チューブレスタイヤにつきもののチューブレスバルブ。昔は専用品が用意されていましたが、今では汎用品を使うことも多くなりました。ということで、このチューブレスバルブの違いについて述べたいと思います。
チューブレスバルブのトラブルと、チューブレスバルブの違いに関する豆知識
チューブレスバルブの違いと言ってもいろいろあります。リムの中に入る部分がかまぼこ型か丸型か?という違いもありますが、かまぼこ型は専用品(カンパニョーロやマビックなど)が多い印象。今回は丸形について述べます。
チューブレスバルブの穴がシーラントで詰まってしまうケース
下に3つのチューブレスバルブがあります。この画像を見ただけで、パッと分かる違いがあります。

明らかに穴のサイズが違いますね。これ、一番右の穴が小さいバルブは、使っている中で一度シーラントで完全に詰まってしまいました。

こういう時のために、トピークが工具を出しています。
で、この穴の小さいバルブは、ZIPP純正のバルブなのですが、穴の大きい二つはそれぞれ、IRCの旧型と新型のチューブレスバルブになります。穴が小さいほうが新型ですが、これは、台座のゴムの形が改良されたためでもあります。
穴が大きいタイプとしてはパナレーサーのチューブレスバルブがあります。サイドにエアホールがあるという構造。

ということで、純正バルブでシーラントが詰まりやすい場合、穴が大きい汎用品に交換することで解決するケースもあるでしょう。
チューブレスバルブが折れるケース
チューブレスバルブが折れるケースが稀にあります。下の画像のバルブは、バルブコアのねじ切りあたりから折れてしまっていて、再利用が出来ません。

要因としては「劣化」と言えますが、一つ明らかに注意したほうが良いのは、アルミ製のチューブレスバルブに対して、アンモニア含有のシーラントは腐食させる恐れがあるということ(少なくともIRCやパナレーサーのバルブはアルミ合金製です)。こうならないために、アンモニアフリーを選ぶのも一つの手でしょう。
VITTORIAのユニバーサルシーラントはアンモニアフリーで比較的安価です↓
バルブ折れを気にするなら、耐久性を重視した真鍮製のバルブもありますね。
絞め込む部分のOリングの劣化
Oリングが劣化してエア漏れするケースもあるでしょう。ゴム製品なので、下の画像のように劣化したOリングはスカスカになってしまいます。

この対策としては、汎用品のOリングを持っておくことで回避できます。
ただし、ここまでボロボロになるほど使った場合は、普通その他の部分かなり経年劣化しているでしょうから、チューブレスバルブそのものを交換してもいいかなと思います。
まとめ:チューブレスバルブの穴の大きさと素材に注意しよう!
ということで、チューブレスバルブってリムとのサイズ合わせはもちろんですが、シーラントとの相性もあります。チューブレスバルブを選ぶとき、迷ったら穴の大きいバルブを使うほうが安心でしょう。また、シーラントはアンモニアフリーを使えば間違いないでしょう。


































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