CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)!グラベル・レースモデルの発表

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CHAPTER2(チャプター2)のKAHA(カハ)が発表されました。前作のAOから何が変わったのか見ていきたいと思います。

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CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)!グラベル・レースモデルの発表!

CHAPTER2からグラベルレースモデルのKAHA(カハ)が発表されました。私の乗っているグラベルバイクのAOと比べてどのような進化をしているのか見ていきたいと思います。

なんだか房総の山の中っぽい印象のKAHAの写真(笑)

CHAPTER2(チャプター2)のKAHA(カハ)は前作のAO(アオ)から何が変わったのか?

KAHAはスピードを重視したというグラベルバイク。AOとの違いは専用のマナグラベル・カーボンハンドルでケーブルをフル内装に出来る点です。エアロも重視した設計ということでしょう。

AOと異なり、専用ハンドルでケーブルが内装されます。TOAやKOKOと同じヘッドパーツが採用されていそう。

KAHAのダウンチューブはTOAに似た形状に見えるので、エアロダイナミクスもアップデートされていそう。

KAHAのダウンチューブはTOAと似た形状(ちゃんとしたカムテール状)に見えます

因みに前作のAOはダウンチューブが逆カムテール形状なので、空気抵抗は全く意識されていませんでした。

AOのダウンチューブ、当時も何故逆カムテールなんだ?!と思いましたが、かわいいイラストが入っているので気に入っています(笑)

そうそう、BBもAOのBSAとは異なり、TOAと同じT47になっています。TOAとAOでは激坂での推進力に大きな差を感じるので、KAHAはかなり進化しているのではないでしょうか。

最大タイヤ幅は42mmから47mmと太くなる一方で、フォークとフレームセットの合計で前作のAOに比べると約150gの軽量化。シートポストは汎用の31.6mmから27.2mmに変更。更に、サスペンションフォーク対応がうたわれているので相当ハードなライドでも大丈夫なフレームなのでしょう。KAHAはスピード、剛性、軽量化と多岐にわたって進化しているように見えます。

CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)はAO(アオ)よりもダボ穴が多い!

KAHAは、写真を見る限りダボ穴が非常にたくさん配置されています。なんとフロントフォークは片側に4か所。

ダウンチューブ上部にもたくさんのダボ穴。

KAHAはダボ穴が多く、ダウンチューブには工具やDI2バッテリーが入るストレージがあります。因みにAOもダウンチューブにDi2バッテリーが入れられるようになっています

バイクパッキングにも対応し、また、まさにアンバウンドの様な長距離グラベルレースにも対応したバイクということですね。

なお、AOでアンバウンドに参戦した記事がシクロワイアードにあります(笑)↓

Just a moment...

CHAPTER2(チャプター2)のKAHA(カハ)のジオメトリーはリーチが長め!?

ところで、分かりやすいスペック表記ではないのですが、私はKAHAとAOの一番大きな違いはジオメトリーと思いました。

KAHAのリーチは長く、XSサイズ(身長160-170cm用)で377mm。AOのXSサイズだとリーチは355mmでした。なんとリーチが2cmほど長くなっています

ロードバイクであるKOKOでもXSのリーチは365mm。大体これくらいのサイズのロードバイクのリーチは、370mm~375mmが多い印象。だからやっぱり長いかな。

リーチが長いKAHA。AOと違う点としてシートステーがドロップしていません。リアの振動吸収性&トラクションはどう変わったのでしょうか?むしろシートステーはHURUっぽい印象

AOと比べてKAHAはヘッド角(D)が立っていて、フォークのオフセット(J)が大きい。これって、TREKのプログレッシブジオメトリーっぽい設計??参考までにTREKのCHECKPOINTのジオメトリはこちら↓

TREKのCHECKPOINTも、フレームリーチがメチャクチャ長いバイクです

以前、グラベルバイクのリーチとスタックを調べてて、プログレッシブジオメトリが気になった記事↓

CHAPTER2のKAHAは、TREKのCHECKPOINTに似ているのではないか?

グラベルレースと銘打ったKAHAですが、コンセプト的にはダウンチューブストレージやBB下のシリコンカバーなど、TREK(トレック) CHECKPOINT SLR(←こっそりリンク先を見てみてください(^^;)を意識してるんじゃないかな?ギミック的なところを最新トレンドから持ってきた感じ。

見たことある感じのストレージ(AOでも似たようなギミックがありますけど・・・)。工具やDI2バッテリーが収納出来ます

TREKのジオメトリと比べると、BBドロップは浅め、チェーンステーは短め。リアの剛性感を高めて、より軽快感が増す設計なんじゃないかと予想。KAHAのフォークのオフセットは、小さいサイズ用に2種類ありますね。

ダウンチューブのカバーが分かりやすい写真。ヘッド剛性はAOより上がっているようです

勝手な想像ですが、Mike PrydeさんがCHECKPOINTやDIVERGEを見て、コレいいなぁと思ったところをAOやTOAに取り込んで、自分用に超絶カスタマイズして作ったのがKAHAなのかもしれません(笑)

まとめ:CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)はスピードを重視してトレンドを取り入れたグラベルバイク

CHAPTER2(チャプター2)KAHA(カハ)はこうしてチェックする限り、AOの後継機というよりかなり別物の印象を受けました。むしろ前の三角がTOAで、シートステーがHURU?みたいに見えるので乗り味も相当変わっているのではないか。少なくともスピードを相当重視した設計のようですし。

激坂の進みがAOより良くなって、TOAより低速の加速が良いんじゃないかと予想

一方で、最大タイヤ幅は大きくなり、ダウンチューブストレージを採用してダボ穴を増やし、様々な用途への対応力も増していますね。

今度小田原のサイクリングジプシーカフェに行ったときにKAHAに乗ってみたいと思います。

 

前作のAOについて

以前、TREKのプログレッシブジオメトリーについて書いた記事(グラベルバイクをジオメトリを調べてて、気になったので・・・)

その他のグラべルバイクについて

グラベルバイクにおススメのハンドル、ディズナのバンディー2

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