乗っているうちに特性が変わってきた、MICHELIN(ミシュラン) POWER CUP(パワーカップ)TLR のインプレ、これで三回目のインプレとなります。
ロードバイクのタイヤも伸びる!? MICHELIN(ミシュラン) POWER CUP(パワーカップ)TLR のインプレ3
前回、乗り心地について「硬い」と評したミシュランのPOWER CUPですが、乗っているうちに特性が変わってきたので追加のインプレです。1000km以上乗ったら、明らかにタイヤが太くなり、柔らかく快適になっていることに気づきました。
MICHELIN(ミシュラン) POWER CUP(パワーカップ)TLR が、なんとなく柔らかく、快適になってきた気がする
買ったばかりの時は5気圧入れて「硬い!」と感じていたミシュランPOWERCUP。最初、自分で調整するとフロント3.6気圧リア4気圧が適正に感じていました。
それが乗っているうちに、入れたくなる空気圧が変わってきて、最近ではフロントに4気圧以上入れるように。それでも十分柔らかい印象。
そして、当初ミシュランのサイトで推奨空気圧を調べた時に、フロント5bar、リア5.5barで硬すぎてあり得ないレベルだったのですが、試しに今回、5気圧で乗ってみたらアラ不思議!そんなに固くないし、むしろ快適に乗れるようになっています。
これはいったいどういうことでしょうか?
タイヤ幅を実測。同じ5気圧で、タイヤが1mmくらい太くなっている
ここで、慣れたから?気のせい?とかではなく、明らかにタイヤが太くなっていることに気づきました。
購入当初、5気圧を入れた時にフロント28cが30.4mm、リア25cが29.3mmだったところ、今5気圧を入れると、フロント31.5mm、リア30mmあります。つまりタイヤが実測で1mmくらい太くなっています。
そりゃフィーリングが変わるわけです。
ミシュラン POWERCUP や グラベルキングに長距離乗ったらタイヤが伸びてしなやかになった
タイヤが太くなった、ということはつまり、タイヤが伸びたということ。そして5気圧入れても快適に走れるということは、タイヤがしなやかになったということ。
IRCのタイヤもしばらく乗ると明らかに快適で速くなるので、これはIRCの特徴かと思っていたのですが、そうではなく、伸びやすい種類のタイヤがあるということですね。恐らく、タイヤのケーシングの編み方がギチギチなのが徐々に緩んでくるのでしょう。だとすると、太いタイヤのほうがより伸びやすいとも予想されます。
試しに手元のグラベルキング32cのタイヤ幅も測ってみたら、購入時34mmだったのが今は36mm近くあります。
どうやらチューブやチェーンが伸びるように、タイヤも伸びるようです。
まとめ:評価が変わったミシュランPOWERCUP。伸びたタイヤは、これまでより快適で速くなる!
ということで、このミシュランPOWERCUPは、同じ5気圧でも「硬い」という評価から「そこそこ快適」という評価に切り替わりました。ミシュランの推奨空気圧であるフロント5bar、リア5.5barを入れても十分に快適。しかも、最初より高い空気圧を入れられるので、転がり抵抗が減って速くなるということですね。
こうなると、タイヤのインプレも伸びた状態とそうでないタイヤで異なってきちゃいますね~。ということでタイヤの長期インプレでの変化についてでした。
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