そのちょい下まで下げましょう。ただどうしても、ゼロ発進や坂でのフレームの重さは感じます。軽快感はセンプレのほうがありますが、逆に言うとフラフラして安定感に欠けるところがありますので初心者向けでは無いです。ニローネの、安心感のある乗り味で突進感というか失速感の少ない方が好きという人がいてもおかしくはない、そういう感じ。センプレに乗ってから、ニローネ乗っても、「アレ?案外走る?!突進感と安定感はニローネのほうが上」という印象でした。

ということでヒルクライムするならカーボンのロードバイクをお勧めしますが、平地の通勤ならアルミロードでOK。本当の初心者女子でもニローネで日光のいろは坂を登れたので、タイムを競わないなら全然登れますよ!

アップダウンも含めて、 ニローネで40キロ走る力=センプレで60キロ走る力 って感じです。

アルミロード VIA NIRONE(ニローネ) VS ハイエンドカーボンロード FELT FR1

ついに10万円のロードと70万円のロードの対決です。

これは流石に70万ロードの圧勝です。FELT FR1(デュラエースとシャマル)の後にニローネ(SORAとレーシング7)に乗ると、かったるく感じます。

ホイールも違いますしね。ひと踏み目からの軽快感がまるっきり別物。振動吸収性などが明らかに上質なものになっています。

ニローネで40キロ走る力=FELT FR1で80キロ走る力 って感じ。

そりゃあこれだけ値段が違って、性能が変わらなければ詐欺ですよね。

ボーラWTOを履かせたときの FELT FR1

とはいえ、ガチガチに攻めたくないときなど、時々ニローネに乗りたいときがあるのが謎なんですけどね^^ フェルトに乗るときはちゃんとレーサー使用の服装で速く走りたい時ですが、普段着で走るときや、そこまでもスピードを求めていないとき(タイム更新を狙っていないとき)、ゆっくりとしたサイクリングの時はニローネを選んで乗るときがあります。

VIA NIRONE インプレまとめ

2020年モデルのビアンキ ニローネ7。インプレ時よりフレームが進化しています。

アルミロードにしては衝撃吸収性が悪くなく、乗り心地もいいです。ポジションもアップライト気味で楽。クロスバイクとは別物で、20万クラスのカーボンロードになら全然勝負できる。ヒルクライムがフレーム重量の差で若干の不利。平地走行では失速感が少なく、気持ちの良さが味わえる。ちょっとホイールとタイヤをグレードアップしてさらに性能をアップしてやりたい。そうなるとブレーキがSORAだと物足りないので105かアルテグラに交換を推奨。とはいえ流石にハイエンドと比べるのは可哀そう。ロードをニローネで初めて、ハマったら中級以上のカーボンフレームに買い替えっていうのはとてもいい選択だと思います。その時は扱いも神経質でなくていいアルミのニローネは、通勤通学用や、お買い物用にすればいいですし。未だにニローネで走りたくなることありますし、ていうか嫁のバイクにしてしまったけど自分のが欲しい(笑)。

2020モデルのニローネSORA。爽やかな白文字^^

ロードバイクってどうかなぁ?と思っているママチャリ層、初ロードバイクには確実におすすめです。

またビアンキにはIMPULSOというニローネより軽量のアルミロードバイクがあり、こちらだと更にヒルクライム性能が上がるでしょう。

補足:SORAってどうなの?

SORA3500ってメッチャめっちゃいいです!105と比べても全然良い(これは私の5700系の105がブラケットのデカすぎる手の小さい自分にはクソだからなんですけど)!3500系のSORAと5700系の105だと、引きも軽いしブラケットの小さ目なSORAでOK。R9100系のデュラエースのあとに乗ってもSORAで十分と思います。カッチリ感は少し減りますが、ここに(一般人にとって)10万以上の差は無いです。変速が遅いと言っても0.3秒も変わりませんよ^^ ただブレーキだけは上位グレードに変えたくなります

既に一世代前になった3500系SORAでも十分な性能!

ロードバイクでキャンプツーリングとかするなら気を使わなくていいSORAを選びます。

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