さて、皆さん、普通に雨の日にロードバイクに乗ったことありますでしょうか??
ライド中にぱっと降られたとかそういうことはあると思うのですが、敢えて雨の日にロードに乗るということはあまりないかも。
明らかに雨でビチョビチョになってしまう姿しか予想できませんよね!?しかし対策をきちんとすれば、実はほとんど濡れずに走ることも可能です。
雨の日に濡れずにロードバイクに乗る為の装備
夏の雨は正直に言うと結構大丈夫なんですけど秋~冬の雨は、濡れると体温を奪われてしまうのでヤバいです。完璧な防護のための装備を紹介します。
雨の日はやはりゴアテックス製のレインウェアが最強!
私はモンベルの登山用のゴアテックス製のレインウェア、「レインダンサー」を愛用しています。これを上下着ればまず大丈夫。(視認性の為にオレンジ色を着ています^^)
上下合計で27000円。登山用のレインウェアと思えば安いのですが、普通の雨具として考えると「高っ!!」て感じだと思います。しかし、これは雨具のアルテグラですのでこれくらいするのです。ちなみに雨具のデュラエースは「ストームクルーザー」というモデルで上下で38000円になります。(登山中に雨で濡れると、マジで生きるか死ぬかという事態に陥るので、この性能でこの価格は安いのです。一度一万円くらいの雨具で登山して、雨具の性能不足と自分の判断力不足で死にかけました(^^;)
本来は モンベルに、サイクル用のゴアテックス・レインウエアがあるのでそちらがおすすめです。しかし、登山用にもっているレインダンサーでも一向に問題はありません。
ついでですが、モンベルでこれくらいの商品を買うときは、是非モンベルクラブ会員に入っておきましょう。5%のポイントが付きます。
安く済ませるのであれば、amazonにあるミズノのベルグテックも登山用で長くラインナップされているモデルなので、恐らく大丈夫でしょう。また、プロモンテもゴアテックス製なので、悪くないでしょう。この辺りは、きっと105くらいの性能だと思います(笑)
雨の日の手の防護はウインドストッパー製のグローブがおすすめ
レインウェアで胴体は守ることが出来ました。しかし末端部分の保護がまだです。
手と足、それから顔の防護もしっかりしないといけません。
手はアウトドライ製のグローブが最高に快適です。私が使っているのはこちらのモデル。
こちらもモンベルの登山用を愛用しています。サイクル用もあるので、自転車にはそちらが良いでしょう。ノーマルの防水手袋と、アウトドライ素材の違いは、使ってみると本当に大違いです。
裏地がサラサラなのが、アウトドライ。裏地がジメジメしっとりしてきて不快な感じがするのが通常の防水手袋です。この違い、着心地にとっては実に大きな違いです。
どうやらこのアウトドライグローブはディスコンのようです。良いものがアウトレット価格で手に入ります^^↓
手が濡れても平気かもしれませんが、快適性には大きく差が出るところ。末端を濡らすとかなり熱が奪われるので疲労が早くなってしまいます。
頭部を雨から守るには、出来ればゴアテックス製の帽子も併用
次は頭部です。頭部は一番熱が奪われるとヤバい場所なので重要です。また、レインウェアにフードがあるんだけど、なんかイマイチ快適じゃないんだけど・・・という状況に陥りがちです。
購入したレインウェアと頭部のフィット感次第ですが、これを解決する方法は、「フードを被った上からさらに防水の帽子をかぶる」です。
これで頭の防護は完璧になります。
雨から目を守るのに、もちろんサングラスも必要
雨の防御にサングラスも必要です。ライトな雨の日はオークリーのプリズムローライトもお勧めですが、完全な雨の日は、ノーマルのクリアレンズのほうが私は走りやすいです。
サングラス以外の部分の顔はどうしても濡れてしまいます。ここはやるならバラクラバ(いわゆる目出し帽)がありますが、かなりの不審者になるので、まだ試したことはありません。
雨の日のロードバイクの足元は、ビンディングシューズではなく、長靴!
ビンディングシューズにシューズカバーだとどうしても浸水します!!特に足裏からの浸水はカバーしきれません。ですので最強は長靴!!
これで絶対に濡れない!絶対に濡れたくない人には、マジで長靴を推奨します。長靴は、重いもの軽いものでかなり差があるのでロード用なら軽いものを選びましょう^^
そして長靴の上からレインパンツを被せれば、もはやどこからも浸水しません!!
ソール剛性が足りない人は、 カーボン製のインソールであるソールスターコントロールを入れましょう(笑)
いや、長靴はちょっと・・・という人は、シューズカバーをしたうえで、防水ソックスを履くのも良いでしょう。
雨の時のロードバイクの定番、ASS SAVERは必須アイテム!
リアの ASS SAVER はやはり必須アイテム。
できればフロントフェンダーも取り付けるとベストです。顔面の防御力が一気に上昇します!ロード用には、マジックワンから発売されている簡易フェンダーがあります。
雨の日は、出来ればウェットグリップの良いタイヤを履こう
路面がウェットだとやはり滑りやすいので、急制動などを避けるため安全運転を心がけます。
できればウェットグリップに強いタイヤを履くと良いです。難しければ、若干空気圧を下げるなどして対応しましょう。チューブレスだとRBCCやFUSION5がおすすめです。
雨の日のロードバイクの装備まとめ
以前、ライトな雨の日対策を書きましたが、今回はガチンコの雨対策でした。
本当にこの装備で走るとマジで全く濡れません。20キロくらいの通勤用なら余裕です。私自身、100キロなどは試したことはないのですが、20キロでも顔くらいしか濡れないので、時々顔のしずくをぬぐってやれば、100キロもまず大丈夫だろうと思います。
雨の日も意外に楽しく走れるので、雨の日のライドが好きになるかもしれません^^
長距離走る際の重要なポイントは、ゴアテックスといえども透湿性能を超えた汗は放出できないのでウェアリングをコントロールしつつ、汗でビショビショにならない強度で走ることです!
雨の日の後はリムが真っ黒になりがちなので、リム掃除を忘れずに・・・ブレーキシューが乾く前に拭いておくと少し掃除も楽です^^
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