TOKEN(トーケン) RoubX Prime DISC carbon フックレスリムホイールのインプレ

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TOKENのグラベル用ホイール「RoubX Prime DISC carbon」のインプレです。

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TOKEN(トーケン) RoubX Prime DISC carbon フックレスリムホイールのインプレ

TOKEN(トーケン) RoubX Prime DISC carbonは、フックレスリムを採用し、リム外幅31.1mmリム内側25.3 mmという超ワイドリムのグラベル用ホイールです。スペック詳細については前回を参照してください。

TOKEN(トーケン) RoubX Prime DISC carbon ホイールの回転性能は、メチャクチャ良い!!

回転性能は、手で持って回した時はカンパのちゃんと整備されたUSBに少し劣ると感じていました。しかし、乗ってみるとその評価は一変!!ハッキリ言ってメチャクチャ良く回ります!!

こんな見た目だけど普通に速いです!

恐るべしTOKENのプレミアムベアリング・・・USB越えは確実でしょう。タイヤがグラベルキングなのにヌルヌル転がっていくので驚きです。

リアがスリック、フロントがセミスリックにしていますが、フロントもスリックにしたらマジでロードと変わらない乗り味になりそう

左がセミスリック、右がスリック。やはりセミスリックは少し引っ掛かりを感じます

TOKEN(トーケン) RoubX Prime DISC carbon ホイールの足当たり

以前、BORA WTO 45 が固すぎ、私にはCOSMIC CARBON USTの方が合うということがありました。つまり、2:1組のような剛性重視の組み方より、昔ながらの2クロス組の方が、少し柔らかくて自分の足に合うということ。※くわしくはこの記事↓

ということで、あえてクラシックな2クロス組採用のTOKEN(トーケン) RoubX Prime DISC carbonを注文したのですが、やはり剛性が高すぎることも低すぎることも無く、非常に良い塩梅です。

やはり2クロス組は基本の組み方ってことですね

走らせるのに、パワーが必要なわけではなく、のんびり走っても、速く走っても、楽しく乗ることが出来ます。左右のスポークに、テンション差があるからと言って、必ず悪いホイールになるわけではありません。

雰囲気的にはCOSMIC CARBON USTのタイヤを太くして、回転をメチャクチャ良くしたような感じです。※スポークテンションはMAVICのコスミックカーボンに比べるとかなり高く反応も良いです

TOKEN(トーケン) RoubX Prime DISC carbonの作業性

初めてのフックレスリムということで心配な面もありましたが、作業性は非常に良好

フックレスリムの様子

ワイドリムになるのでチューブレスの相性は良くなるのは当たり前なんですけどね。詳細は取り付け記事にしてあります。

TOKEN(トーケン) RoubX Prime DISC carbonのヒルクライム性能や巡航性能

そもそもフレームが、ディスクフレームである CHAPTER2 の AO に変わっており、これまでの超軽量バイク FELT FR1 と同列に比較することはできませんが、それでもモッサリ感などを感じることはありません。

ヒルクライムでは足残りが良いためダンシングもやりやすく、巡航も回転性能の良さを生かして30キロ以上でも問題無し。ファットリムのおかげで、グラベルタイヤとツライチになることで、空気の引っ掛かりを感じることもありません。とはいえ、タイヤそのものが太いので、エアロ効果自体はそれほどでもないでしょう。

下り性能はCHAPTER2のAOのジオメトリや設計もありますが、抜群に良いです。これまでのどのロードよりも安心して下れます。

一方で横風は怖いというほどのものではありませんが BORA WTO 45 より煽られる若干煽られる気がします。リムハイト33mmとはいえ、タイヤ径が大きいのでリムハイト40mmに相当する感じですね。また、ディスクがある分横風に弱いのは当然ですね。

フックレスリムの空気圧

私の体重は60kgですが、このホイール×グラベルキングTLCで4気圧で走ると固すぎ、3気圧ぐらいで十分に感じています。3気圧でも転がりが重くなる感じがしないし、タイヤが変にヨレる感じがしないのは素晴らしいです。これこそフックレスリムの恩恵。例えば、MAVIC のUSTホイール×シュワルベプロワンで低圧にすると、タイヤがヨレる感じがして気持ち悪いんですけど、フックレスリムは3気圧でも全くそういうイヤさを感じません。

タイヤの空気圧の参考となるのはこちら↓

SRAM | AXS

ワイドフックレスのメリット、エアボリュームが増える→振動吸収性up構造上転がり抵抗が軽減、の恩恵を確かに感じています。

ディスクホイールならではのブレーキの利き方

リムブレーキのホイールとの比較になりますが、ディスクはキャリパーが左側にのみついているので、ブレーキをかけたときに少しフロントが左に引っ張られる感じがします。とはいえ、通常の走行時には全く気にならないレベル。10km以下の低速時にフロント制動のみをグッとかけると、少し気になる感じです。

とはいえ、改めてリムブレーキに乗ると、その微妙に左に引っ張られる感じがしないのが変な感じに思えるくらいの慣れの差です。

まとめ:TOKEN(トーケン) RoubX Prime DISC carbonは、良いグラベル用ホイール

フロントのセミスリックのグラベルキングをスリックにしたら、どれだけ走るだろうと思わせるホイール。今回32cのグラベルキング(重さ276g)で幅35c相当になっています。さらに軽快に走るなら30cのタイヤも適合するので変えても良いかもしれません。

しかし、このホイールが10万円で買えるとは、素晴らしいです(PBKで約10万円でした。)。但し、レーシーに走りたい一瞬の反応性や、シャキシャキ感を求める人は2:1組などのホイール(例えば BORA WTO 33 など)を選択した方が良いかもしれません。

おススメのチューブレスバルブと予備のOリング。

乗っていて不具合があったので修理しました

フックレスリムのメリット、デメリット

ホイールの実測重量など

フックレスリムへのチューブレスタイヤの取り付け

グラベルキングのまとめ

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