チューブレスタイヤのビードが上がらない時の対処法、コンプレッサー要らずのビードの上げ方

この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

チューブレスタイヤのビード上げられない問題。最近のリムが太くなり、タイヤが太くなりつつあることで、フロアポンプでビードが上がらない組み合わせが多くなりました。そんなとき、コンプレッサーや専用の空気入れを買わなくてもビードを上げられる方法です。

スポンサーリンク

チューブレスタイヤのビードが上がらない時の対処法、コンプレッサーではなくCO2ボンベでのビードの上げ方

結論としては「CO2ボンベを使う」ということです。

CO2ボンベでチューブレスタイヤのビードを上げる場合のコツ

これには一応コツがあって、

1,必ずバルブをまたぐようにビードがあることを確認する

→たまによくあるのが、バルブの上にビードが位置するケース。これはCO2ボンベやコンプレッサーを使っても絶対に失敗するパターン。必ずビードの位置を直して、バルブの上に乗らないようにしましょう。

2,ビニールテープなどで目止めを行う

→どうしてビードが上がらないのかというと、「入れる空気<漏れる空気」だから。ですのでタイヤから空気が漏れないように、タイヤとリムの間にビニールテープを貼って目止めしてしまいましょう。ビニールテープは100均のモノでもなんでもOK。そうすれば、CO2ボンベでビードを上げることが出来ます。

理論的にはフロアポンプでもビードが上げられるのですが、その場合はかなりしっかり目止めしないといけないので面倒。それなら「適当に目止め」してCO2ボンベで一気に空気を入れたほうが圧倒的に楽です。

この適当に目止めする目安としてはリムの1/3~1/2周。バルブコア付近を目止めするだけでも効果大ですが、リムの1/3周位を目止めすればほぼ失敗が無くなります。。

すると問題なくビードが上がってOK

うちにある内幅23mmと25mmのフックレスリムホイールに28c~40cのタイヤを組み合わせて履かせてますが、全てこのやり方で問題なくビードが上がっています。

チューブレスタイヤにCO2ボンベを使うときの手順まとめ

作業手順をまとめると以下

  • チューブレスタイヤを嵌める
  • バルブにビードがかかってないか確認(重要)
  • テープで目止めする
  • CO2ボンベでビードを上げる
  • 一度空気を抜いて、バルブコアを外してシーラントを投入する
  • バルブコアをして、フロアポンプで空気を入れる

これで完了になります。慣れるとあっという間に終わる。

これはZIPP303s×IRC RBCC S-LIGHT28cの組み合わせ

補足として、シーラントを入れてからCO2ボンベを使うのは私はやりません。シーラントによってはCO2ボンベで悪影響を受けるものがあることがその理由です。

フックレスリム×チューブレスタイヤのビード上げにはほぼ必須なCO2ボンベ

ところで、昔のナローリムでチューブレス対応リムの場合(シャマル2way-fit や BORA WTO、MAVICのUSTホイールなど)、目止めなんかしなくてもフロアポンプだけで上がったのですが(※但しタイヤを嵌めるのもキツイ)、最近は緩めの組み合わせが増えたからか、ほとんど目止めとCO2ボンベが必要になってしまいました。少なくともZIPP303SやTOKENのグラベルホイールでは、フロアポンプでビードが上がった例がありません(^^;

リムがC17のときに目止めが必要だったのは、クリンチャー用のBORA35にVELOFLEXのチューブレスタイヤを取り付けた時(要は完全にメーカー推奨外の組み合わせ)くらいでした

使いやすいCO2ボンベはこちら

ところで、CO2ボンベはこれが一番使いやすいです。流入量調整のバルブがついている(基本的に全開にしかしないけど、これがあるのでエアを注入するタイミングを決められる)のと、バルブの口金にねじ込みが出来るのが特徴で、失敗しづらいインフレーターです。

C02ボンベはいつもこれを購入しています。割安。ちなみに、全開でエアを入れてもタイヤが吹っ飛ぶようなことは無いのでご安心を。

使ったことないですが、ヘッドがセットのタイプもあります↓ ただ、これより少し高くなりますが、上のマルニのタイプの方は長く使っても大丈夫なので、オススメです。

ブースターもありますが、結構高くなるので頻度が高く無ければCO2で充分かと

コメント

タイトルとURLをコピーしました